17Nov
体の乾燥はかゆみを伴うことが多く、ついつい搔いてしまいたくなりますが、どのように改善していくのが効果的なのでしょうか?乾燥の原因は、様々で、加齢によるものやアトピーが原因で乾燥を招いてる場合もあります。
体の乾燥肌に悩む方は知らず知らずのうちに、保湿が不完全だったり、洗顔や入浴中にゴシゴシと肌を洗って皮脂を落としすぎていたりします。これから寒くなる時期に、かゆみや粉をふいた状態になったりと気になる方も多くなると思います。食事で改善していくこともできます。乾燥の原因ごとにしっかり対策していきましょう。
体の乾燥肌対策は?
肌が乾燥するとかゆいし、ピリピリするしでとっても気になりますよね。
かゆいからといって掻きむしると肌は傷だらけになってしまうし…と悩んでいる方も多いはずです。
わたしも冬場は特に脛の部分のかゆみがひどく粉を吹いている状態です。
そんな乾燥肌の対策は、日常のなかの動作をほんの少し気をつけるだけでだいぶ改善されます。
みなさんは、お風呂で体を洗うときゴシゴシと力を入れて洗っていますか?
もし、乾燥肌が気になるようでしたらそれは今日からやめて下さい。
体をゴシゴシ洗うことは、体にとって必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあり、皮脂はお肌のバリアになってくれる役割をもっています。
乾燥が気になる方は、柔らかめのタオルで優しく洗うか、手で泡を使うように洗うことをオススメします。
お湯につかるときも熱すぎるお湯は避けてください。
また、入浴後はすぐにボディクリームで保湿するようにして、肌が濡れている状態で使用した方が効果的に角質まで浸透してくれます。
ボディクリームを塗ったあとバスタオルで優しく肌を拭き取りベッドへ入るだけで、翌朝の肌の調子はかなり変わります。
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顔の乾燥肌対策は?
女性なら顔の乾燥肌にも悩んでいる方は多いと思います。
参考⇒乾燥肌は体質改善で治る?【化粧水やクリームの選び方は】
メイクのノリが悪い、乾燥しすぎてテカるなどのお悩みも体と同じでほんの少し気をつけるだけで改善されます。
まず、クレンジングを見直してください。
すぐ落ちるから、という理由で洗浄力の強いオイルタイプを使っていませんか?オイルタイプも最近ではいいものも沢山ありますが、乾燥肌の人にあったものを探すのは大変です。
乾燥肌の人にオススメなのはミルクタイプのものや、クリームタイプのクレンジングです。
これらはメイクだけを優しく浮かせて肌に必要な皮脂はちゃんと残してくれます。
次に洗顔です。
洗顔も体と同じでゴシゴシこすらず、たっぷり泡立てて泡で包み込むように洗い、ぬるま湯か水で流してください。
洗いすぎは乾燥肌の元です。
洗顔後も肌の水分を保つためすぐに化粧水で保湿してください。5分もすればあっという間に水分は失われていきますので、時間との勝負です。
参考⇒洗顔後の効果的なスキンケア方法は?【化粧水でしっかり保湿!】
化粧水を浸透しやすくする導入美容液の使用も効果的です。
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アトピーの乾燥肌対策は?
アトピーによる乾燥肌は体質なので仕方ありませんが、深く悩み続けている方が多いです。
アトピーの乾燥肌も基本的には、
- 熱いお湯に浸からない
- 体や顔をゴシゴシ洗わない
- 保湿をしっかりする
です。
使用する石鹸や洗顔はアトピー用のものを使用するのが基本です。
入浴するときにヨモギを煮出したものを入れるのも効果的です。
また、薬局に売っているワセリンもアトピー性皮膚炎の方に有効です。手頃な値段で買えるワセリンですが、肌に蓋をしてくれるので肌を守るバリアの役目をしてくれます。原料は石油ですが、精製精度が高いため子供からお年寄りまで安心して使用することができます。
他にも薬局で買えるものだと馬油もおすすめです。
馬油は不純物が少なく古くから愛されている保湿用クリームです。
あとは自分の体質を気にしすぎないことです。ストレスが1番肌にも体にもよくありませんので、自分の体質を受け入れて上手に付き合っていくことも対策になります。
老人性の場合は?
老人性の乾燥肌は医学用語で、老人性乾皮症(ロウジンセイカンピショウ)といいます。
加齢による代謝の低下で、皮脂や汗の分泌量が少なくなることが原因です。酷くなると魚の鱗のような肌になってしまいますので、若い人もそうですが特に秋から冬にかけては注意が必要です。
寒いからと使う電気毛布も実は乾燥の原因です。乾燥肌の対策は保湿が1番大切です。
入浴後はもちろん、だいたい1日に1~3回ほど保湿クリームを塗る時間を作りましょう。
また、肌のバリア機能が低下していますので肌に触れる衣類も刺激の少ない素材を選ぶことも大切です。足の裏の乾燥にはワセリンやオリーブオイルを塗り、ラップで覆ってから靴下を履くと効果的です。
加湿器を使用して部屋の湿度を保てば乾燥肌だけでなく、インフルエンザなどの病気の対策にもなるのでオススメで、室内の湿度はだいたい60%以上が良いようです。
お年寄りの乾燥肌対策は本人だけでなく家族や周囲の人が気にかけてあげることも大切です。
食事でも対策できる?
外側だけでなく内側からもしっかり乾燥肌対策をしていきましょう。
まず、乾燥肌にはタンパク質が有効です。
- 卵
- 肉
- 魚介類
- 大豆
に含まれている成分です。
特に、卵には肌にいいコラーゲンを作るために必要なアミノ酸が含まれているのでオススメです。
大豆からできている納豆にも、ヒアルロン酸の約10倍の保水力があるといわれる成分が含まれているので積極的に摂りたい食品です。食べ方としては、納豆に卵を混ぜてご飯にかけるだけなら簡単ですし、忙しい朝も簡単に食べれそうですね。
他にも、緑黄色野菜に含まれているベータカロチンは、お肌のダメージを回復してくれる効果があります。乾燥によりかさかさになってしまった肌を治すためにぜひ摂取したいですね。
お肌のバリアになってくれる皮脂の分泌を促すために、ナッツ類や乳製品も良いです。
私の知り合いで水仕事で手荒れが付き物だった方は、ヨーグルトを毎日食べるようにしたら改善されたようです。逆に、インスタント食品やスナック菓子は乾燥肌の原因になってしまうので控えるようにしましょう。
乾燥肌に悩む人に少しでも役立てば嬉しく思います。
まずは石鹸を変えてみる?
何をやってもかゆみが止まらない!という方は毎日使う石鹸を変えてみては?
体や顔の乾燥肌対策は?【保湿をしながら食事でも改善!】のまとめ
体や顔の乾燥の原因は、必要な皮脂まで落としていないか、洗い方を見直してみましょう。アトピー性の乾燥肌、加齢による乾燥肌の方も保湿をしっかり行うことが改善につながります。外側からだけでなく、食事に気を付けることも大切で卵や大豆などのタンパク質は肌にも良いです。
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