12Oct
頬にニキビを見つけてショックを受けたことはありませんか?メイクで隠せば隠すほど頬のニキビは悪化するという経験もありますが、正しいケアをすることで頬ニキビは改善できます。ここでは頬ニキビの原因を追究し、その治し方について説明します。
頬ニキビができないように生活習慣で気をつける事はあるのでしょうか?どのような事が頬ニキビにつながるのか確認してみましょう。頬ニキビに悩んでいる方は、思い当たることはないでしょうか。頬ニキビを作らないような生活の心がけと適切な治し方で、頬ニキビを治していきましょう。
頬ニキビって何?どんな症状?
できはじめの頬ニキビは小さく白っぽいのが特徴です。
かゆみがありますが、白ニキビの段階では見た目にもわかりづらいため、ニキビであるという自覚もないでしょう。
白ニキビに気づかないまま放っておくと、毛穴が黒ずんで黒ニキビへと姿を変えます。
この状態でニキビであると気づく人が多いでしょう。
しかしかゆみがあるために無意識のうちにかいてしまうとこともあり、肌が炎症を起こしてしまいます。
そうなることで痛みを伴う赤ニキビへと変化するのです。
頬ニキビができてもそのまま放置しておくことや、間違った手入れを続けてしまうことは非常に危険です。
ニキビ跡となって残ってしまうことや、色素沈着の原因にもなり赤紫や茶色っぽい色となって肌に残りつづけます。
最もひどい場合に肌がでこぼこになる可能性もあるでしょう。
でこぼこ肌を治療するのは非常に難しいため手遅れになる前にきちんと治療を行いましょう。
何度も繰り返し頬ニキビができてしまう場合は、お手入れ法を見直してみるのが良いでしょう。
ニキビができているにもかかわらず肌は乾燥している場合には乾燥によるニキビの可能性があるのです。
ニキビの原因が皮脂であると思っている人も多く、ニキビができればとにかく皮脂を取り除く人も多いでしょう。
しかし乾燥している肌から皮脂を取り除きすぎると、肌は乾燥から守るためにさらに皮脂を出しニキビを誘発させるのです。
頬ニキビの特徴はできる場所がさまざまで、いつも右側にできる人や、いつも左側にできる人、フェイスラインやあごにばかりできる人と人によってできる場所に偏りがあります。その理由はいつも髪の毛が当たる場所や、携帯電話が当たる場所、いつも頬づえを突くときに当たる場所など日常の癖が原因であることも考えられます。
頬ニキビは生活習慣を変えることでも治すことが可能です。
なぜ頬にニキビが?身体のメカニズムは?
ニキビができるメカニズムは毛穴から皮脂が正常に排出されなくなることで毛穴が詰まってしまうことです。
思春期であれば、皮脂の過剰分泌が原因ですが、思春期以降では乾燥によって皮脂が過剰に分泌されることが原因であると考えられます。
特に頬はTゾーンのように皮脂の多い場所ではないため「インナードライ肌」である可能性が高いのです。
インナードライ肌になってしまう原因は、
- スキンケアの間違い
- エアコンによる乾燥など
が考えられます。
特にスキンケアに関しては毛穴の汚れが気になるという理由で洗浄力の高いものを使ってゴシゴシ洗っていると、皮脂が必要以上に取り除かれてしまいます。
さらに保湿をおろそかにしてしまうことで乾燥状態が続いてしまうのです。
乾燥した肌は、乾燥から守るためにさらに皮脂を分泌させ過剰分泌を引き起こしてしまい、結果としてニキビができてしまいます。
さらに女性の場合にはホルモンバランスの乱れが原因であるとも考えられるでしょう。
参考⇒女性ホルモンの増やし方は?【豆乳や食べ物で不足を補う!】
女性ホルモンが影響する場合には生理前に頬ニキビが増える人も多く見られます。
女性ホルモンには卵胞ホルモンである「エストロゲン」と黄体ホルモンである「プロゲステロン」の2種類があり、プロゲステロンは皮脂を増やす働きがあります。
肌の水分量を増やす排卵前にはエストロゲンが増え、排卵後から生理まではプロゲステロンが増えますので、この時期には皮脂が増えやすくなるのです。皮脂が増えたとしてもホルモンバランスが整い、肌の調子がいいときにはニキビにはなりませんが、これらのバランスが崩れてしまっているとニキビができる可能性が高くなるのです。
不摂生からくるホルモンバランスの乱れも皮脂を過剰に分泌させてしまいがちですので気をつけましょう。女性の体内にあるホルモンは女性ホルモンだけではありません。男性ホルモンも作られています。
