15Dec
女性ホルモンの効果的な増やし方は豆乳が良いといわれていますが、食べ物や飲み物で摂取するのか、それともサプリで摂取するのが効果的なのでしょうか?女性ホルモンが不足すると、美容はもちろん健康にも影響が出てきます。
女性ホルモンの増やし方には効果的にに食べ物や飲み物などを摂取する方法があり、代表的には豆乳などがあります。また他にもサプリメントやアロマなどでも女性ホルモンを増やすことができるので、女性ホルモンの不足を感じているなら、是非対策していきましょう。
女性ホルモンとは?
誰でも「女性ホルモン」という言葉を聞いたことがあると思います。
「女性ホルモン」は「性ホルモン」のひとつで、実は男性にも存在しています。とは言え、「女性ホルモン」は、女性にとって欠かせないホルモンであることは言うまでもありません。ここでは、女性目線から見た「女性ホルモン」についてお話ししていきたいと思います。
女性ホルモンは、
- 女性の身体
- こころ
- お肌
などのすべてをコントロールしています。
脳の視床下部から脳下垂体へ「女性ホルモンを分泌する」よう命令が出され、それを受けて卵巣から女性ホルモンが分泌される仕組みです。
女性ホルモンには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類があります。エストロゲンは女性らしさを保つため、プロゲステロンは子宮内膜を妊娠しやすい環境に整える働きがあります。
女性のからだは、生理周期に合わせてこの2つのホルモンが分泌されているのです。
排卵から生理が始まるまでの間は妊娠に備えて「プロゲステロン」が、生理終了から次の排卵までの間は「エストロゲン」の分泌が盛んになっています。
女性ホルモンが不足すると?
女性ホルモンは女性にとって欠かせないものです。では、女性ホルモンが不足するとどのような症状が現れるのでしょうか。
冒頭でもお話ししたとおり、女性ホルモンは女性の身体・こころ・お肌などのすべてをコントロールしています。
- イライラする
- わけもなく不安な気持ちになる
- 悲しくもないのに涙が出てくる
- やる気が起きない
- 夜なかなか眠れない
- 物忘れが激しくなる
などの「心の不調」や、
- 生理痛
- 生理不順
- 腹痛
- 頭痛
- 冷え性
- むくみ
- 肩こり
などの「身体の不調」、そして、
- 乾燥肌
- ニキビ
- 肌荒れ
- シミ
- シワ
などの「肌トラブル」などの症状が出てきます。
その他にも、髪の毛にツヤやハリがなくなる、ツメが割れやすくなる、などの症状も見られます。
普段わたしたちの身体に起こるあらゆる不調は、すべて「女性ホルモン」が関わっているも言っても過言ではありません。
女性ホルモンの不足によって起こる症状のひとつに「更年期障害」があります。
参考⇒更年期には大豆イソフラボンが人気!【上手に乗り切る対策法は?】
みなさんも聞いたことはありますね。
更年期障害は閉経前後の「女性ホルモンの分泌量が急激に減少する」時期に起こる症状で、上記のような心の不調やのぼせ、多汗といった身体の不調が現れるのが特徴です。
増やし方は?
「2.女性ホルモンが不足すると?」の項目で、女性ホルモンの不足によって様々な不調が出ることをお話ししました。
女性が女性らしく、そして不調を感じずに生活するためにも女性ホルモンは欠かせないということがお分かりいただけたと思います。そんな「女性ホルモン」ですが、人為的に「増やす方法」はあるのでしょうか。
女性ホルモンの増やし方をお話しする前に、まず「女性ホルモンを減らしてしまう行為」についてお話ししましょう。
それは
- 不規則な生活
- 過度なダイエット
など「健康を害する行動」です。
これらを行っている人は、今すぐ改めてください。
これからお話しする「女性ホルモンを増やす方法」をいくら試しても、同時に女性ホルモンを減らしてしまっていては意味がありませんね。では、女性ホルモンの増やし方についてお話ししていきましょう。女性ホルモンを増やすにはいくつかの方法があります。
主なものとしては、
- エステで女性ホルモンを注射する
- 「ピル」などの薬を飲む
- 女性ホルモンの分泌を活発にするアロマを利用する
- バランスの良い食事を摂る
- サプリメントを利用する
- 恋愛をしてトキメキを感じる
などがあります。
上記2つは副作用が出ることもあるので、あまりおすすめはできません。アロマ、食事、サプリメントについてはこの後詳しく説明したいと思います。
恋愛をしてときめくということは、実は女性ホルモンの分泌には欠かせないのです。実際に彼氏や旦那さんとデートをするのはもちろん、芸能人やマンガのキャラクターにときめくだけでも効果はあるそうです。
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食べ物は?
