10Nov
ムダ毛の脱毛と聞くと、一般的に広く行われている脇やVラインなどのパーツが思い浮かぶことも多いでしょう。ですが実は脚の脱毛も人気があるんです。脚は露出する機会が多くて人目に付きやすい部分であり、さらに範囲も広いので、自己処理するのが大変な部分です。頻繁にムダ毛を自己処理するは肌へのダメージにも繋がってしまいます。医療レーザー脱毛の施術を受けることで、自己処理いらずのつるつるの脚を手に入れることを考える人も多いです。
脚の医療脱毛を行って好きなファッションをもっと楽しみたい方のために、この記事では脚の医療脱毛のメリットとデメリット、気になる施術回数や料金、サロン選びのポイントなど、基礎的な部分と注意しておきたい点についてまとめています。
人の目につく脚だからこそ!自己処理に潜むリスク
ムダ毛が生える部分の中でも、脚ほど面倒な部分はないと感じる女性は少なくありません。長い丈のパンツですっかり覆ってしまえば目立ちませんが、スカートやショートパンツなどを着るときには必ず人目についてしまいます。
比較的太い毛が生えやすく、数日放置しただけでもすぐに目立ってきてしまうことも多いと思います。そのため、週に1~2回程度自己処理しているという女性が多いです。
毛深い女性の場合はほぼ毎日自己処理をする必要があり、自己処理を行う頻度がかなり高いパーツだということがわかります。
しかし、自己処理はどうしても肌へ負担を与えてしまいます。
例えば、多くの人がムダ毛の自己処理に使うのがシェーバーや毛抜きですが、これらが肌トラブルの原因となることがあります。
例えば、ムダ毛の自己処理によって炎症が起きてしまう毛嚢炎。白ニキビのようなものですが、化膿して赤ニキビのようになり広がってしまうことがあるのです。
これは、シェーバーや毛抜きで処理する際に毛穴が傷ついてしまうことが原因です。そこに雑菌が入り込み、毛穴が炎症反応を起こしているのです。
また、頻繁な自己処理により、色素沈着ができてしまうこともあります。色素沈着とは、皮膚への刺激に反応してメラニンが形成されて皮膚に沈着し、取れなくなってしまうことです。
何度も同じ場所をシェーバーや毛抜きなどで刺激するため、その部分に色素沈着ができてしまいます。
こうした肌トラブルを繰り返すと、肌がいつの間にかボロボロになってしまいます。将来的に医療脱毛をしたいと思っても、肌の状態が悪いと施術が受けられなくなることもあります。自己処理にはリスクが伴うことを意識しておきましょう。
脚の医療脱毛はこんな人におすすめ
体毛の濃さは人によってかなり差が見られる部分です。
人によっては毛の色が薄く、ほとんど生えていないので脚のムダ毛処理なんてしたことがないという女性も存在します。その一方で体毛が濃く、日々ムダ毛との戦いを繰り広げなければいけない人もいます。
剛毛が悩みという女性であれば、医療脱毛を受けてそのストレスから解放されるというのも良いでしょう。
自己処理をしても次の日にはすぐ毛穴に黒いぼつぼつができてしまうような人は、かなり自己処理のペースが速くなりお肌への負担が増えます。
自己処理の頻度が高くて貴重な時間が奪われたり、肌がボロボロになったりしまうのが心配だという人は、医療脱毛で毛根から細胞を破壊し、ムダ毛が生えなくなるようにするのがおすすめです。
他にも医療脱毛がおすすめな人がいます。それは肌の露出した服装をすることが多い人です。
ミニスカートやショートパンツをよく着用するのであれば、太ももを含む脚全体の医療脱毛をするのが良いでしょう。
脚の裏側や足の甲、足の指など自分ではあまり意識しない部分も、人からは案外注目されているものです。自分での自己処理には限界がありますから、レーザー脱毛でつるつるにしておけば安心ですね。
またムダ毛処理には意外と多くの時間が取られるものです。シェーバーなどは手軽ですが、きちんとアフターケアなどを行なうとなるとかなり時間がかかります。
毎日ムダ毛処理のために時間を費やすのが無駄だと感じるなら、「時は金なり」です。費用はかかりますが、思い切って医療脱毛を受けるのがおすすめです。
目指せつるつる!脚の医療脱毛のプランと回数
脚の医療脱毛と一口に言っても、脚全体を行なうケースもあれば気になる部分だけ行なう場合もあります。脚の医療脱毛は細かいパーツごとに分かれているのです。