睡眠不足やストレスを感じることが多くなると、男性ホルモンが皮脂を過剰に分泌させてしまいますので、ストレスをためずに規則正しい生活習慣を心がけましょう。
頬ニキビができる悪習慣はこれ!食事やストレスなどが原因
皮脂の過剰分泌のほかにも偏った生活習慣が考えられます。
まずきちんとした食事を取れているかを考えましょう。
ジャンクフードやファストフードは脂質や糖分の取りすぎの原因となります。
さらにビタミンやミネラルは不足しているので栄養価に偏りも出てしまうのです。
ビタミンやミネラルには皮脂分泌を抑制させる働きがあるため、これらが不足することで皮脂が過剰に分泌されニキビの原因を引き起こします。
さらに食生活が乱れてしまうことで便秘を引き起こしてしまいがちです。
便秘になるとさらにニキビができやすいので偏った食生活や暴飲暴食をさけ、バランスのいい食事を心がけましょう。
頬ニキビにはストレスからくるものも考えられます。
多くのストレスを感じている場合には自律神経のバランスが崩れてしまうためニキビができやすいのです。
ストレスを受けていない状態であれば、日中には体を活発に動かすための交感神経の働きが活発になり、夜になると副交感神経の活動が活発化することで体を休めます。
この2つの交感神経が常にバランスを取り合って働いているのです。
しかし、ストレスを感じてしまうことで自律神経のバランスが崩れ、夜になっても交感神経が活発に働いてしまい神経が休みなく働かされてしまう状態になります。
さらに自律神経のバランスの乱れは男性ホルモンを活発化させますので、皮脂が大量に発生されニキビの原因を作り出します。
ニキビを作らないためにはストレスをため込まないことが重要です。
また、頬ニキビは外的な刺激も原因となります。
頬の片側だけにニキビができる人は髪が頬に当たっている場合や、頬づえをつく癖があるというように外的な刺激によって肌バリアの機能が低下していることも考えられます。
手や髪には思いのほか雑菌がついている場合があり、それが何度も同じ場所に当たることでニキビを引き起こしているのです。
寝具なども睡眠時間分は顔に触れていますので、できるだけ清潔に保ちましょう。
うつ伏せで寝る人や横向きで寝る人の場合には、寝具と接する面が多くなりますので気を付ける必要があります。枕カバーを頻繁に清潔なものに取り換えるだけでニキビが解消される可能性が期待できます。
洗濯洗剤が肌に合わない場合でもニキビができやすくなりますので、1度洗剤を変えてみるのもおすすめです。
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化粧品で頬ニキビを治す方法とは?
頬ニキビの治し方としてニキビ肌用の化粧品を使うことも効果的です。
洗顔料や化粧水にはニキビ肌用のものが販売され、その中でもニキビの原因となるアクネ菌による炎症をおさえる成分が含まれているものが良いでしょう。
肌は乾燥しているにもかかわらず皮脂が過剰に分泌される症状であるインナードライが気になる人はしっかりと保湿ができるクリームでのスキンケアもおすすめです。
クリームを使うことでさらなるニキビの発生を心配する人もいますが、ニキビケアを目的としている化粧品であればべたつきもなく、保湿をしながら皮脂バランスが整えられます。
ニキビができている場合にはメイクで何とかカバーしたくなる気持ちもわかります。
しかし、メイクによってニキビが悪化する可能性も考えられますので、メイク用品も刺激の少ないものを選びましょう。
肌への負担の少ないファンデーションや、スキンケア成分が配合されているBBクリーム、CCクリームがおすすめです。
塗りすぎに注意しパウダーファンデーションやルースパウダーぐらいの使用にとどめておくのがいいでしょう。
パフにも雑菌が多く潜んでいますので、こまめに洗濯し清潔なパフを使うのが重要です。
ニキビを治療するクリームの中にはイオウを含んだ製品があります。実際にイオウはニキビの治療に効果的ではありますが、肌を極端に乾燥させてしまうのです。こういった製品は思春期のニキビにはおすすめですが、思春期以降の頬ニキビには使用してはいけません。
乾燥があるニキビにイオウは厳禁であると考え、ニキビケアを目的とした化粧品を探すときにはイオウ成分が含まれていないかどうかをきちんと確認しましょう。
薬や漢方薬での頬ニキビの治し方とは?
