3Aug
無添加白髪染めは、髪の毛や地肌には非常にやさしいといわれていまが、染料にも肌や髪の毛に優しい素材を使用しているため、普通の白髪染めのように1回できちんと染まるわけではありません。では、どのように使ったらムラなくきれいに染めることができるのでしょうか。
無添加白髪染め使い方は、通常のヘアカラーと使用方法は違うのでしょうか。染まりにくいという不安もあると思いますが、髪の毛や地肌に優しいものですので、複数回使用することもできます。使い勝手のよいものを見つけてみてくださいね。
無添加白髪染めの正しい使用方法とは?
無添加白髪染めの多くは1回では染まり方が不十分なため、数回連続して使用することが大切です。そのため天然由来成分のトリートメント成分を配合しているものが多いです。
白髪染めトリートメントは、まずアミノ酸系のシャンプーで髪の汚れを軽く落とした後、普通のトリートメントと同じ要領で使用します。
アミノ酸系のシャンプーを使うのは、アルカリ性のシャンプーに比べて色落ちを防げるからです。
そして、シャンプーをしたあと、軽く髪の毛の水分をふき取りトリートメントを適量手に取って、根元からしっかり塗り込むような感じでなじませていきます。
通常のヘアカラーだと、頭皮にかぶれや刺激を生じることが多いのですが、無添加白髪染めの場合、そのようなことも少ないので、しっかり根元から染めてください。頭皮全体にしっかりなじませたら5分ほどそのままにしておきます。
この時、トリートメントした髪をラップで包み込むようにすれば、染料もトリートメント成分もしっかり髪の毛に浸透するため、よりきれいに染めることができます。
しっかり染まるまでには何回も行う必要がある!
通常の白髪染めは1回の白髪染めでしっかり染まるので、次にまた白髪が目立ってくるまでは染める必要はありません。
しかし、無添加白髪染めは染料の効き目が通常の染料より弱いため、同じように染めるためには複数回使用する必要があります。
ただ、メリットとしては白髪染めとはいえ、トリートメントの効果も通常のトリートメントと同じほどの効果が期待できます。さらに、いつものシャンプー後のトリートメントを、白髪染めトリートメントにすることで白髪が伸びてきてもすぐに隠すことができます。
通常のトリートメントよりは価格は若干高いですが、通常の白髪染めは肌に合わないと悩んでいる人にはオススメのアイテムです。
無添加や植物成分配合は染まり具合が悪いのか?
ところで、無添加や天然成分配合の白髪染めは肌に優しいというイメージがある反面、何となく「染まり方もよくないし色落ちも早い」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
確かに、無添加・植物成分配合の白髪染めは肌に優しいことを追究しているので、染料も配合されている成分も通常の白髪染めに比べると刺激の少ないものを使用しているため、その分、通常の白髪染めのように1度でしっかり染め上げるのは難しいといえます。
効果を感じるためには、シャンプーのたびに複数回使用することが必要です。
ただ、無添加の白髪染めは通常のトリートメントと同じく、地肌や髪をトラブルから守ってくれる成分を配合しているのでヘアケア効果が期待できます。また、通常のトリートメントをトリートメントタイプの白髪染めに変えることで、白髪を目立たなくさせることができる気軽さも魅力です。
スポンサーリンク
色もちが良くないの?
無添加の白髪染めで染めた場合、すぐに色落ちてしまうと感じる人もいるようです。確かに、トリートメントタイプの白髪染めは洗い流すときにかなり色が落ちてしまうため、そう感じやすい面もあります。しかし、使用方法に従って規定の量を使用し、15分から20分放置すればしっかり染まって色も長続きします。
さらに、最初に説明したように色落ちを防ぎたい場合にはアミノ酸系のシャンプーを使用することをおすすめします。今まで使ってきた白髪染めで肌トラブルに遭った経験を持つ人には、無添加・植物成分配合の白髪染めは試してみる価値のあるアイテムと言えるかもしれません。
PH濃度で変わる白髪染めの種類
市販されている白髪染めのほとんどが「PHが10から14」という非常に強いアルカリ性の性質を持っています。PHとは、その物質が酸性かアルカリ性かを表す単位です。中性のPH7を基準として、数値が低くなるほど酸性度が高く、数値が上がるほどアルカリ度が高くなります。
そして、市販されている多くの白髪染めは、アルカリ性の強い成分で髪のキューティクルを傷つけ色素を浸透させるというメカニズムになっています。しかし、アルカリ性の強い成分は髪だけでなく頭皮にも刺激やダメージを与え、肌トラブルなどを引き起こしてしまう可能性が高くなります。そこで頭皮が弱い人や、髪質が柔らかい人にはアルカリ性の度合いが高い白髪染めはお勧めできません。
その点、「無添加・天然成分配合のトリートメントタイプ」の白髪染めは、PH値が7の中性か、もしくは5から6程度の弱酸性になっています。もともと、人間の肌や髪の毛は弱酸性の性質を持っているため、肌に刺激を与えることなく使用することができます。
形状による違いとは?
最近では、白髪染めにもいろいろな種類があります。
例えば、通常の白髪染めでよく見られるのが
- 乳液
- ジェルタイプ
- ヘアマニキュアタイプ
- 泡タイプ
- クリームタイプ
などがあります。
その中でも、比較的使い勝手が良いのはクリーム状の白髪染めだといわれています。
初心者でも扱いやすいほか、お風呂で染めても薬液が体に垂れてきたりしないので気軽に使えます。また、ムラなくきれいに仕上げたい場合は、乳液やジェル状タイプがオススメです。細かいところまで染めることができて仕上がりも非常にきれいな点が魅力です。
また、頭皮など薬液がついた部分に肌荒れを引き起こしたり髪が傷んでしまいやすい人には、トリートメントタイプのヘアマニキュアがオススメです。
いろいろな種類がある白髪染めですが、ぜひ、自分の肌質に合う使い勝手のいいものを見つけていきましょう。
無添加白髪染めの使い方と効果期間は?【染まり具合が悪い事も!】のまとめ
無添加白髪染めは、髪や地肌に優しい成分を使用しているので、ヘアカラーによって刺激を受けやすい方におすすめです。また、ヘアケア効果も期待できます。一般のヘアカラーより、染まりにくいという点もありますが、複数回使用することで解消されると思います。シャンプーの後に、白髪染めのトリートメントを使えば、白髪に悩むこともなくなります。
スポンサーリンク