3Jun
更年期対策には大豆イソフラボンが良いとされていますが、それはエストロゲンという女性ホルモンが関係しているからです。更年期を上手に乗り切るためには生活習慣の改善をはじめ、大豆イソフラボンなどのサプリメントを摂取すると有効とされています。
更年期には大豆イソフラボンを摂取すると楽になるといわれていて女性に人気があります。更年期の症状は個人差がありますが、辛い症状を緩和できる対策法が積極的に行っていきたいものです。更年期は一般的に50歳前後といわれていますが、40代や30代という年齢でもその症状が見られることもあります。
更年期とは?
更年期という言葉を聞いたことがあると思います。更年期とは、具体的にいつ頃のことを言うのでしょうか。
わたしたちの一生は、ホルモンの分泌量によって
- 『小児期』
- 『思春期』
- 『性熟成期』
- 『更年期』
- 『老年期』
に分けられます。
基準となるのは、年齢とホルモンの分泌量です。
このことから、更年期とはだいたい50歳前後のことを指すようです。特に女性は、40代半ば頃から閉経にむけて月経周期が乱れてきます。
これは卵巣機能の低下・停止によって女性ホルモンである『エストロゲン』の分泌量が急激に少なくなるためで、同時に『卵胞刺激ホルモン』の分泌量が増えるため、心身に様々な影響をもたらすようになります。
この、『心身に様々な影響をもたらす閉経前後の期間』のことを、更年期と呼んでいます。
女性の更年期の主な症状は?
更年期の症状は、人によって様々です。主なものを紹介しますね。
女性特有のものとしては、やはり『月経不順』や『閉経』が上げられます。
他にも、
- 体のほてり
- のぼせ
- めまい
- 動悸
- 大量の汗
- 全身倦怠感
などの『全身症状』や、
- イライラする
- 鬱になる
- 眠れない(睡眠障害)
- 涙もろくなる
などの『精神症状』、食欲不振や吐き気などがある人もいるようです。
感情の起伏が激しくなったりもするようですね。
これらは一般的に多いと言われている更年期の症状ですが、必ずしもこの限りではありません。どんな症状がどんなふうに表れるかは、個人差が大きいのです。すべての更年期の女性に『月経不順』『閉経』以外の症状が出るとは限りません。特に症状を感じずに過ごせる人もいれば、日常生活に支障をきたすほど重い症状が出る人もいるそうです。
対策法は?
先ほど、症状の出方や感じ方には個人差がかなりあると説明しました。
更年期の症状が重い人と軽い人の違い・更年期の症状への対策法は、どのようなものがあるのでしょうか。
まず、更年期の症状が重い人は、若い頃に過度なダイエットをしていた人が多いようです。
痩せることに夢中になって食べる量が減ったり、ホルモンバランスが乱れがちなことが、更年期の症状を重くしてしまうようです。
では、次に更年期症状への対策についてお話します。
基本的なことではありますが、生活習慣を整えることはとても大切です。
バランスの良い食事や適度な運動は、ホルモンバランスの乱れを解消してくれます。
食事では、特にビタミンEやミネラル、そして大豆などしっかりと摂りましょう。大豆イソフラボンは更年期を軽くする効果が期待でき、人気がある栄養素です。
日頃から好きなことを見つけて、ストレスを解消することも大切です。
始まる年齢は?
一般的に更年期は、『閉経前後』から始まります。
女性が閉経を迎える平均的な年齢が50歳くらいであることから、だいたい50歳前後で更年期に入る人が多いようです。
閉経を迎える年齢にも個人差はありますが、40代半ば頃で『月経周期の乱れ』『日数や出血量』が今までと違うなと思ったら、そろそろ更年期に入るサインと思って良いと思います。
更年期に入るタイミングやホルモンバランスの乱れにいち早く気づくために、日頃から基礎体温をつける習慣をつけておきましょう。
月経周期が乱れ始めてから、完全に閉経に至るまでには時間がかかります。だんだんと月経と月経の間隔が長くなり、無排卵月経が間に入るようになります。自分の体調をしっかりと把握するためにも、基礎体温は大切なのです。
30代で出ることも?
更年期の症状が出始めるのは、一般的にはエストロゲンの分泌量が急激に少なくなる閉経前後と言われています。
閉経はだいたい50歳くらいですから、30代で更年期障害の症状が出るのは早すぎる気がしますね。しかし、ホルモンバランスの乱れなどが原因で、実際の更年期には早すぎる30代でも更年期障害の症状が出ることがあります。そのことを『若年性更年期障害』または『プレ更年期』と呼んでいます。
なぜ実際に更年期ではないのに、更年期障害の症状が出るのでしょうか。それは、過度なダイエットやストレスなどによってホルモンバランスが乱れることで起こる、自律神経失調症の1つなのです。症状は更年期障害とほとんど同じで、めまいや動悸、倦怠感、睡眠障害、イライラ、やる気が出ない、などです。
こちらも、生活習慣を見直すことが改善の鍵となります。特に食事には気を付け、ストレスをためないように心がけましょう。
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40代更年期は増えている?
