16Jun
シミができる原因は紫外線があげられますが、ストレスや食べ物、そして毎日の化粧品も原因になっていることがありますので、シミの原因を知りできないように対策していくことがポイントです。
シミの原因は紫外線だけではなありません。ストレスによるターンオーバーの乱れによるものから、メイクや洗顔の際にこすってしまい摩擦でシミになることも考えられます。体の内側から外側までしっかりとケアすすことがシミ対策には重要です。
シミの原因は?
シミができてしまう最大の原因は紫外線だといわれています。
紫外線を受けると肌内部のコラーゲンやエラスチンなどの弾力成分が傷つけられてしまい、メラニン色素が生成されます。
メラニン色素は、肌を刺激から守るために生成されるものです。
日焼けした肌が褐色になるのは、刺激を受けた肌が紫外線から肌を守るために肌内部でメラニン色素が生成されて、ターンオーバーによって肌表面にメラニン色素が現れたために起こる現象です。
紫外線以外のシミの原因は、
- 肌の乾燥
- ニキビ
- スキンケアなど
があります。
乾燥した肌では、ターンオーバーによるメラニン色素の排出がスムーズに行われず、肌にとどまってしまってシミになりますし、そもそも乾燥自体が肌に刺激を与えてしまうので新たなメラニンを生成することにもなります。
参考⇒乾燥肌は体質改善で治る?【化粧水やクリームの選び方は】
ニキビも肌が炎症を起こしてしまい痕が残るとシミになりますし、スキンケアで肌を強くこすったりするのもシミの原因のひとつです。
シミとストレスとの関係は?
シミの原因とストレスには密接な関係があります。
ストレスというと直接シミには関係なさそうな感じもしますが、シミの原因がストレスによって引き起こされることもあるのです。
ストレスを受けると、内臓や胃腸の機能が鈍ることは知られていますが、それによって自律神経が乱れ、ホルモンバランスも乱れてしまいます。
参考⇒女性ホルモンの増やし方は?【豆乳や食べ物で不足を補う!】
女性の肌は生理周期などからもわかるように、ホルモンバランスの影響を大きく受けて状態が変化しますよね。ホルモンバランスが乱れると、肌のターンオーバーが遅くなってしまいますし、様々な肌トラブルを引き起こす原因にもなるので、シミができてしまう可能性も高まります。
参考⇒肌のターンオーバーが乱れる原因と改善方法は?【早くてもダメ!】
また、ストレスによって体内の活性酸素が過剰になると正常な細胞まで攻撃を受けてしまい、メラニンの生成を促し、シミの元を作ってしまいます。
つまりシミの原因とストレスには切っても切れない関係があるのです。
参考⇒シミを消したい時の対策法は?【クリームや馬油が効果的!】
食べ物も関係ある?
普段何気なく摂っている食事の中にシミの原因になる食べ物があるのをご存知でしょうか。
顔にできるシミは、食べ物が原因の場合もあります。
中でもシミの原因になる食べ物には
- 白砂糖
- カフェイン
- 保存料
があります。
白砂糖は、シミとは無縁のように思える程白い食べ物ですが、直接シミを作ってしまう原因とも言われているので、過度の摂取は注意が必要です。
参考⇒糖化は肌の老化を早める?【食べ物とスキンケアで予防!】
さらに、身体を冷やしてしまう働きがあるため、代謝が悪くなってしまうという特徴もあります。
つまり、体内で生成されたメラニンが排出されにくくなるので、シミができやすくなることになります。
また保存料には、添加物が多くシミの原因になることも多いので、注意が必要です。
紫外線は天敵!
シミができる最大の原因は紫外線です。
紫外線を浴びて、真皮層まで到達すると、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を維持する成分を破壊してしまいます。
肌が外部から刺激を受けるとメラニン色素を生成してしまい、それが肌にとどまるとシミができてしまいます。
通常の健康な肌では、メラニン色素が生成されても、肌のターンオーバーによってメラニンが排出されるのでシミはできにくくなりますが、
- 加齢
- ホルモンバランスの乱れ
- 体調
などにより、ターンオーバーが遅くなると、メラニンの排出がスムーズではなくなってしまい、シミができてしまいます。
シミ対策では、メラニンが異常に生成されるのを防ぐための紫外線対策とターンオーバーを正常にするためのケアが大切だといえるでしょう。
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活性酸素も!