わたしたちが生きるために、「食事」は欠かせません。
内容や量に違いはあれど、「食事」をしないという人はいませんね。女性ホルモンを増やしたいのなら、その食事内容を見直してみましょう。
タマゴ
タマゴには良質なコレステロールが含まれています。コレステロールは高脂血症や動脈硬化の原因となることから、あまり良くないものというイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし、良質なコレステロールは、女性ホルモンの材料となるので積極的に摂りたい食べ物のひとつです。
大豆製品
味噌や豆腐、納豆などの大豆製品にはイソフラボンが豊富に含まれています。
大豆が女性ホルモンと深い関係があることは有名ですよね。大豆イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」と似たような働きをすることで知られています。
カボチャ
カボチャに豊富に含まれているビタミンEは、卵巣に働きかけてホルモンの分泌をコントロールする働きがあります。
他にもエストロゲンの分泌を高める食べ物には、
- キャベツ
- とろろ昆布
- りんご
- ぶどう
などがあります。
これらの食べ物「だけ」を食べるのではなく、これらの食べ物を含んでバランス良く食べるように心がけましょう。
やっぱり豆乳?
女性ホルモンには「豆乳が良い」という話を聞いたことがあると思います。
豆乳は女性ホルモンだけでなく、健康面でも良いとされていますね。
豆乳には、「大豆イソフラボン」が豊富に含まれています。先ほどもお話ししたように、大豆イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをします。女性ホルモンの不足によって起こる月経前症候群や生理痛、更年期障害の改善にも有効であると言われています。
毎日牛乳の代わりに飲むなど、手軽に摂取できるのも魅力のひとつですね。
女性ホルモンの働きを目的として豆乳を飲むときには、調整豆乳よりも無調整豆乳を選ぶと良いでしょう。大豆のにおいなど少しクセがあるのが難点ですが、飲みにくい人は無理をせずに飲みやすく加工された調整豆乳でかまいませんよ。
女性ホルモンに豆乳が良いと言われるのは、大豆イソフラボンだけではありません。
豆乳にはビタミン群もたくさん含まれています。このビタミン群はイライラや疲れやすさといった「女性ホルモンの不足によって起こる不調」の改善にも効果的なのです。
ツボは効果ある?
昔からある健康法のひとつに、「ツボ押し」があります。
ツボマッサージなどもあるので、やったことのある人もいるのではないでしょうか。実は「女性ホルモンの分泌を促すツボ」というのがあるのをご存じでしたか?
ここでは、女性ホルモンの分泌に関係しているツボをいくつかご紹介します。
三陰交(さんいんこう)
くるぶしの内側から、指4本分上にあります。
押すと強い痛みを感じることが多いです。女性ホルモンの分泌を増やすだけでなく、ストレスや疲れの解消、貧血の改善にも効果があります。
壇中(だんちゅう)
左右の乳首を結んだところの中心にあります。
押すと軽い痛みを感じるところです。多くの女性が憧れる「美肌」にも効果のあるツボですよ。
天枢(てんすう)
おへそから指3本分外側にいったところにあります。
左右2ヵ所にあるので、腰に手をあてて親指で押すと良いでしょう。女性ホルモンの分泌を促したり、「女性らしい身体」をサポートしたり、冷え性の改善にも効果的です。
ツボ押しをするときは、強く刺激したからといってより高い効果が得られるわけではありません。強く押しすぎると内出血などのトラブルの元となりますので、ツボを刺激するときは「気持ちいい」と感じる程度の強さで行いましょう。お風呂に入っているときなど、リラックスしているときに行うことがおすすめです。
アロマは?
