2Apr
ゆらぎ肌になってしまう原因は春や秋の季節による寒暖差や花粉など様々な原因がありますが、ゆらぎ肌にならないための対策法にはどのようなスキンケアをしていくべきなのでしょうか?
ゆらぎ肌の原因は季節の変わり目による温度差や乾燥、そして花粉や紫外線などによる肌の違和感にあります。とくに春や秋などにはゆらぎ肌に気をつけましょう。
ゆらぎ肌とは?
『ゆらぎ肌』という言葉を聞いたことがありますか?
最近よく耳にすることが増えた『ゆらぎ肌』ですが、ゆらぎ肌とはどのような状態を言うのでしょうか。
普段はなんともないのに、『季節の変わり目』や『生理の前後』などに肌がピリピリしたり乾燥したり、ニキビが出来たりすることがありませんか?
このような状態をゆらぎ肌と言います。
ゆらぎ肌は敏感肌とも言えますが、このような『お肌の違和感』があるのは一時的であることが多いです。
参考⇒敏感肌の効果的なスキンケア方法は?【オーガニックが人気!】
ゆらぎ肌の主な症状として、
- いつもより肌がベタつく
- カサカサする
- 化粧ノリが悪い
- いつものスキンケアがしみる
などの症状があります。
日常的にこのような違和感を感じる敏感肌とは違い、ゆらぎ肌は『一時的に肌が敏感になっている』状態と言えると思います。
ゆらぎ肌の原因は?
では、ゆらぎ肌になる原因とは一体何なのでしょうか。
ゆらぎ肌は、外的刺激の影響を受けやすいです。
外的刺激とは、気温差や乾燥、紫外線、花粉などです。
『季節の変わり目』に何らかの違和感を覚えるのも、これらの外的刺激が原因と考えて良いと思います。
また、ゆらぎ肌は環境の変化などの影響も大きく関係しています。
急な環境の変化によるストレスや、夜型の不規則な生活などでホルモンバランスが乱れることなどです。お肌とストレスやホルモンバランスは深い関わりがあります。
特に睡眠不足は肌荒れの原因となります。
このような様々な『変化』に、お肌が『耐えられない』『ついていけない』ことがゆらぎ肌の原因なのです。
対策は?
一番の対策法は、ゆらぎ肌の原因が何なのかを知ることです。
ゆらぎ肌の症状が出やすいのは、やはり一日の気温差が大きくなる季節の変わり目です。
ですから、冬の間に肌質を高めておくことが重要です。肌質を高める、と聞くと難しいと思うかもしれませんが、毎日のスキンケアをしっかりと行っていればOKです。
それから、ゆらぎ肌のもう一つの原因である『生活習慣』を見直します。
夜型の人は朝型へリズムチェンジしましょう。
特に睡眠はとても大切です。
夜10時から2時の間は、お肌の再生が活発になる『お肌のゴールデンタイム』と呼ばれています。
出来るだけこの時間帯に眠っていられるような生活ができることが望ましいです。
春はもっとも注意が必要?
春は、一年の中でも最もゆらぎ肌の症状が出やすい季節です。
昼間は暖かくても夜はまだまだ肌寒く、一日の気温差が大きいことや、花粉などの外的刺激が非常に多い季節だからです。
気温が上がれば皮脂の分泌が増え、湿度が低ければ肌は乾燥します。やはり春も、保湿がとても大切であると言えます。また、春は一気に紫外線が強くなる季節でもあります。
4~5月の紫外線量は、真夏の紫外線量とほぼ同じとも言われているほどです。
ですから、紫外線対策を忘れてはいけません。紫外線対策を怠ると潤いがなくなり、ニキビが出来やすくなりますし、活性酵素のためシミやシワが出来てしまいます。
紫外線対策は怠らないようにしてください。
しかし、敏感になっている肌に強い日焼け止めは禁物です。肌への負担が少ない、紫外線吸収剤の入っていないものでSPF20~30くらいのものが良いと思います。
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秋は肌トラブル頻発?
