8Nov
背中のムダ毛は、ワキや足など見えやすく手が届きやすい場所のお手入れと比べると、自分では見えにくく手が届かない場所が多い背中のケアがついつい疎かになってしまう方も多いのではないでしょうか。水着だけでなく、後ろが開いたオシャレな服を着こなすためにも、この機会に背中のムダ毛とさよならしましょう。
背中のムダ毛は医療脱毛がおすすめです。広範囲にわたる背中を自分ですべて処理するのは難しいですよね。背中のムダ毛をスッキリさせたい方だけでなく、脱毛することで毛穴の詰まりを解消できる医療脱毛について解説します。
意外と目立つ…背中のムダ毛が気になるシーンとは
普段は衣服で隠れることのほうが多い背中は人目に晒されることがないので、比較的手足よりも身だしなみを意識する機会が少ない箇所です。
しかし、気温が上がり衣服が薄着になってくると背中を露出することも多く、自分が思っているよりも他人に見られている箇所でもあります。
パーティーに出席するために背面が大きく開いたドレスを着たり、海水浴に行って露出面積広めの水着を着たりするなど、背中を晒すことを避けられないシチュエーションも多々ありますよね。
こだわり抜いて選んだ水着や服も、露出させる部分に自信がなくてはポテンシャルを最大限に引き出すことができませんし、堂々と立ち振る舞うことはできなくなってしまいます。
人生で最大のイベントで着るウエディングドレスも、背中がパックリと開いた大胆なデザインも多くなっています。人生の大事な晴れ舞台で背中のムダ毛がきれいに処理できていなかったら、一生の後悔につながりそうです。
こうした機会に背中のケアを思い立ち、がんばって自身でなんとかお手入れをしようとする人も多いですが、面積の広い背中はその分手間がかかるので忙しい人には難しいでしょう。
また、身体が柔らかい人でないと手が届かない箇所なので、均一にきれいにするのは相当器用な人でも困難で根気のいる作業です。
そのうえ、自己処理は背中を傷つけて炎症や腫れを引き起こすことや、肌荒れの原因となるためスキントラブルのリスクもあり、かえって逆効果になる場合もあるのであまりおすすめすることはできません。
では、背中のムダ毛を処理するにはどのような方法が良いのかというと医療脱毛が効果的です。
背中を脱毛するなら医療脱毛が良い!その理由とは
なぜ背中の脱毛処理に医療脱毛を勧めるのか。これからその理由を、順を追って解説していきましょう。まず、背中の脱毛にはいくつかの方法があります。
脱毛サロンで行われている「光脱毛」
『フラッシュ脱毛』や『エステ脱毛』などと呼ばれ、広く用いられている手段になります。
基本的に医療機関ではないところで行う施術は、この『光脱毛』であることがほとんどです。光脱毛は肌に特殊な光を照射して脱毛を行う方法で、冷たいジェルを肌に塗り、その上から光を当て最後にジェルをどかして完了という流れが一般的です。
光脱毛は金銭面のハードルが低いため、手軽に行いやすい点がメリットになっています。
医療機関で受けられるレーザー脱毛
肌にレーザーを当て脱毛を行う方法ですが、先ほどの光脱毛と違ってクリニックなどの医療機関でのみ受けられる方法になります。
脱毛の原理自体は光脱毛と同じですが、光脱毛よりも出力の強い光を当てることができるので、光脱毛よりも効果が高いのがメリットです。
しかしこれら二つの脱毛方法は効果に個人差が大きすぎるというデメリットがあり、光脱毛に至っては効果が実感できないという場合も珍しくありません。
レーザー脱毛については使用するレーザーの種類によるので一概に言うことはできませんが、医療脱毛のほうがレーザーの出力が強く、産毛までしっかりと脱毛できるため、こちらのほうが適していると言えるのです。
