6Oct
医療脱毛で脇のケアをお考えの女性はまず気になるのは通う回数やかかる料金についてだと思いますが、脇の自己処理は思わぬ肌トラブルを引き起こす原因になることもありますので、ある程度のお金と手間がかかっても安心できる医療機関で受けられる脱毛をおすすめいたします。
脇を医療脱毛でケアする女性が増えてきていますが、お金と時間はどうしてもかかってしまいます。しかし、病院に行く手間や費用はかかりますが、頻繁に手入れをする面倒や肌トラブルを起こしてしまう可能性を考えたら、決して高くないのではないでしょうか。このコラムでは、医療脱毛の料金や通院回数の目安などを紹介します。
脇の自己処理は肌トラブルの原因に?
セルフケアで最も多いのは、カミソリによる処理の方法です。
みなさんは剃り跡を自分できちんと確認できていますでしょうか?
カミソリで剃ると確かに毛はなくなりますが、脇毛は太いので毛穴から黒いポツポツが見えていることが多いのではないでしょうか。
男性用のカミソリのように深剃りできるカミソリは剃り跡を目立ちにくくすることができますが、深く剃る分皮膚の表面も一緒に削り取ってしまうため、皮膚への負担が大きくなります。電気シェーバーだと皮膚への負担は軽くなるものの、きれいな状態が長く続きません。
カミソリでの処理方法はほぼ痛みがなく安価にできる一方で、頻繁にカミソリでの処理を繰り返していると、カミソリ負けをして炎症を起こしたり色素沈着を起こしたりしてしまうこともあります。
カミソリでの処理よりも、きれいな状態が長持ちするのは毛抜きでの処理です。
しかし、顔のお手入れをする毛抜きで1本1本抜こうとするとかなりの手間と時間がかかるうえ、相当の痛みを我慢する必要があります。家庭用脱毛器ならもう少し手間を省くことはできますが、毛を抜くときの痛みは変わりません。
参考⇒家庭用脱毛器のメリットとは?【口コミでおすすめはコレ!】
毛抜きでの処理は、無理やり毛を引き抜くことになるので、毛穴や皮膚へのダメージが大きいこともデメリットです。
ときには毛抜きで毛を抜いた後の毛穴に、皮脂やバイ菌が入り込んで炎症を起こすこともありますので注意が必要です。
さらに、カミソリや毛抜きでの自己流の処理を続けていると、皮膚の下に毛が入り込んでしまう埋没毛ができることがあります。
埋没毛は、無理なセルフケアでできた傷にかさぶたができて毛穴が塞がれてしまったため、皮膚の下で成長してしまった毛のことです。
自己処理の経験者なら埋没毛の1本や2本は経験したことがある人もいるのではないでしょうか。
脇は自分では見にくい部位のため、痛みを感じなければ処理で肌を傷めてしまっても気づきにくいことが多いものです。
頻繁に処理が必要な部分だからこそ、プロに脱毛処理をお願いしたほうがいいかもしれません。
医療脱毛でしっかりケア!人目に付きやすいパーツだから!
プロに脱毛をお願いしようと思っても、脱毛できるところはたくさんあるので、どこにしたら良いのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
脱毛はエステでも受けることができますが、医療機関で受けられる脱毛はエステで受けられる光脱毛よりもレーザーの出力が強いので、より強力な脱毛効果を得られることが最大のメリットです。
1回の施術時間が短い割に、出力が強く一度に広範囲の施術ができるので、早い時期に脱毛効果が期待できて、脱毛完了までの回数が少ないことも特徴です。
脇をエステで脱毛すると10回から16回程度は脱毛完了までに通う必要があります。
エステなら期間にすると2年から3年かかりますが、医療脱毛なら5〜6回も施術すれば効果を実感できます。
また、医師が施術する安心感も魅力的なポイントです。
毎回の施術時にしっかりと肌の状態を見てくれるので、万が一トラブルが起きてしまってもアフターケアがあって安心です。
医療脱毛には美肌効果も期待できるので、肌の角質がとれ、黒ずみなど毛の悩み以外の解消にも役立ちます。
参考⇒わきの黒ずみの原因と解消法は?【脱毛方法やケアが大事!】
適度な刺激で肌が引き締まり、毛穴が目立たなくなるのも嬉しいポイントです。毛穴が引き締まると皮脂が詰まることもなくなるので、ニキビの予防にもつながりますよ。
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医療脱毛の費用は高い?料金と回数の目安
医療脱毛は効果が高く、早く脱毛が完了するとはいっても、費用が高いのではないかと心配ですよね。
先に紹介したように、医療脱毛の施術回数の目安は5回から6回です。
