2Oct
毛穴の角栓は、洗顔だけでは除去しにくいですが、肌に負担をかけずにできる効果的に角栓を取る方法は?オロナインで取る方法が話題になっていますが、安心なのは皮膚科で除去する方法なのでしょうか?
毛穴に角栓が詰まるとは、ポツポツと毛穴が目立っていて、気になります。ついつい押しつぶしたり、無理に除去したりしまいがちですが、角栓は無理に取ってはいけません。また頬と鼻では原因が異なるので、注意が必要です。
毛穴の角栓の問題点は?
毛穴トラブルは、年齢問わず悩んでいる人が多い肌トラブルの一つです。
毛穴トラブルの一つに、『角栓』があります。
角栓とは古い皮脂や汚れなどが合わさったもので、ポツポツ毛穴の原因となっているものです。角栓は汚く見えるだけでなく、メイク乗りを悪くするなど、美肌を目指す人にとって良いことはあまりありません。
では、角栓の問題点とは何があるのでしょうか。
まずは、毛穴に角栓が詰まることによって『毛穴を広げてしまう』ということが上げられます。角栓によって毛穴が開くため、余計にポツポツと目立ってしまうのです。
参考⇒毛穴の開きの原因は改善方法!【口コミで人気の化粧品は?】
また、角栓=汚れなので何度も洗顔をしてしまい、乾燥肌になってしまうという問題もあります。
毛穴の角栓にはオロナイン?
皮膚疾患の万能薬とも言われる『オロナイン』は、みなさんもご存じだと思います。
実はこのオロナインが、毛穴の角栓に対して効果があると言われているのです。
オロナインパックというのを聞いたことがありますか?
参考⇒オロナインパックはニキビに効果的!【角栓もゴッソリ取れる?】
毛穴の角栓の気になるところ(鼻など)にオロナインをやや厚めに塗り、10分ほど放置したあと洗い流すというとても簡単なやり方です。
このあと毛穴パックをするというやり方もあるのですが、毛穴パックは少なからずお肌に負担がかかりますのであまりおすすめはしていません。
オロナインパックを流すと、ざらざら感がなくなってつるつるの肌になれているはずです。
なぜオロナインで毛穴の角栓が取れるのかというと、オロナインには角栓を柔らかくする働きがあるのです。固い角栓を取るのは大変ですが、柔らかくなれば取れやすくなりますよね。
オロナインには殺菌作用もありますから、ニキビの予防にも効果がありますよ。
角栓は取っちゃダメ?
毛穴の角栓をピンセットで取る人がいます。確かにこの方法はとても簡単ですが、肌に悪いということは言うまでもありません。炎症を起こすこともあるので、絶対にやめましょう。
また、市販の毛穴パックなどでバリバリ取るのもおすすめしません。
皮膚の表面は0.2mmほどしか厚さがありません。それほど薄い皮膚にシートを貼って無理矢理剥がすのは、肌にとって負担でしかありませんね。
角栓を無理に取ると、新たな角栓が詰まりやすくなるなどのデメリットもあります。
毛穴パックをした直後はスッキリしても、翌日にはまた角栓が目立つというのは、これが原因なのです。角栓が悪化する原因にもなりますので、無理にとるのは絶対にやめてくださいね。
肌のターンオーバーを促したり、角質をためないケアをすることが大切です。
参考⇒ターンオーバーの促進方法!【食べ物やサプリの効果は?】
除去方法は?
そもそも角栓とは皮脂や汚れが合わさったもので、指でつまむとニュルッと出てくるあれがそうです。
なんだか気持ち悪くてついつい潰してしまいがちですが、先ほどお話したとおり無理に取ることはやめましょう。
お肌に負担をかけずに角栓を除去する方法にはいくつかありますが、ここでは『自分で』除去する方法について説明したいと思います。
自分で角栓を除去するには、毎日のケアがとても大切です。お肌に負担をかけないために、洗顔の前に蒸しタオルで毛穴を開いて角栓を取れやすくしましょう。
参考⇒蒸しタオル洗顔で毛穴とニキビ対策!【効果的なやり方は?】
刺激の少ない洗顔料をしっかり泡立てて洗い、ノンオイリーの化粧水で整えます。
ときどき、スクラブなどのピーリングを使っても良いと思います。
毛穴の汚れをとったあとにきちんと引き締めること、それが角栓の除去には欠かせないのです。
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皮膚科で対応するの?