先ほどから何度も、更年期は女性ホルモン『エストロゲン』の分泌量が極端に少なくなる閉経前後から始まる、ということを言ってきました。
閉経前からエストロゲンの分泌量は少なくなっていくので、そのことを踏まえて考えると40代で更年期障害の症状が出始めるのは決しておかしなことではありません。最近では日々のストレスなどから、更年期障害の症状が出始める年齢が早まってきているそうです。30代や40代前半くらいで更年期障害が出る場合は、先ほどお話した『若年性更年期障害』だと思います。
現代はストレス社会と言われるほど、日常的にストレスが溢れています。
上手な『ストレス解消法』を見つけておくことが、つらい更年期障害を乗り切るポイントになってきます。
いつまで続くの?
女性の更年期障害の症状は、だいたい50歳前後から始まります。
では、更年期の症状はいつ頃まで続くのでしょうか。
更年期障害の症状が重くてつらい人にとっては、出来るだけ早く終わってほしいと思いますよね。いつ終わるかというと、やはりこちらも個人差がかなりあります。
女性の場合は、閉経の前後でエストロゲンの分泌量が極端に少なくなります。この、『極端に少なくなる』ことが更年期障害の原因なのです。そしてエストロゲンは、閉経を過ぎると分泌量は少ないものの、その量に大幅な変化はありません。つまり、閉経を迎えてしばらく経つと、更年期障害の症状は落ち着いてくると考えられます。
極端な話ですが、エストロゲンの量が一生を通して一定であるなら、更年期障害のような症状は起こらないのです。
体臭が出るの?
更年期になると、独特の体臭がするようになります。
これが、いわゆる『加齢臭』です。加齢臭というと、なんとなく中年男性のイメージがありませんか?
でも加齢臭は、男女関係なく発生する可能性があります。
加齢臭は、アブラっぽいような独特の臭いがするのが特徴です。加齢臭の原因は『ノネナール』という物質が皮脂腺から分泌されることによります。
加齢臭を防ぐには、皮脂腺を清潔に保つことが第一です。
それから食生活を見直しましょう。
脂肪分の多い食事、外食やファストフードは控えめにしましょう。
また、加齢臭がするのは新陳代謝が低下していることも考えられます。新陳代謝が低下すると体内に老廃物がたまってしまいます。便秘を解消するなど、簡単に出来る『デトックス』をしてみましょう。
コレステロールの急増に注意?
更年期を迎えた女性は、コレステロールが急増する可能性が高いです。
これもやはりエストロゲンが関係しています。エストロゲンには、コレステロールの代謝を促進する働きがあるのです。そのため、エストロゲンの分泌が盛んな更年期前までは、コレステロール値は高くならないのです。
実際に、基本的にコレステロール値は男性のほうが高めですが、更年期を迎えたあと、60代以降では女性のほうが数値が高くなっています。
エストロゲンの分泌量が減少するため、コレステロールや中性脂肪が増えやすくなってしまうのですね。『中年太り』を防ぐためにも、日頃から運動をしたり食事には気を付けるようにしましょう。
大豆イソフラボンの含まれる大豆製品を積極的に摂ると良いと思います。
サプリなら大豆イソフラボン!
女性の更年期障害に焦点をあてたサプリメントも販売されています。
症状の重い人は、日常生活を送るのもつらいものです。症状を少しでも軽くしてくれるのなら、サプリメントに頼るのも良いと思います。
更年期障害の症状に効果があるのは、『大豆イソフラボン』と『プラセンタ』です。
大豆イソフラボンは、体内で女性ホルモン『エストロゲン』と同じような働きをしてくれます。納豆や豆腐などの大豆製品からも摂取できますが、サプリメントから補うのも良いですね。プラセンタは、エストロゲンの減少を防いで、エストロゲンの生産を促す働きがあります。
これらを踏まえて、どんなサプリメントにするか選んでくださいね。
何を選べば良いか迷ってしまったときは、キッコーマンからだ想い『基本のサプリ』がおすすめです。イソフラボンを吸収率の高い状態で配合したり、更年期の美容と健康に良いとされる成分が詰まったサプリメントです。自分に合った方法で、つらい更年期を乗り切りましょう。
更年期には大豆イソフラボンが人気!【上手に乗り切る対策法は?】のまとめ
更年期の症状は人それぞれですが、症状を緩和できるものがあれば積極的に試してみても良いかと思います。更年期の症状は長引くことがありますので、上手に付き合っていくことが大切です。
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