肌まで綺麗になる?背中の脱毛でニキビが少なくなることも
背中脱毛する目的は美しい背中を手に入れることにありますが、脱毛を行うことで肌がきれいになり、背中のニキビが少なくなることもあります。
そもそも、背中にニキビができる原因としては、主要なものとして次の3つがよく挙げられます。
ひとつは『皮脂の過剰分泌』。
これにより毛穴が狭くなり、さらに角栓が蓋をした後に皮脂が溜まることによって炎症が起きてニキビになります。顔にできるニキビのでき方もこの過程と一緒ですね。
ふたつ目は『シャンプーやボディーソープ、コンディショナーなどのすすぎ残し』。
私たちは毎日お風呂で頭髪や体を洗います。その時、腕や足、腹回りなど目と手が届きやすい場所は念入りに洗いますが、目も手も届きにくい背中の部位は自分ではちゃんと丁寧に洗っているつもりでも、実際はすすぎが雑になってしまっていることがあります。
特に、髪型がロングヘアの人はシャンプーやコンディショナーの洗い残しが発生しやすいので、毎日丁寧にしっかりすすぐことが大切です。
最後は『ホルモンバランスの乱れ』が原因になる場合です。
身体のホルモンバランスが崩れると、皮脂の過剰分泌を引き起こすトリガーとなることがあります。ですから、日頃から生活習慣をしっかりコントロールして生活するように気を付けることが大事です。
本題に返って、背中脱毛することによってなぜニキビが少なくなることにつながるかというと、無理して自分でカミソリや脱毛クリームなどを用いて自己処理することによる肌の怪我がなくなることにより、ニキビが悪化することがなくなります。
さらに、脱毛することで毛穴の詰まりを解消することにもなり、ニキビ予防につながるというわけです。脱毛によるニキビへの影響が気になる人には、ケミカルピーリングを併用するのも良いでしょう。
大きなパーツだからこそ!背中脱毛の部位を知ろう
これから背中脱毛を検討しようとしている人は、まず背中脱毛する際の部位について学んでおく必要があります。
一口に背中と言えども範囲が広すぎるため、それぞれ箇所によってエリア分けされて料金設定してあることがほとんどだからです。自分が脱毛したいと思う箇所を指定して、施術者に伝えましょう。
まずひとつ目は『うなじ』。首の後ろ側のことで、大体首の付け根辺りまでの範囲を指します。サロンや医療機関によっては部位の名称が『襟足』や『首うしろ』と呼ぶこともあるので注意しましょう。
次は『背中の上側』。大体、首の付け根のあたりから肩甲骨のあたりまでの範囲を指すことが多いようです。
そして、肩甲骨の下からウエストラインのあたりまでが『背中の下側』のエリアになります。
大抵のサロンでは、肩甲骨を境界にして値段を設定しているところが多いです。
最後に、残りのウエストラインからお尻の割れ目の先までが『腰』の範囲とエリア分けされています。
当たり前のことですが、脱毛する部分が広ければ広いほど施術料金は高くなりますので、背中が開いたドレスを着る時に見える部分だけ脱毛したい場合は、『うなじ』と『背中の上側』を指定することで料金を低く抑えることも可能になります。
多くのサロンや医療機関では、施術前にさまざまなプランの中から自分に合ったものを選択するシステムになっていますが、ごくまれに自分が脱毛したい箇所が指定したプランの中に含まれておらず、施術の後でトラブルになるケースもありますので、自分が脱毛したい場所がプランに含まれているかを事前によく確認するようにしましょう。
増毛症や硬毛症… 背中脱毛のリスクはある?