費用は複数回のセットで1000円から5000円程度のところが多いようです。意外と安いと思う人もいるのではないでしょうか。
なぜ、脇脱毛が手頃なのかというと、脇脱毛は脱毛が初めての人に効果を実感してもらうことが目的だからです。
一度脱毛の良さを体感してしまうと、足や腕など他の部位の脱毛もしてみたくなりますよね。脇脱毛はそれを狙った、お試しのような位置づけです。
実は、医療脱毛をする人の多くがエステ脱毛の経験者。
エステ脱毛だと、出力が弱いため毛根まで破壊することができず、数年すると再び毛が生えてしまうこともあります。エステ脱毛の効果では満足できなかった人が、毛根までエネルギーを届けることができる医療脱毛に乗り換えているケースも多数あるといいます。
しかし、医療脱毛のレーザーも万能ではありません。レーザーは成長期の毛にしか反応しません。皮膚の下に眠っている毛に対しては効果を発揮することができないので、1回に脱毛できるのは全体の20%程度だといわれています。
毛周期にあわせて2カ月に1回程度の間隔でレーザー照射を行うのが一般的です。
医療脱毛は、5〜6回の施術で長期的に減毛・脱毛することができるとされていますが、後からうっすらと毛が生えることもあるので回数無制限のタイプがおすすめです。
色素沈着にワキガ…医療脱毛はできる?
医療脱毛のレーザーはメラニン色素に反応する仕組みなので、ワキの色素沈着があっても脱毛できるのか心配な人もいるのではないでしょうか。
ワキの色素沈着は、自己処理が原因となっていることがほとんどです。
医療脱毛を行っているクリニックでは、レーザー脱毛と皮膚科治療を行っているので、 色素沈着があっても美白クリームやビタミン剤などを処方してくれます。
医療脱毛するとワキガがきつくなるというウワサが気になる人もいることでしょう。
参考⇒わきがの自覚症状は耳垢?【効果的に対策する方法はコレ!】
結論を先に言ってしまうと、脱毛をするとニオイは減ります。
ワキガは、脇の皮膚下にあるアポクリン汗腺から出る汗と、皮脂腺から分泌される脂質やたんぱく質などが混ざりあい、そこに雑菌が繁殖することで起こります。脇の下に毛があると、脇の下に湿気がたまりやすくなって雑菌が繁殖しやすい条件が整ってしまうので、ワキガ臭が発生しやすくなります。
医療脱毛をすると、ニオイも軽減できます。
脱毛後にニオイが強くなると感じる場合は、脱毛後に汗が増えた人に多いといわれています。汗が増えるのは一時的な症状なので次第に治るケースがほとんど。ワキガがあっても医療脱毛することはできますが、根本的な治療をする場合はカウンセリングの際に相談してみましょう。
もちろん、ワキガの治療も医療機関ならできます。
脱毛前の準備とは?
安全かつ効果の高い脱毛を行うには、施術前の準備にもいくつか注意点があります。
まず、肌のコンディションが悪い場合は施術ができないケースがあることを覚えておきましょう。
ちょっとした炎症や冬場の乾燥でも施術が見送られることがあります。
参考⇒冬の乾燥肌の原因は保湿不足?【化粧水やクリームで対策!】
生理前などの肌が敏感な時期の脱毛も控えることをおすすめします。
また、日常的に毛抜きで自己処理を行っていたり、肌が日焼けしていたりする場合も施術ができません。レーザーは毛根のメラニン色素に反応するものなので、毛抜きを使っているとレーザー照射をしてもあまり意味はありません。毛抜きを使って処理をしていた場合は、1カ月ほど期間を空ける必要があります。
一方、日焼けをした肌にレーザーを当てると肌のダメージを深めることになってしまいます。
日焼けは肌のメラニン色素が紫外線に反応した状態です。日焼けが治ってからでなければ、脱毛はできないと考えましょう。
施術の前日にはカミソリや電気シェーバーで事前に処理をしておくことも大切です。処理をしたら、化粧水などで保湿して肌の状態を整えます。炎症が出てしまったら、クールダウンさせましょう。前日に処理をしておくことで、腫れや赤みが出ても肌を落ち着かせることができます。
脱毛施術前と施術中は肌のコンディションには気を配るようにしてくださいね。
また、体調が悪い場合も施術できなくなってしまうので、施術の前日はお酒を控えることも忘れずに。
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健やかな肌を保つ!アフターケアをチェック
施術後は気分がウキウキするかもしれませんが、レーザー照射だけが脱毛ではありません。
つるすべ肌のためには施術後のお手入れも大切です。