できてしまった頬ニキビには薬や漢方薬を使用した治し方もあります。
東洋医学におけるニキビとは、体内で発生した余分な熱が皮膚に影響を与えると言われています。その部分に外からの熱が加わることでニキビが発生します。
体の内側のバランスが崩れることもニキビの原因として考えられ、血熱・湿熱・痰湿といった病邪が体表部を犯さないようにすることが重要であると考えられています。体のどの部分に熱がこもっているかを知り、その熱を取り除くことや、熱の発生をおさえるために体のバランスを正常な状態に保つことが重要です。
漢方薬は自然の薬草などから抽出した生薬を2種類以上組み合わせて作られ、副作用がないのが特徴です。体質や心のバランスまでをコントロールし、体の調子を整え体質改善を行います。
漢方医学では体全体を見ることで根本となる原因を知り、トータルに改善していくのが特徴です。
ニキビ薬としての漢方薬は体のバランスを整えて、自然治癒力を高めることを目的に配合されます。そのためホルモンバランスを整え、ニキビのできにくい体づくりを目指します。
大きくはれ上がっているニキビや炎症の強いニキビ、生理前のホルモンバランスの乱れから起こるニキビや、化膿してしまい痛みを感じるなどさまざまな症状に対応が可能です。
ニキビの漢方薬の効果は早い人で3日から1週間程度で効果が実感できることもあります。
しかし、体の根本からバランスを整えるには1年半ほどの期間の飲み続けることが推奨されていますので、完全な改善にはある程度の期間が必要であることを知っておきましょう。
漢方の場合には自分の体質に合わないものを飲まない限り副作用が出る可能性は少ないと言えます。
それでも万が一に備えて漢方薬の専門家にニキビの症状や自分の体質に合ったものを選んでもらうことをおすすめします。
副作用と勘違いしやすいものの中に好転反応がありますが、好転反応というのは体質が改善される初期の段階で一時的に症状が悪化することを言うのです。
体の中で大きな変化が起こるために出る反応ですので、体がだるいと感じることやめまい、下痢などの症状が見られることもありますが、一過性のものであるため、諦めずに飲み続けることで改善されていきます。
自力での改善が難しいならやっぱり皮膚科で治療する!
何度も繰り返しできる場合や治りにくい場合、さらには早めに治したいと考えるときには皮膚科を受診するのが良いでしょう。
それぞれの症状に合わせた内服薬や塗り薬を処方してもらうことができます。
さらに皮膚科では内服薬や外用薬だけでなく、
- ケミカルピーリング
- レーザー治療
- レーザーピーリング治療
- 光治療
も取り入れているところもあります。
参考⇒ケミカルピーリングの効果的な回数や料金は?【ニキビ跡にも!】
それぞれの特徴を説明すると、ケミカルピーリングは、肌の余分な角質を取り除くことで毛穴のつまりを解消させます。
そうすることで肌のターンオーバーが促進され、ニキビのできにくい肌を作ります。
参考⇒ターンオーバーの促進方法!【食べ物やサプリの効果は?】
レーザー治療やレーザーピーリング治療ではレーザーで肌の表面を薄く削ります。
皮膚の再生が促され、角質も除去されます。レーザーの熱によってアクネ菌も撃退され、ニキビの原因を追い払うことができるのです。さらには細かいカーボンを顔に塗ってからレーザーを照射する方法もあり、レーザーによって燃やされたカーボンが毛穴の中に潜んだ皮脂を溶かします。
ニキビの治療法として人気のある光治療は光のエネルギーとRFエネルギーによってアクネ菌の増殖をおさえることが可能です。
そのためニキビがおさまり、ニキビ対策だけでなくシミの改善にもつながると評判の治療法です。
皮膚科でのニキビ治療において一般的に知られている内服薬や外用薬による治療は、内服薬として抗生物質や漢方、ホルモン剤といったものが処方されます。外用薬では外用レチノイドや抗菌薬などそれぞれのニキビに合ったものを選んでもらうことが可能です。
気になる皮膚科でのニキビ治療の相場は、レーザー治療や光治療、ピーリング治療といったものには保険が適用されませんので1回につき5,000円~2万円が一般的でしょう。内服薬や外用薬は保険が適用されます。しかしホルモン剤や漢方には保険が適用されませんので割高になる傾向です。
肌の弱い人にはケミカルピーリングやレーザー治療はおすすめできません。自分の肌の状態をきちんと把握し、皮膚科の専門医にもしっかりと相談するのが良いでしょう。
簡単に実践できる食事の見直しから?
