27Aug
紫外線は肌に悪い影響を与えるといわれていますが、実際に紫外線は肌へどのようなダメージを与えるのでしょうか?肌老化の原因は紫外線とも言われていますが、スキンケアや食べ物などでダメージ回避する方法はあるのでしょうか。
紫外線が肌に与える影響はなんといってもしみやしわ、たるみなどの肌の老化と呼ばれる症状です。紫外線は肌にダメージが蓄積されますので、浴びないことが重要です。朝でも部屋にいる間でも紫外線対策をすることが有効です。
紫外線が肌に与える影響は?
紫外線が与える影響と言うと、一番思い浮かべるのは日焼けをしてしまうという事ではないでしょうか?
特に若いうちは夏休みに日焼けしたという方も多く、その影響から紫外線=肌が焼けてしまうという単純な流れを考えがちになってしまいます。しかし、紫外線が肌に与える影響はそれだけではなく続きがありました。
歳をとっていくにつれて感じる肌の悩み。
例えば、
- シミ
- たるみ
- シワ
- ソバカス
などのこれらの原因は紫外線となります。
参考⇒顔のたるみを即効で改善する方法はエステ?【化粧品は成分で!】
つい老けてきたな、老化かなと思いがちですが、そもそも老化は紫外線によって更に加速してしまいますので、老化が気になるという方はまずは紫外線対策からもう一度改めるようにしましょう。
それくらい紫外線の肌に与える影響は大きいものです。
紫外線で肌にどんなダメージがでる?
紫外線は肌に悪いと広い意味で捉えがちですが、では実際紫外線で肌にどんなダメージが出てしまうのか気になるところですよね。
まず紫外線には3つの種類があります。その3つはそれぞれ違った肌へのダメージを与えてしまいます。
一つ目は、肌にあるコラーゲンという成分を壊してしまうもの。
この結果が肌のハリの低下やたるみを引き起こしてしまいます。この紫外線は家の中に居ても肌にダメージを与えてしまうので注意が必要です。
二つ目は肌に炎症を起こして赤くしてしまうもの。
これはシミの原因であるメラニンを作る細胞を活性化させてしまったり、肌ダメージの回復を遅くしてしまうという効果がありますのでメラニンを沢山生成してしまう原因となります。これがよく言う「日焼けした」という状態に繋がります。
三つ目はとても危険な紫外線なのですが、今のところオゾン層で防いでくれていますので、4特に直接的に影響はありません。
肌を老化させる?
紫外線は肌を老化させるとも言われています。肌老化なんて言葉もあるくらいです。
それもそのはず、老化のほぼ90%以上が紫外線が原因と言われています。
残りの10%が歳をとるにつれての自然な老化と考えると紫外線の影響は恐ろしいですよね。
老化が目立ってくるきっかけにもなるシワやシミ。
そしてがんの中でも恐ろしいと言われる皮膚がんは紫外線が何年も何十年も体に蓄積された結果とも言わるのです。一度浴びてしまった紫外線は消す事が出来ないので、若い頃からしっかりとケアする事が大切となります。
もう消す事が出来ないから諦めるのではなく、これ以上の老化を防ぐためにも今からでも紫外線対策を徹底するようにしましょう。
湿疹がでることもあります
夏になると紫外線も強くなり、中には湿疹が出来るという方もいらっしゃいます。
これは元々肌が弱い方でもなりますが、今まで何十年も大丈夫だったのに突然湿疹が出来るようになったという方もいらっしゃいますので気をつけるようにしましょう。紫外線で肌に湿疹が出来た場合、もしくは赤くなった、痒くてしょうがない等の症状が出た場合は日光湿疹が考えられます。
病院では紫外線アレルギーと診断される事もあります。
アレルギーになってしまう流れとしては、他のアレルギーと同じで紫外線を浴びた事でそれに対する抗体が体の中で作られ、段々とその抗体が増えてしまい一定の量を超えてしまうことにあります。一時的な湿疹であれば皮膚科で処方された薬で治まりますが、一度紫外線によって湿疹が出てしまうとまた湿疹が出来てしまうという可能性があるので根本的に治す事は難しいです。
なのでしっかりと日焼け止めや日傘を使って、特に湿疹が出てしまったところに紫外線が当たらないように気をつけましょう。
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効果的な肌ケア方法は?
紫外線の肌ケア方法としては、紫外線対策としてまずは基本的に日焼け止めを塗ること。
あとは帽子等も効果がありますが、一番効果があるのは日傘になりますので、恥ずかしがらず利用してみるようにしましょう。
UVカットの加工がされた衣服も最近では増えてきているので、外出時にはそういった加工のされた羽織ものなんかも効果があります。紫外線を浴びてしまった、日焼けしてしまったという場合のアフターケアとしてはビタミン誘導体の入った化粧水やクリームなどを塗るのがオススメです。
ただビタミン誘導体入りの化粧水等は基本的に皮膚科や美容クリニックでしか扱っていません。ドラッグストアなどの普通のところでも最近はビタミン誘導体入りというものを販売していますが、しっかりと成分表を確認するようにして下さい。
アスコルビン酸グルコシドという成分がビタミン誘導体として含まれているようでしたら、それは効果ありませんのでご注意下さい。
朝は紫外線が強い?