施術当日は入浴をせず、シャワーのみにしましょう。
脱毛後の肌はほてりが残ることがあります。激しい運動で大量の汗をかいたり湯船に浸かって肌を温めたりすると、肌の刺激になってしまいほてりが長引く可能性があります。
帰宅後もしばらくほてりが続くようなら、冷やしたタオルや保冷剤などでクールダウンしてください。
先にも紹介しましたが、施術期間中は日焼けNGです。
レーザー照射で敏感になった肌に紫外線が当たると、シミになってしまうこともあります。
参考⇒シミを消したい時の対策法は?【クリームや馬油が効果的!】
外出時は必ず日焼け止めを塗り、長時間の外出時にはこまめに塗りなおすなど、普段以上の対策が必要です。
また、普段以上にしっかりと保湿してあげるようにしましょう。
ダメージを受けた肌は水分量が減っていますので、意識的にケアしてください。保湿には、高価な化粧水を使う必要はありません。
水分量が豊富なモチモチの肌は、施術の痛みを和らげる効果も期待できます。レーザーの照射の効き目もよくなるので、脱毛効果も高まるでしょう。
炎症が出てしまった場合は、すぐに施術を受けたクリニックで治療をしてください。
炎症止めの軟膏を処方してくれるので、医師の指示に従って1日に数回塗りましょう。
赤みやヒリヒリ感は、通常2〜3日でおさまるといわれています。レーザー照射後の毛は2〜3週間で自然に抜け落ちますが、どうしてもムダ毛が気になる場合のお手入れは、肌への刺激が少ない電動シェーバーを使うのがおすすめです。毛抜きで根元から毛を抜いてしまうと、次回の施術で十分な効果を得られなくなってしまうこともありますので控えましょう。
クリニック選びのポイントとは?
医療脱毛は、施術を行っているクリニックであればどこでもよいかというと決してそうではありません。
選び方のポイントを5つ挙げてみました。
料金設定の適正
ポイントのひとつ目は、料金設定が適正かどうかです。
他のクリニックと比べて極端に費用が安いところや高いところは避けましょう。特に安いところは脱毛効果を実感できなかったり、規定の回数では脱毛が完了しない、医師やスタッフの対応が悪いケースがあったりします。規定の回数で脱毛が終わらなかった場合に追加料金発生の有無、コース料金以外の費用の有無もチェックしてください。
通いやすい立地と予約を取りやすさ
2つ目のポイントは、通いやすい立地と予約を取りやすいかどうかです。
通うのに時間がかからない自宅や職場の近くがよいでしょう。人気クリニックの土日枠は早くから混雑します。拠点の数が多いクリニックであれば予約が取りやすくなりますし、万が一途中で引っ越しすることになっても引っ越し先で通うことも考えられます。
導入しているマシン
3つ目のポイントは、導入しているマシン。
部位や体質によって脱毛効果には差があるので、使い分けをしているクリニックがおすすめです。また、マシンによって施術時や施術後の痛みの感じ方も変わってきます。脱毛用マシンはどんどん進化しているので、痛みの少ない機種を導入しているところを選ぶとよいでしょう。
トラブルへの対応力
4つ目は、トラブルへの対応力です。
痛みが出てしまったときのケアや、医療脱毛がなんらかの原因でうまくいかなかった場合への返金保証があるかも確認ポイントでしょう。
途中解約することになった場合の返金保証制度が充実しているかも見てみてください。
キャンセル料やシェービングサービスの料金
5つ目はキャンセル料やシェービングサービスの料金です。
予約をしていても、突然体調が悪くなってしまったり、予定が入ったりしてキャンセルしなければならない場合もありますよね。
そのようなときでもキャンセル料が発生しないクリニックのほうが通いやすいといえるのではないでしょうか。
また、前日までに自己処理をしても剃り残しが出てしまうこともあります。
剃り残しがあるとスタッフの人に剃ってもらうことになりますが、シェービングが有料だと結構な負担になります。シェービング料がかからないクリニックを選ぶのもポイントです。
医療脱毛で脇をケア!【気になる回数の目安と料金は?】のまとめ
これまでに脱毛をしたことがない人は、まずは脇から始めてみるのがおすすめです。一度脱毛の良さを実感してしまうと、もう自己処理には戻れなくなってしまうのではないでしょうか。他の部位もきっとやってみたいと思うはずです。この記事を読んで医療脱毛に興味が湧いたら、いくつかのクリニックを比較検討して医療脱毛のデビューをしてみてくださいね。
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