頬ニキビは生活習慣の乱れが原因となることも多いため、まずは生活習慣を見直すことから始めましょう。
暴飲暴食や偏った食生活では肝臓に負担がかかってしまいます。肝臓に負担がかかることで肌に直接影響するので、ニキビを治療する方法として肝臓をいたわってあげることが非常に大切であると言えるでしょう。
肝臓には代謝機能があり、腸で吸収された栄養素を体の中で吸収されやすい形に変え全体に行きわたらせますので、肝臓の代謝機能が鈍ることで栄養素の吸収が妨げられてしまうのです。さらに肝臓の機能が低下してしまうと解毒作用が働かなくなり、体の中に毒素がたまってしまう状態を引き起こします。
肝機能の低下によって代謝が悪くなり、老廃物がたまってしまうことから頬ニキビの原因となるのです。
頬ニキビの治療と肝臓に負担をかけない生活は切り離せない関係であると言えるでしょう。普段の食生活をしっかりと見直し、肝臓を常に健康な状態に保つ必要があります。
健康な肝臓を保つために控えたほうがいいのはアルコールです。
体内に入ったアルコールの90%以上は肝臓により分解されますので、大量にお酒を飲むことで肝臓に負担がかかります。
揚げ物やスナック菓子の取りすぎでも中性脂肪が増えてしまうため肝臓の機能を低下させることにもつながるのです。
牛乳や肉に含まれる動物性脂質も、中性脂肪の原因となりますので過度の摂取は控えましょう。パンや麺類といった精製された炭水化物も中性脂肪になりやすく、肝臓に負担をかけることがあります。
肝臓に優しい食べ物としては抗酸化物質を多く含む野菜や果物がおすすめです。
抗酸化物質は肝臓にとって天敵である活性酸素を抑制する働きがあります。
- わかめ
- ひじき
- もずく
といった海藻も食物繊維やミネラルが豊富ですのでお通じが良くなるでしょう。
低カロリーであるために肝臓への負担がかからないのが特徴です。
アミノ酸が多く含まれる大豆製品も肝臓の修復や再生に効果的に働きます。
納豆や豆腐などにはビタミンやカルシウムが豊富なため、美容効果も期待できるでしょう。
肝臓にとって重要なもののひとつに睡眠もあげられます。
起きている時間には肝臓は常に働き続けているため休ませる必要があるのです。
さらに十分な睡眠をとることで肌の新陳代謝が高まり、ホルモンのバランスも整えられるでしょう。
日ごろから正しい食生活をこころがけ、十分な睡眠をとることが頬ニキビの治し方として非常に効果的であると言えるのです。
ニキビ対策のスキンケアは重要!化粧水選びにも気をつけて
生活習慣を見直すことで体の中から頬ニキビを治療するだけでは物足りないと言えるでしょう。
頬ニキビをしっかりと治すにはスキンケアが非常に重要です。
頬は鼻やおでこと比べても非常に乾燥しやすい部分であると言えます。頬の毛穴は小さいため、分泌される皮脂が少ないことが原因と考えられているのです。
肌が乾燥してしまうことでもともと小さい頬の毛穴はさらに細く小さくなり、汚れがたまりやすくなりニキビになってしまいます。
参考⇒乾燥肌は体質改善で治る?【化粧水やクリームの選び方は】
乾燥している肌は外部の刺激にも弱く肌を守ることができませんので、外部からの刺激を受けやすくニキビが治りにくい状態が作り出されてしまいます。
何度もニキビが繰り返しできてしまうのはこういった原因によるものであると考えましょう。頬ニキビを改善するためには保湿を心がけて乾燥させない状態を作り出すことが肝心です。
スキンケアも頬ニキビに合ったものを選びましょう。
保湿力の高いタイプやビタミンCがたっぷり配合されたものなどがおすすめです。
