22Oct
紫外線対策と言えば夏の外出時だけという女性も多いかも知れませんが、秋冬でも紫外線予防は必要なのでしょうか?また実は紫外線は室内にも入り込んできますので、特に窓際などではお肌のUVクリームなどでしっかりとケアしていく必要があります。
紫外線の予防は美肌をキープするために必要で、主なケアはUVクリームや日傘、露出を抑えるなどの方法がありますが、紫外線は夏夏だけではなく、秋冬も予防が必要です。日差しの強い春から夏にかけては、お肌を守るためにUVケアは毎日のようにばっちり行っている女性も多いかと思うのですが、実は日差しが穏やかな秋や冬でも、そして曇りの日や雨の日でも紫外線というのは私たちの目には見えなくても降り注いでいるのです。
夏のように、ばっちりとUVケアをする必要はありませんが、簡単でも良いので紫外線対策をすることで、お肌への影響はかなり違ってきます。
紫外線は3種類!しかも1年中降り注いでいる!
お肌の大敵と言われ毛嫌いされる紫外線ですが、この紫外線は波長の長さから順に、A、B、Cと3種類に分けられています。
地上に届いているのは、UV-Aと表記される紫外線A派と、UV-Bと表記される紫外線B派です。
波長の短い紫外線C派は、波長が短いために、オゾン層を通過する時点で吸収されたりして地上には届きません。
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しかし、オゾン層の破壊により今後届くのではないかと、懸念されているそうです。波長の短いほど有害性が強いとされているので、紫外線C波、紫外線B波、紫外線A波の順に細胞組織に影響が加わります。地上に届いている紫外線A波とB波の影響を受けているのですが、より肌に悪影響なのは、紫外線B波ということになります。
エネルギーが強く波長の短いB波は、夏の海水浴などに行って肌が真っ赤に日焼けする原因となっている紫外線です。
A波の方は波長が短く肌の深層部にまで届き、時間をかけて細胞を破壊、コラーゲンなどを変性させてシワやたるみなどの原因となります。
参考⇒シミを消したい時の対策法は?【クリームや馬油が効果的!】
これからのトラブルが起きる前にしっかりと対策していきたいものですね。
秋冬でも紫外線には要注意!
紫外線B波は、早春の5月あたりから徐々に増えはじめ、6月から8月の真夏にかけて最も多く降り注ぎます。
秋には夏の半分程度、冬には5分の1程度にまで減少します。
紫外線A波は、紫外線B波ほど季節による変動はないものの、やはり5月が最も多く降り注ぎ、12月が最も少ないですが、紫外線A波は、12月から2月にかけての真冬でも、真夏の5割から8割程度は降り注いでいます。
紫外線B波は、真夏に特に要注意ですが、紫外線A波の方は特に一年を通してかなり降り注いでいますから、一年を通してUVケアは必要です。
また、紫外線は晴れの日だけ降り注いでいるわけではありません。
曇りの日でも晴れの日の8割ほどは、また雨の日でも3割ほどは降り注いでいるので、太陽が出ていない日でも注意が必要です。
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窓からの紫外線対策も重要!
紫外線は夏はもちろん、秋でも冬でもそして曇りや雨の日までも一年中降り注いでいます。
そして紫外線は、窓からでもしっかりと入り込んできています。
室内にいるから大丈夫!と油断していてはいけないのです。
外出をするときだけでなく、室内にいても紫外線対策は徹底的に行わなければいけません。
窓からいったいどのくらいの紫外線が入ってくるのか、そして、室内での紫外線対策の方法や室内で紫外線対策をしない場合の肌への影響を詳しくご紹介しましょう。
室内に入れば太陽の光を直接浴びることはないので、紫外線を浴びているという意識がない人も多いかと思います。
家にいる時には日焼け止めも何も塗らず、肌は無防備です。
室内にいる時には、紫外線に対して無意識でいる人が大半だと思うのですが、実は室内でも紫外線は入ってきますので、屋外よりもその量は少ないものの、窓際からはかなりの紫外線が降り注でいます。また日が当たらない窓から遠い場所であっても、拡散・反射をして紫外線が入ってきているので注意が必要です。
窓際では、屋外の紫外線量の80%ほどが、窓から遠い場所でも10%~30%ほどの紫外線が入ってきているというから驚きです。
日差しの強い夏や窓際では、家にいても日焼け止めを塗らなくてはいけないほどの紫外線が入ってきています。
カットする方法は?
家にいる時にまで日焼け止めを毎日塗るのは大変です。
窓からの紫外線をカットする方法としては、UV加工のあるカーテンを利用したり、窓ガラスにUV対策をするのがおすすめです。
通常の窓ガラスだけでは、紫外線もたっぷりと入ってきますし、一般的な薄いカーテンやレースのカーテンをしていただけでは紫外線をしっかりとカットできません。UV加工のあるカーテンは、通常のカーテンよりも値段も高いですが、それだけ紫外線もばっちりとカットしてくれるのでおすすめです。
また、窓ガラスのUV対策は、窓ガラスを全部取り替えなくてもUVカットフィルムを使用すれば、紫外線対策が手軽に出来るのでおすすめです。
1年を通して利用したいグッズとは?
紫外線は1年を通して降り注いでいるので、外出時はもちろん、洗濯物をベランダに干すだけでもUVケアが欠かせません。
雨の日でも晴れの日でも秋冬でも、朝のスキンケアの後には、UVクリームを塗るのがおすすめです。
UVクリームやローションには、SPFやPAという表示がありますが、SPF値が大きいほど紫外線カット効果も強くなります。
SPF値は30もあれば十分で、秋冬には20くらいで紫外線予防効果はばっちりです。
PAは、紫外線A派に対する予防指数で、+の数で効果の大きさが表されています。PA値は+の数が2以上4未満あれば十分です。
他に、紫外線対策の方法としては、日傘やツバ広の帽子がありますが、秋冬の曇りがちな天気の日には、ちょっと違和感があるので、UVクリームだけでもしっかりと塗っておきましょう。
秋冬も紫外線予防が大切!【室内でも窓際は注意?】のまとめ
秋冬の日常生活でも紫外線対策が欠かせません。
UVクリームは、SPF値が15から20くらいのもので紫外線から肌を守ることはできますが、洋服のこすれや皮脂、汗などで落ちてしまうので、3時間くらいで塗り直ししましょう。また、最近では化粧下地やファンデーションにもUVカット剤入りのものが増えています。パウダーファンデーションには粉による紫外線拡散作用が期待できるので、組み合わせて使用すると良いでしょう。
紫外線対策は夏だけではダメです。秋冬の油断している時に、シミやシワの原因となる紫外線が降り注いでいることを知っておきましょう。
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