毛穴の角栓は、皮膚科で対応することも出来ます。
ただし、その場合は保険適用外(自由診療)になる可能性が高いので、費用についてはあらかじめ相談しておくことをおすすめします。
皮膚科での治療は、主に『ピーリング』になります。
ピーリングとは、酸を使った薬剤で角質を剥がす方法です。
- ターンオーバーの促進
- 肌の新陳代謝能力を引き出す
- 角栓を除去してニキビをできにくくする
などのメリットがあります。
ピーリングには、
- 『ケミカルピーリング』
- 『レーザーピーリング』
- 『ホワイトピーリング』
などの種類がありますが、肌にやさしいホワイトピーリングがおすすめです。
参考⇒ケミカルピーリングの効果的な回数や料金は?【ニキビ跡にも!】
天然素材で作られているピーリング剤なので肌への刺激が少なく、敏感肌の人でも使うことが出来るのです。
黒ずみの原因に?
毛穴に角栓があるということは、『毛穴に皮脂が詰まっている』状態と言うことです。
黒ずみは、毛穴に詰まった皮脂が紫外線などで酸化してしまうことが原因です。
ですから、毛穴に角栓があるということは黒ずみが出来やすい状態と言えるのです。
だからといって、角栓を無理に取ることはしてはいけませんね。
黒ずみを防ぐためには、毎日のスキンケアをしっかりするだけでなく、『紫外線対策』を怠らないようにしましょう。
特に4月や5月は真夏並みの紫外線が出ています。対策をせずに外出してしまったら、一気に毛穴が黒ずんでしまいますよ。
日焼け止めやUVカットのファンデーションを使うなど、紫外線対策はしっかりと行いましょう。
また、ビタミンC誘導体配合の美容液などでパックをするのもおすすめです。
鼻の対策法は?
角栓が目立つ、気になるという人の多くは、鼻の毛穴の角栓で悩んでいることが多いです。
参考⇒小鼻の黒ずみの原因とケア方法は?【ブラシ除去も効果的!】
鼻は皮脂の分泌が盛んなTゾーンでもありますから、そもそも他のエリアよりも角栓が出来やすいのです。
黒ずみになることも多く、その見た目から『いちご鼻』とも呼ばれていますね。
参考⇒いちご鼻の治し方は綿棒にオイル?【洗顔などでも対策!】
鼻の毛穴の角栓の対策としては、やはり毎日のケアがとても重要です。角栓をしっかりと目立たなくするには、それなりの時間がかかるのだと思います。
オイルクレンジングなどでゴシゴシと擦ったりマッサージをする人がいますが、角栓にはあまり効果がないそうです。
肌の負担となりますからやめましょう。
タンパク質系の汚れを落とすピーリング(スクラブ)や、酵素洗顔を定期的に行ってみましょう。
毎日使える、マイルドなパパイヤ酵素洗顔がおすすめです。
参考⇒パパイヤ酵素洗顔の効果は?【肌トラブル改善の口コミ多数!】
頬の対策法は?
頬の毛穴の角栓は、肌がたるむことが主な原因として考えられます。
参考⇒頬のたるみはエクササイズで改善!【ブルドッグの原因?】
肌がたるむことで、重力によって毛穴もたるみ、毛穴が開いたままになってしまうのです。毛穴が開いているということは、角栓が出来やすいということですね。
この場合は、毛穴対策はもちろんですが、『たるみ対策』をすることが大切です。
年齢とともに肌のコラーゲンは減少していきます。これはある程度は仕方のないことですが、しっかりとケアをすれば防げるものでもあります。
真皮層のコラーゲンやエラスチンが減少していくのが原因なので、基礎化粧品でこれらを補ってあげましょう。
参考⇒コラーゲンが不足する原因は加齢?【爪や髪にも症状が!】
また、普段からよく笑うなど表情筋を鍛えることも大切です。
大きく口を開けて話す、表情豊かに過ごすなど、特別なことでなくても表情筋を鍛えることは出来ますよ。
もちろん規則正しい生活も心掛けてください。
睡眠不足は肌のターンオーバーを乱す原因になってしまいます。
参考⇒肌のターンオーバーが乱れる原因と改善方法は?【早くてもダメ!】
外側からも内側からもしっかりとケアをして、角栓のないキレイな肌を目指しましょう!
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毛穴の角栓の除去方法は?【鼻や頬の黒ずみの原因に!】のまとめ
毛穴に角栓が詰まると、ポツポツと目立ってしまいますが、無理にとったりすることは肌に負担がかかるのでやめましょう。ゴシゴシ擦ったりするにも角栓には効果はないようです。毎日のケアを継続的に行いましょう。また、頬の毛穴の角栓は、たるみが原因であることも考えられます。毛穴対策だけではなく、表情筋を鍛えることも大切です。
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