これから背中の医療脱毛を検討している人は、脱毛のリスクについても知っておく必要があるでしょう。
光やレーザーを用いた脱毛法は、毛の黒い色素に熱を与えてムダ毛の根元のほうにある発毛組織を破壊することで脱毛する仕組みになっています。
体中のあらゆる体毛の中でも背中の毛は、比較的軟らかくて太さも細かい産毛が多いため、毛の1本1本のメラニン色素に効果的に熱を伝えるために、肌が火傷しないギリギリの照射レベルの調整が必要なほど、高い技術力が要ります。
一般的に背中脱毛を行うと、脱毛を行う前よりも毛が太くなったり、毛の量が増えたりするリスクがあることが知られています。
このような現象は硬毛化(または硬毛症)、多毛化(または多毛症)と呼ばれており、脱毛した箇所の毛が施術前よりも増えたり、増えたように感じられたりする現象のことを言います。
施術前と後で毛穴の数自体が変化しているということはありませんから、永久にどんどん毛が増え続けるわけではありません。産毛が硬毛化によって太くなったために施術前より目立ってしまい、毛が増えたように感じる人もいるようです。
これらの現象の原因については未だはっきりと解明されていないようです。
ただ有力な説としてはムダ毛の根元の組織を破壊しきれなかった場合に、熱の刺激によって毛の成長が促進されることで毛の太さや長さに影響を及ぼすという説や、退行期や休止期の状態の毛の成長が活性化されてしまうためではないかという説、レーザーを照射することによって、逆に毛の根元の周辺組織を活性化させてしまうことが原因なのではないかとする説などが一般的なようです。
施術の時間や痛み…背中脱毛の気になるポイントを解説
脱毛するのが初めての人は、気になることがたくさんあるでしょうが、ここでは背中脱毛で気を付けたいポイントをいくつか解説していきます。
まず、初めての人が脱毛するうえで不安に感じていることが『痛みの有無』ではないでしょうか。医療用レーザーによる脱毛は痛いという話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
医療脱毛は医師の安全管理徹底の下、通常よりレーザーの出力を高くして施術することができるため、一般的な脱毛サロンで行うような光脱毛などと比べると痛みは強いと言えます。
しかし、個人差はありますが、基本的に背中を脱毛する際には、毛も細いので耐えられないほどの痛みというわけではありません。
また、施術期間中は硬毛化(硬毛症)の他にも、毛嚢炎にかかるリスクがあることも知っておきましょう。毛嚢炎というのは毛穴に雑菌が入って炎症を起こす症状のことで、見た目はニキビとよく似ています。
厳密にいえば毛嚢炎とニキビは全く同じではありません。ニキビの定義は少々広い範囲で使われますが、毛嚢炎はニキビの中のひとつのカテゴリと言えるでしょう。
通常、症状は1週間ほどでおさまることが多いですが、もしも症状が長引いたり悪化したりするようならば、病院で診てもらうことをおすすめします。
気になるポイントの最後は、施術を受けているときはどのような状態なのかということです。大半の脱毛サロンやクリニックなどでは、上半身は裸になって寝台の上にうつぶせになった状態で施術することがほとんどです。
肌トラブルを避けるために!脱毛を受けた後の注意点
待ちに待った施術もついに終わり、憧れの美しい背中が自分のものになった!と、喜びに浸りたい気持ちもわかりますが、脱毛が終わったからといってこれで終わりというわけではないのです。
脱毛を行った後のケアをさぼったり、注意事項を守らなかったりした場合、シミや炎症を引き起こすケースも多いので、無用なスキントラブルを避けるためにも脱毛後に必要なケアと控えるべき行動について知っておきましょう。
脱毛した当日から始める肌のケアとしては、肌をしっかり冷やすことがまず大事です。
家に帰ってから炎症が起きたり、肌の火照りが出てきたりしたときは、冷たいタオルを背中に当てたり冷水をかけたりして肌を鎮静化させましょう。
保冷剤や氷などで冷ます場合は、冷たすぎることもあるので直接当てるのは避けてタオルなどの布でくるんで使うようにするのが無難です。
次は、脱毛当日に控えるべき行動についても知っておきましょう。先ほど、肌をしっかりと冷ますことが大事だと言いましたが、逆に肌や体を温めるような行動はNGです。
お風呂はもちろん、運動、サウナ、岩盤浴、それからお酒も体温を上げてしまうので厳禁です。
体を温めてしまうと、患部がひりひりしたり赤みがさしたりなどの炎症を起こすためです。
また、脱毛した箇所に消臭スプレーや制汗剤などを使用することも避けましょう。大体の目安としては飲酒と運動は当日だけ避けて、お風呂は2日間我慢すれば大丈夫です。
術後に思わぬ肌のトラブルが現れた場合は、すぐに医師に相談するようにしましょう。
背中のムダ毛は医療脱毛でしっかり脱毛!【おすすめの理由とは?】のまとめ
ここまで、背中のムダ毛が気になる人に向けて、医療脱毛について解説してきましたがいかがでしたか?背中のケアというのは、夏の季節を過ぎるとついおろそかになってしまいがちですが、薄着のシーズンが過ぎたからといって油断をしていると、背中がオープンなドレスを突然着なければならないことがあるかもしれませんから、そんなことがあってもいいように準備をしておく必要があります。医療脱毛では、しっかりときれいに脱毛することが可能なので、憧れだった背中を手に入れられます。医療脱毛で魅力的な背中を手に入れて、肌の露出の多い服も着こなせるスーパーボディに変身しましょう。
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