リラックスや気分転換目的で「アロマ」を使っている人もいると思います。実は女性ホルモンの分泌を促すことができるアロマもあるんですよ。
主なものとしては、
- ゼラニウム
- クラリセージ
- イランイラン
- ネロリ
- ローズ
などが挙げられます。
特に「ゼラニウム」「ネロリ」「ローズ」は女性ホルモン様物質である「ゲラニオール」を含むことで知られています。
アロマは自分の好きな方法で楽しめるのも良いところですね。お風呂に垂らして香りを楽しむと、よりリラックスできるのでおすすめです。
また、食用のアロマならハーブティーとして摂取すると、有効成分を直接体内に届けることができますよ。
アロマには「自分の好きな香り」と「苦手な香り」があると思います。いくら女性ホルモンの分泌を促すアロマであっても、自分の苦手な香りだったら逆にストレスとなってしまいます。それでは意味がありませんから、「リラックスすること」を重視してアロマを楽しむと良いでしょう。
サプリメントなら?
サプリメントは薬ではないので、基本、副作用が出ることはありません。
「健康食品」として手軽に摂取できるのが魅力的なところです。ビタミンなどのサプリメントを飲んでいるという人もいるのではないでしょうか。
女性ホルモンに関係しているサプリメントは、「大豆イソフラボン」や「プエラリア」などがあります。プエラリアはバストアップサプリメントとしても有名ですね。これらは女性ホルモンの「エストロゲン」と似たような働きをするので、結果的に女性ホルモンを増やすことができると言われています。
ただ、サプリメントは薬ではなく健康食品です。
誰にでも効果があるというわけではありません。
もしかしたら自分にはまったく効果がないということもあるのです。あくまでも「健康食品」ということを忘れずに摂取してください。
サプリメントは薬ではありませんが、摂りすぎは禁物です。
特に大豆イソフラボンやプエラリアなどの女性ホルモンと似た働きをするものについては、過剰摂取をすると健康リスクを高めることもあります。たくさん飲んだからたくさん女性ホルモンが分泌されるというわけではないのです。
口コミでの方法は?
さて、ここまで「女性ホルモン」についていろいろとお話ししてきました。
では、実際に効果があったという人はいるのでしょうか。そんなときに役に立つのがインターネットの「口コミサイト」です。利用したことのある人もいると思います。
女性ホルモンに関する口コミをいくつかご紹介します。
- 乱れた生活習慣を改善していったら、ひどかった更年期障害の症状が軽くなってきた。
プエラリアのサプリメントを飲み続けていたら、お肌にハリが出てきた。3ヶ月ほどでバストにもハリが出て、バストアップを実感している。
今までかなりの生理不順で、3ヶ月来ないことも珍しくなかった。生理不順の改善目的で「大豆イソフラボン」のサプリメントを飲んでいたら、生理周期が安定してきた。今では毎月きちんと生理が来るようになった。
など、「女性特有の悩み」が改善したという人が多く見られます。
- ニキビが減った
- 体調が良くなった
という口コミもたくさんありました。女性ホルモンは目に見えるものではありませんが、「増やすための努力」をすれば必ず効果が出るものなのですね。
女性ホルモンの増やし方は?【豆乳や食べ物で不足を補う!】のまとめ
女性はホルモンバランスを崩しやすいといわれていますが、不足しすぎると健康はもちろん、体、精神などに支障が出てきますので、食べ物や飲み物などを変えるだけで、増やすことも可能なので、毎日対策していましょう。
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