みなさんは紫外線が一日に強いのはどの時間帯だと思いますか?やはり日差しが強い昼間が強いと思いますよね。確かにその通りです。
ではまだ気温も低く日差しもあまり強くない朝はどうでしょうか?朝に少しコンビニに行くくらいなら日焼け止めは必要ないと思っていませんか?
実は朝が一番顔に紫外線が当たりやすい時間帯なのです。
なので油断しているといくら紫外線が弱い時間だからと言っても、肌への紫外線の影響はとても大きくなってしまいます。
なぜ朝は顔に紫外線が当たりやすいのかと言うと、日差しが横から照りつけているのが原因になります。太陽の動きは下の方から上の方を通りまた下へ落ちていくという動きを一日の中でしています。なので昼間の場合は上から照らしている状態となりますので、顔というよりは頭の上から下へ紫外線を浴びているという状態になります。
しかし朝の場合はちょうど上に日が昇っていっている状態です。つまりは横から徐々に紫外線を浴びているという事になりますので、顔への紫外線の影響を少しでも防ぎたいという方は、朝でも気を抜かず日焼け止めの対策を取るようにしましょう。
同じように夕方も横から紫外線を浴びやすい時間帯ですので、こちらも油断しないようにしましょう。
部屋の中でも対策は必要?
家の中に居れば日焼けしないから日焼け止めなんか塗らなくて良いという人はとても多いです。インドアな趣味の人は肌も白い人が多いので確かにそういった勘違いをしやすいですね。
しかし、紫外線の中にある一つの物質には窓やカーテンを通り抜けて家の中まで入ってくるものもあります。
窓の側にいなくても、床や壁等に反射して紫外線は広がってしまうものでもあります。なので家の中に居る日でもしっかり対策を行いましょう。
まずは日焼け止めクリームを塗ること。家の中ですので、外に出るよりは紫外線の影響を受けませんので強い日焼け止めよりは簡単に洗い流せる程度のものが良いでしょう。
あとはカーテンをUVカット加工のものにするのも大切です。遮光カーテンは特に効果的で、隙間がない限りほぼ紫外線をカットしてくれます。光が入らないくらい厚めの生地で出来たカーテンも効果がありますよ。
更に窓にもUVカット加工のシートを貼る等するととても効果的です。
シートは透明度の高いものを選ぶ事で紫外線をブロックしつつ光はしっかり部屋に入れる事が出来るという嬉しいものもありますので、購入の際は説明をしっかり読むようにしましょう。
食べ物で対策もできる?
紫外線を吸収しやすくする要注意な食べ物はあります。
柑橘系の果物、きゅうりやにんじん等は紫外線を吸収しやすい物質が含まれていますので特に出掛ける前に食べるのは控えるようにしましょう。
とは言え体に大事なビタミン等が豊富に含まれている食べ物でもあります。なので食べるタイミングとしては晩御飯等の夜の時間帯に食べるようにしましょう。
逆に紫外線から守ってくれたりケアをしてくれる食べ物もあります。
魚やトマト、ブロッコリーやハーブ、ダークチョコレート等が最適です。
緑茶や紅茶等のお茶にも効果がありますので是非日常に取り入れてみるようにして下さい。
無理に全てを一度に摂取するのではなく、食事やおやつに取り入れつつ摂取するようにしましょう。
ヒリヒリして痛くなる?
紫外線で肌がヒリヒリして痛くなるという方は年齢に限らずいらっしゃいます。主に日焼けをすると赤くなってしまうという方に多いです。
原因としては急に強い紫外線を受けてしまう事にあります。その結果火傷のような状態になり、ヒリヒリと痛みを感じてしまうのです。
肌が赤くなったり、ヒリヒリするといった場合は、早めに冷やすようにしましょう。すぐに水に当てられる時間がない場合はペットボトルや保冷剤で冷やすという方法でも可能です。
そうなった日はなるべく暑いお風呂やシャワーは控え、寝ている時に自然と触ってしまわないように日焼けした部分を隠せるような薄い服を着て寝るようにしましょう。もし水膨れが出来るくらい酷い症状の場合は痕が残る可能性もありますので、皮膚科で診察を受けることをオススメ致します。
紫外線が肌に与える影響は?【ダメージで老化が進む!】のまとめ
いつまでも美肌でいたいならやっぱり紫外線対策が必須条件ですね。若いころからのコツコツとした紫外線対策が美肌を作ります。
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