化粧水には毛穴の奥まで入り込み、角質の奥まで潤いが届くものを選びましょう。そうすることで表面だけ保湿されてインナードライになってしまう状態が防げます。
洗顔料も肌に優しい成分が入っているものを選び、余分な皮脂や汚れだけを取り除くのが重要です。寝る前のたっぷりとした保湿を心がけることで翌朝の肌の調子が変わります。
参考⇒乾燥肌にはプチプラ化粧水がおすすめ!【メリットや活用方法特集】
肌のバランスを整えるビタミンCは、水に溶けやすいためサプリなどから補給をしていても不足している場合があるため、ビタミンCが肌まで届けられていない可能性もありますので、化粧水や美容液などで直接肌に補給するのがいいでしょう。
赤く炎症を起こしている頬ニキビには抗炎症成分が入っているスキンケアがおすすめです。
なかでも甘草(グリチルリチン酸ジカリウム)は敏感肌でも安心な成分であり、高い抗炎症作用が期待できますので使ってみるのが良いでしょう。
頬ニキビを早く改善したい!【原因と効果的な治し方は?】のまとめ
頬ニキビは気づかないうちに発生し、症状がどんどん悪化していくという特徴があります。放置してしまうことで跡が残ってしまうことや色素沈着も引き起こしかねませんので、きちんと治療することを心がけましょう。
ニキビの原因が肌の脂っぽさが原因であると考える人が多いのですが、思春期以降の頬ニキビの原因の多くが乾燥によるものです。表面に皮脂が溜まっている状態であっても内側は乾燥しているインナードライであることが考えられます。そのため、頬ニキビではしっかりと保湿を行うことが重要です。ニキビ治療に効果的な成分が配合された化粧水などをえらび、洗顔も皮脂や汚れを取り除く程度の優しいタイプがいいでしょう。
漢方を使用することも効果的で、長く続けることで体の根幹からニキビを治療することができます。
頬ニキビにとって大敵であるのはストレスで、ストレスからくる自律神経の乱れは肌に影響を及ぼします。さらに女性ホルモンによるホルモンバランスの乱れも頬ニキビの原因となり、皮脂を多く分泌するプロゲステロンが多くなる排卵時から生理の間に頬ニキビが目立つのはそのせいです。
不摂生が原因で起こるホルモンバランスの乱れは皮脂を多く分泌する男性ホルモンが活発化しますので、規則正しい生活を心がけましょう。
生活習慣が乱れることで肝臓にも影響が出ます。暴飲暴食を繰り返したり、ファストフードなどの偏った食生活を続けることは肝臓への負担を大きくし、体から毒素が排出されなくなってしまうのです。老廃物がたまってしまうと頬ニキビの原因となりますので、アルコールの過剰摂取をさけることや、油っこい食事を控えることなど体の内側から改善することが頬ニキビの治し方として効果的です。わかめなどの海藻に含まれるミネラルや、豆腐に含まれるビタミンやカルシウムは美肌作用がありますので積極的に取り入れましょう。
十分な睡眠をとることも肌のターンオーバーを活発にするのに効果的で、頬ニキビを改善するためにはまず生活習慣をしっかり見直すべきであると言えます。それでもできてしまった場合には皮膚科での治療もおすすめです。レーザー治療やレーザーピーリング治療、光治療など、内服薬や外用薬以外の治療法がありますので試してみるのもいいでしょう。
頬ニキビをの治し方はさまざまありますが、自分の肌の状態をきちんと知ることや、生活習慣の乱れを正すことなど基本的なことに取り組むことで大きく改善されると言えます。
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