- ひざ下
- ひざ上
- ひざ
- 足の甲
- 足の指
- 太もも
などが主です。
脚の医療脱毛を受けたい場合には、プランごとにどのパーツが入っているか確認しながら料金などを比較するようにしましょう。
最も目立ちやすい両ひざ下だけを行なった場合と、脚全体を脱毛した場合とでは料金がかなり変わってきます。
また、ひざ上とひざ下を申し込んだから大丈夫と思ったら、真ん中のひざが含まれておらず、そこからムダ毛が生えてきて気になってしまうということもありますので注意が必要です。
医療脱毛によってどれくらいの回数できれいになるかというのは、個人差があるようです。
- 目安としては3~4回ほどで脱毛の効果を実感できるようになります。自己処理が必要ないと感じるほどにつるつるになるには、5~6回が目安となります。
気になる料金ですが、両ひざ上を行なった場合の大体の目安は、1回で26,364円、5回で131,820円、8回で210,912円といった程度です。
両ひざ下の場合にはもう少し安くなり、1回20,561円、5回102,805円、8回164,488円程度と考えて良いでしょう。
このように、医療脱毛は専門的知識を持つ医師や看護師により施術が行われ、マシンも出力が高いものが用いられるので費用は高めになります。それでも、医療脱毛を行なうクリニックの数が増えてきていることもあり、相場は下がってきています。
健康な肌状態を保つ!ポイントをチェック
医療脱毛を受ける前から準備は始まります。不必要な肌トラブルを避け、できるだけ効果を上げるために自分自身でできるポイントがいくつかあるのです。
一つ目は、ムダ毛を処理しておくことです。
これから脱毛をするというのに、シェービングをする必要があるのだろうかと思うかもしれません。
しかし、レーザー脱毛は毛の毛根の細胞に働きかけるもの。毛が生えたまま残っているとその部分に光が集まり、やけどの原因になることがあります。
ただし、シェービングも肌に負担がかかります。施術当日ではなく1日前に終わらせておきましょう。
二つ目は、毛抜きを使用して毛根からムダ毛を取り除かないことです。
毛根にレーザーの光を当てて脱毛するわけですから、毛根がなければその効果がゼロになってしまうからです。
施術前には、肌の状態を健康に保つために保湿をしっかりと行っておくことも欠かせません。皮膚が乾燥していて粉が吹いているような状態だと、施術を受けられなくなる可能性もあります。ですから、施術前に保湿を心がけるとともに、脱毛後もたっぷりと保湿してあげるようにしましょう。
ただ、施術の際は何も塗らずに行くこと。ボディクリームなどを塗った後だと、脱毛効果が弱まってしまいます。
最後のポイントは、極力日焼けを避けることです。
日焼けした肌はメラニン色素がいっぱいになります。
レーザーはメラニン色素に反応するので、日焼け肌に施術すると痛みが増します。
また、光が毛に集中しないので脱毛効果も下がります。こうした点に注意して万全な状態で施術に臨むようにしましょう。
医療脱毛によって起こる!肌トラブルとは
医療脱毛は効果が高いことで知られていますが、その分副作用が大きいのではないかと心配して躊躇してしまう女性もいます。実際、医療レーザー脱毛はメリットだけでなくデメリットもあります。
医療脱毛をすることによって肌トラブルを経験したという人も存在しているのです。例えば、施術をした部分の皮膚が赤くなるというのは比較的多い症状です。
レーザーが黒い毛に集中するので、毛根の周りの皮膚に炎症が起きることがあります。皮膚が弱い人や色白の人の場合、炎症によって赤みが出てしまいがちです。赤みが2~3日残る場合もあります。その場合、炎症止めのクリームなどを用いることもあります。
顔など目立つ部分に赤みが出てしまうと、生活に支障が出ると感じる人もいるでしょう。また、毛嚢炎という症状で、ニキビのようなぶつぶつができるケースもあります。
これは、毛穴に雑菌が入り炎症を起こしてしまう状態です。白いニキビに似ていますが、化膿してしまうと赤くはれて痛々しい見た目になります。目立つ場合には、炎症を抑える塗り薬と飲み薬を使用します。
また、産毛の多い部分などで生じやすい肌トラブルのひとつが硬毛化です。