シミの原因のひとつと考えられているものに活性酸素があります。
活性酸素が増えると細胞を酸化させてしまい、それが老化を引き起こすといわれています。
金属が酸化してさび付いてしまうのをイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。
そもそも活性酸素は人体を守るために生成されるものですが、増えすぎてしまうと健康な細胞にも攻撃してしまうという特徴があります。その際にメラニン色素が生成されてシミの原因になってしまうことがあるのです。
また、活性酸素には、肌にある脂質を酸化させた過酸化脂質を作ってしまうことがあります。
過酸化脂質は体外へ排出されにくいという特徴があるため、そこにメラニンが集まると将来的にシミを引き起こしてしまいます。
摩擦も原因の一つ
シミ対策で念入りなスキンケアを行う女性は多いのではないでしょうか。
しかし、あまりに念入りに力をこめたスキンケアは、逆にシミの原因になってしまうことがあるので注意が必要です。
美肌の基本は洗顔ともいいますが、肌をキレイに洗うためにゴシゴシ洗ったりしていませんか?
シミの原因には摩擦も大きく関係しています。
シミの原因のひとつである摩擦は、肌を強くこすったときに、肌の表面や細胞が傷ついて活性酸素が作られ、それが増加することによって攻撃される細胞を守るために生成されたメラニンを蓄積させてしまいます。
キレイに洗うための洗顔で、強い摩擦を肌に与えるのは美肌とは縁遠いことなのです。
洗顔時には、よく泡立てた泡を肌の上で転がすように洗い、きれいに洗い流すことが大切なのです。
古い化粧品はNG?
シミ対策をする上で大切なことといえば、スキンケアです。
シミのない肌を作るためにはスキンケアは欠かせませんが、一向に改善されない、むしろシミが目立つようになったという場合は、シミの原因が化粧品である可能性もあります。
実は、普段使っている化粧品が肌に合わないと、肌にとっては化粧品が刺激となりメラニンを生成してシミを作ってしまうのです。
化粧品といえば、メイク道具も使いますが、化粧品を肌にこすってつけたりするのも刺激になってシミができる原因になります。
また、多くの女性が古くなった化粧品を使い続けているというデータがあるようですが、古い化粧品は、配合された油分が酸化してしまっていますし、細菌などが繁殖している場合もあるので、肌には大変な負担をかけることになります。
美白対策をしてもなかなかシミが改善されない場合には、普段の化粧品を見直してみることも大切ではないでしょうか。
ファンデーションは?
女性にとって毎日のメイクは欠かせないものですよね。
しかし、実はファンデーションがシミの原因になるというのをご存知ですか?
ファンデーションといえば、紫外線対策には必須の化粧品でもありますが、使い方を誤れば、肌に負担をかけてしまい、いずれシミを引き起こしてしまう可能性もあります。
シミの原因になるファンデーションの使い方は、肌につけるときにパフなどでこすってしまうことです。毎日少しずつ肌に負担を与えてしまうことにもなるので、十分注意が必要です。
刺激が少なく肌に負担が少ないファンデーションは、パウダリータイプといわれています。
最近では、ミネラルファンデーションなども肌に優しいのにカバー力があるということで人気があるようです。
参考⇒ミネラルファンデーションは肌に良い?【口コミでのおすすめはコレ!】
5年後10年後の肌のことを考えて、ファンデーションを見直してみるのもいいかもしれませんね。
シミの原因は紫外線だけ?【化粧品の摩擦でも起きる!】のまとめ
シミは一度できてしまうとなかなか消えませんので、シミの原因を突き止めてできないように対策するのがもっともおすすめの対策法です。紫外線の対策は夏だけではなく、一年通してケアしていきましょう。
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