夏が終わり秋が近づいてくると、空気は一気に乾燥します。
温度と湿度の変化が大きくなるので、お肌もゆるぎやすくなります。
- スキンケアがしみる
- かゆみがある
- 湿疹が出た
- 肌に赤みがある
- ニキビや吹き出物が出来た
などは、乾燥が原因のゆるぎ肌かもしれません。
秋は、これから来る冬の本格的な乾燥に備え、お肌に潤いを補ってあげましょう。セラミドやヒアルロン酸などが配合された基礎化粧品で、保湿重視のスキンケアを行うようにします。
秋のゆらぎ肌への私のおすすめは、アクセーヌの「モイストバランスR」です。
敏感肌のための高保湿・高浸透ジェルで、すっと馴染むのにしっかりと保湿成分が浸透していきます。お肌のセラミドの生成を助ける成分も配合されています。
スキンケアをやりすぎない
ゆらぎ肌は敏感肌の一種ですから、あまり色々なケアをする必要はありません。
『きちんと洗顔をして、しっかり保湿する』が基本です。洗顔は、お肌に負担をかけない純石鹸がおすすめです。しっかりと泡立てて、泡を転がすように洗います。
手で泡立てるのが難しいときは、市販の泡立てネットなどを使ってみてください。洗顔後は、時間をおかずにすぐに保湿をします。
化粧水と乳液のみのシンプルなケアで充分です。
ゆらぎ肌=肌が敏感になっている状態ですから、あまり色々なケアをすると、かえってお肌に負担となる可能性があります。外的刺激を防ぐために、コットンは使わないほうが良いでしょう。
普段お使いの基礎化粧品でも良いですが、かゆみやピリピリするなどの症状があるときは低刺激のものに変えてみても良いかもしれません。
ワセリンベースのクリームなどもおすすめですよ。
ニキビとホルモンバランス
ゆらぎ肌の主な症状として、ニキビがあります。
参考⇒ニキビの原因と効果的な治し方は?【食事の改善は基本です!】
ニキビは『毛穴に皮脂が詰まる』ことが原因で出来る、皮膚の病気の一つです。ニキビが出来る=皮脂の分泌が過剰だと思って、洗顔を何度もする人がいますが、それは間違いです。
過度な洗顔は、お肌に必要な皮脂まで落としてしまうので、更に皮脂分泌を過剰にしてしまいます。ニキビは乾燥が原因のこともあるので、保湿をしっかりと行いましょう。
また、ゆらぎ肌のニキビはホルモンバランスが乱れているせいかもしれません。
ストレスによって『アンドロゲン』という男性ホルモンの分泌が過剰になると、皮脂分泌が過剰になるため、ニキビが出来やすくなります。
睡眠不足でも男性ホルモンは分泌されますので、ストレスを溜めないことと、質の良い睡眠をとることを心がけましょう。
化粧品は難しい
朝はべたついていたのに、少し経ったら今度はかさついている…など、ゆらぎ肌の最大の特徴は、『お肌の状態が不安定』であることです。
ベタつきとカサつきが同時に表れるわけですから、化粧品選びも正直難しいですよね。
ゆらぎ肌のお肌は、肌表面の角質層が乱れてバリア機能が低下しています。ですから、角質層のバリア機能を整えてあげることが重要です。セラミドなどを補ってあげると良いと思います。
どの化粧品を選べば良いか分からないという人は、敏感肌用の保湿重視の化粧品を選んでみてください。
私のおすすめは敏感肌用のスキンケアブランド『ディセンシア』シリーズです。
セラミドをナノカプセル化し、浸透率がとても高くなっています。また、5種類の必須アミノ酸配合で、潤いを閉じ込める効果も非常に高いです。
なによりお肌にやさしいところが良いと思います。。
化粧水でしっかり保湿
何度も言いますが、ゆらぎ肌には『保湿』が大切です。
ゆらぎ肌は角層の水分保持力が低下していて、潤いが不足している状態です。
ですから、化粧水は潤い効果のあるものを選ぶと良いと思います。肌荒れのひどいときは、敏感肌用の化粧水や、セラミド配合の化粧水などを使ってみると良いかもしれません。
しっかり保湿することで、お肌のバリア機能の改善も期待できます。
化粧水を数回に分けて使うことも、化粧水の浸透率をあげるために良いと思います。
ゆらぎ肌の人におすすめの化粧水は、オルビスのアクアフォース エキストラローションです。100%オイルカットとは思えないほどの軽いテクスチャーと、べたつかないのに保湿力にすぐれた点が人気です。
ゆらぎ肌の原因は季節?【春や秋はスキンケアで対策!】のまとめ
季節の変わり目は気温の変化によって体調を崩す場合もありますが、お肌にも影響が出てきますので保湿を中心としたスキンケアで対策をしていきましょう。
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