24Oct
白髪染めには無添加や天然成分を配合したものがあり、肌が弱い人が白髪染めを使う場合におすすめですが、普通の白髪染めはどのような危険性があるのでしょうか?無添加の白髪染めは頭皮や髪に優しいですが、染まるまでには時間がかかると言われています。
無添加の白髪染めを選ぶ時には、その成分に注目しなければいけません。自分で染めるのが怖くて美容院で染めるという女性もいますが、美容院で肌に優しい白髪染めを選択しても、刺激が強くて途中で断念してしまう人も多くいます。無添加で肌が弱い人でも安心して使用できる白髪染めを選ぶにはどうしたらいいのでしょうか。近年では肌が弱い人やアトピー体質の人も増えてきたことから、無添加の白髪染めも増えてきましたので、その特徴と一緒にチェックしていきましょう。
無添加白髪染めの選び方!
白髪染めを選ぶときに髪や頭皮のことを考えるのであれば、一気に染め上げるタイプのものより、徐々に白髪を目立たなくさせていくトリートメントタイプのものがおすすめです。
参考⇒白髪染めの口コミランキング!【シャンプータイプが人気?】
含まれている染料は植物由来の成分を配合していて、肌に優しいほか、体に有害な添加物をなるべく除去しています。
通常の白髪染めのように危険な薬物は配合していないため、早い時間で染め上げるということはできませんが、効果が穏やかな分、危険性もほとんどなく、トリートメント成分で地肌や髪を守ってくれ、非常に髪や地肌に優しく染めていくことができます。
また念のため配合成分もしっかりチェックします。
- ジアミン系
- ジーアミン系
- タール系
の成分が含まれていたら、肌や髪を痛めてしまう可能性があります。
このような成分が配合されていないものを選ぶようにします。
無添加の白髪染めの特徴は?
無添加白髪染めは、通常の白髪染めのようにジアミン系の染料やアルカリは使用していません。
そのため通常の白髪染めに比べると、肌や髪の毛に優しい分髪の毛がしっかり染まるまでは時間がかかります。
それとは逆に、通常のすぐ染まる白髪染めには、髪の毛に染料が付きやすくするために、化学成分などをたくさん配合しています。そのためとてもスピーディに髪の毛を染めることができるのです。
しかし、たくさん配合されている化学成分、肌が弱い人にとっては大問題ですね。染料が肌についたとたんに刺激を感じ肌がかぶれたり、炎症を引き起こす原因となってしまいますので、肌に優しい化学成分がほとんど含まれていない白髪染めが注目を集めています。
化学成分が含まれていないことから、添加物がないという意味で無添加の白髪染ということができます。
無添加の白髪染めには、強い薬液は配合されていないため、地肌などについても髪の毛が痛んだり地肌が刺激を受けることも少なくなります。
しかし、表記には無添加とうたっていても成分の中に刺激の強い成分が含まれていることもありますので、肌が弱い人などは購入前にしっかり成分表示を確認して購入することが大切です。
無添加の白髪染めの多くには、肌や髪の毛を保護するための天然成分のトリートメントを配合しているため数回に分けて白髪を染める必要があります。
お風呂に入った際にトリートメント感覚で白髪染めを行い指定時間放置したらしっかりと洗い流しましょう。
色落ち予防のためにアミノ酸系のシャンプーを使用するだけなので若干お風呂タイムが長くなりますが、3日ほど続けて行うことで色が定着しきれいにむらなく染めることができます。
天然成分配合の違いとは?
肌に優しい、安心して使用できる指標の一つに無添加と天然成分配合があります。
無添加とは体に有害な成分を含んでいる添加物をできる限り排除し、肌や髪の毛に優しく配慮したものです。
天然成分も化学物質をなるべく少なくしている点では同じで、髪を染めるために使用する主成分のほとんどが、植物から抽出されたエキスなど天然の素材を使用しているものをいいます。そのため天然成分が配合されていたとしても、そのほかの成分に体に有害な添加物などが使われていれば結局は髪や肌にトラブルを引き起こしてしまうことがあります。
天然成分配合と書かれていてもしっかり成分表は確認することが大切です。
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まずは成分表示をしっかりチェック!