産毛に脱毛レーザーを繰り返し当てると、毛が硬くなることがあります。毛が太く長くなって、毛の量が増えたように感じてしまう症状です。原因は解明されていませんが、うなじや二の腕、背中、肩など、毛が細く薄い部分で硬毛化が起きる可能性が高いことがわかっています。
こうしたリスクがあることも理解しつつ、メリットとデメリットを比較して医療脱毛を受けるかどうかを考えましょう。
脚の医療脱毛は痛い?痛みやすいパーツとは
医療脱毛というと、痛みを心配する人は少なくありません。
医療脱毛はレーザーの熱を当てて毛の細胞を破壊するというメカニズムですから、痛みを完全に取り除くことは難しいのが事実です。
実際、この痛みは輪ゴムでぱちんとはじかれたような痛みと形容されます。
脚の医療脱毛の中には痛みを感じやすい部分もあり、足の甲や膝、足首など骨に近い部分では痛みが強く出やすいものです。また、自己処理を繰り返して毛が太くなってしまっているひざ下なども、痛いと感じることがあります。
ですが、医療脱毛に伴う痛みを和らげることもできます。
例えば、レーザーの出力を下げるという方法です。
出力を下げることで熱エネルギー量が下がり、痛みは少なくなります。ただし脱毛の効果もそれに比例して下がります。
また痛みが我慢できない場合は麻酔を使用することができるのが、医療機関であるクリニックでの医療脱毛のメリットです。
麻酔には2種類あり、吸引するタイプの笑気麻酔は痛みやそれに伴う不安を感じにくくなります。また、レーザーを当てる部分の肌に直接塗る麻酔クリームというものもあります。これを塗ると皮膚表面の感覚が鈍くなって痛みに耐えやすいです。
治療部位を冷やして痛覚を鈍くし、痛みを軽減させるという方法もあります。
冷たいジェルや保冷パックを用いるのが一般的です。さらに、脱毛マシンの中でも、冷却機能があるものを使用するという方法も効果的です。氷点下の温度の冷風を当てながらレーザーを照射することで、痛みを減らすことにつながります。
安全性&価格帯から選ぶ!サロン選びのポイントとは
医療脱毛を行なうクリニックはどんどん増えています。そのため、どのクリニックを選んだら良いのか頭を悩ませてしまう人もいるでしょう。
選び方のポイントはいくつかあります。
医療脱毛期間の有効期限
まず、医療脱毛には期間が定められているのが一般的です。その期間内に施術を行なう必要があります。何かの事情で治療が一時的に中断する場合もありますから、その有効期限は長めのところを選ぶと良いでしょう。
初診料や追加料金の確認
また料金体制が複雑で、一見安いと思うものの、トータルで計算すると意外と高額になるという場合もあります。その点はチェックしておきましょう。
例えば、初診料や施術前のシェービングに対する処置料など、追加料金が発生する場合もあります。それらもサイトで調べたり、事前のカウンセリングで聞いたりして、明確に理解できるようにするのがおすすめです。
クリニックの信頼性
さらに、クリニックの信頼性、安全性を重視しましょう。
サイトやカウンセリングで医療脱毛のデメリットについてきちんと開示されるかというのが、ひとつの判断材料になる部分です。どんなリスクがあるのか、万が一トラブルが発生した場合にはどんな対処がなされるのか、その場合の費用はどうなるのかといったポイントをしっかり確認します。
たくさんのクリニックがある分、価格帯もさまざまです。
料金が高額になり過ぎていないか、いろいろなクリニックの料金を比較して目安を理解しておくと良いでしょう。何度も繰り返し通うことになるので、通いやすい距離にクリニックがあるのかなどのポイントも併せて押さえておきたいものです。
つるつるの脚を手に入れたい!医療脱毛選びのポイントのまとめ
今回は、脚のムダ毛に悩む女性を対象に脚の医療脱毛について取り上げました。自己処理は面倒で肌への負担も大きいもの。忙しい人や剛毛で悩んでいる人には医療脱毛がおすすめです。痛みや肌トラブルなどのリスクもありますが、安全性の高いクリニックを選んできちんとカウンセリングを受け、不安を取り除いたうえで施術を受けられます。繰り返し施術を受けることで医療脱毛ならではの、つるつる美脚を手に入れましょう。
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