無添加は天然成分配合とは意味合いが異なります。
厚生労働省は肌が弱い人たちがアレルギー症状を引き起こしやすい102の成分を公表していて、これらの成分を使用した添加物を使用していないというだけで、実際には新しく作り出した添加物などを使用していることはあるのです。
新しい成分などは実際には肌に影響があるのかどうかもわからない成分であるため、成分表示を見てなるべく自分が聞いたことがあるような成分だけが含まれているものを選択すると安全です。
やはり天然成分を配合し無添加の商品が一番安心して使用できます。
また、無添加の特徴としてパラベンやアルコールなどの成分を除外しているものが多く、これらの成分は品質を劣化させないために含まれています。そのため無添加なのに大容量などの商品だと使用が進むにつれて品質が劣化していく可能性があります。
添加物を含んでいない分それを補うような工夫がされているかどうかも選ぶようにしましょう。
また、天然成分の中にも刺激が強いものはあるため、使用する前には必ずパッチテストを行ってから使用してください。
アレルギーの危険性は?
白髪染めの中には危険な成分が含まれていることがあります。その中でも特に危険だといわれているのがジアミン系の成分です。
パラフェニレンジアミンなど様々な成分がありますがこのジアミン系の成分は、体につくとアレルギー症状を引き起こす可能性が高く、薬液が付いた部分の皮膚のかぶれや頭皮の炎症、かゆみなどが起き、皮膚が弱かったりアレルギー疾患の人は症状がひどくなりがちです。
肌の弱い方や無添加をお探しの方は、まずこのジアミン系の成分が含まれていない白髪染めを選ぶようにします。
ジアミン系の成分が含まれているのか表示を見るだけではわからない人も多いと思います。
そのような場合にはアレルギーの人でも大丈夫という表記があったり、肌に優しいなどと表記されていることが多いので、きちんと表記がされているものを選びます。
ジアミン系に似ていますが、ジーアミン系の成分も発がん性の危険がある成分として海外では使用を禁じられています。日本では白髪染めなどへの混入は禁止されていないため、白髪染めにも含まれている可能性があります。肌の弱い人や敏感肌の人は通常の白髪染めで髪を染めると、薬液が付いた部分がかぶれたり炎症を引き起こしてしまったりしてなかなかうまくいかないことがあります。
無添加でも安心ではない?
肌の弱い人や敏感肌体質の人が増えることによって急激に増え始めたのが、化粧品や頭皮のケア用品など、肌につけるものの無添加という表示や天然成分由来といった表示です。
しかし肌が弱いからと言って、無添加のものを購入しても必ずしも何も起こらないわけではありません。
無添加とは人体にアレルギー症状を引き起こす可能性の高いとされている厚生労働省が指定した成分が含まれていないだけのことなので、その成分以外の有害な化学物質が含まれている可能性は十分に高いのです。
そのため肌が弱くて白髪染めを使用するのをためらっている場合は、表示をよく見て購入することと使う前にパッチテストを必ず行ってください。
2日間肌につけたまま放置し、かぶれや肌トラブルが起きなければ安全です。
無添加天然成分配合と書かれていても、購入前にしっかりと表示を確認することは大切です。
返金保障のある商品を利用する
どの無添加白髪染めが自分に合っているかわからない、無添加の白髪染めを購入してみたが、また肌トラブルが起きそうで怖いという人も多いです。
そこで無添加白髪染めには、返金保障がついている商品も非常に多いです。
まずはお試し感覚で返金保障制度のついている商品を利用してみてください。
そのまま気に入ればその商品を使い続けることもできますし、万が一気に入らないときは返金保障を利用すれば、使用しても全額戻ってくるのでまた新しい商品を探すこともできます。
無添加白髪染めは通常のトリートメントとは違い1回では完全に染まりません。数回続けて使用することが大切なので、そのことも考えて、トリートメント成分が配合されているものがほとんどです。そのためきれいに染まったころには髪の毛にはりやツヤも出てきます。
いったん気になる白髪ができ始めたら半永久的に使用することになる白髪染め。
しかし、白髪染めの原料の中には、肌に刺激を与える成分が混じっていることもあり、使用すると痛みを伴うものもありますので、どうせ長く使用するなら気持ちよく使える無添加なものが良いですね。
無添加白髪染めの特徴と選び方!【頭皮や髪への危険性は?】のまとめ
白髪染めには色んな種類があり、成分も様々なものがありますが、肌が弱い方は無添加のものを選んで使った方が安心できますので、十分確認をして選びましょう。
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