9Sep
口元のたるみはどのような事が原因になっているのでしょうか。肌の老化や衰えによってたるみが起きるとしわの原因にもなりますので、口元のエクササイズなどで効果的にたるみを解消していきましょう。
口元のたるみの原因はお肌のコラーゲンやエラスチン不足によるたるみや表情筋を使わないことによる衰えなどが上げられます。口元のたるみはしわの原因にもなりますので、エクササイズなどで解消していきましょう。
口元のたるみの原因は?
顔、特に口元がたるんでしまうと、一気に老け込んで見えてしまいます。
加齢とともに多少のたるみは仕方のないことですが、出来るだけたるみのない、若々しい肌をキープしたいと思いますよね。では、口元のたるみの原因について説明していきたいと思います。
- 真皮層の弾力の低下
- 筋肉の衰え
主な原因はこの2つです。
加齢とともにお肌のコラーゲンやエラスチンは減少していきます。
また、表情筋、とくに口輪筋(こうりんきん)という口回りの筋肉の衰えがたるみの原因です。
その他にも、
- 『肩こり』
- 『片側でばかり噛む癖のある人』
- 『口角を下げる』
ことなどもたるみの原因となります。
肩こりはバランスをとるために首が前のめりになるので、重力の影響を受けやすくなります。口角を下げることは表情筋の衰えにつながる上、印象も悪くなるので気を付けたいものです。
口元のたるみの解消法は?
先ほど説明した『たるみの原因』を知り、それらを改善していくことが一番の解消法です。
真皮層の弾力の低下を食い止めるためには、コラーゲンやエラスチンなどの成分を補ってあげることです。
コラーゲンなどは20歳をピークにどんどん減少していき、40歳ではピーク時のおよそ半分にまで減ります。
コラーゲンなどが配合された化粧品(美容液)を使うことをおすすめします。
オールインワンジェルなどもあるので、スキンケアに時間がとれない人は試してみると良いかもしれません。
表情筋を鍛えるためにはエクササイズなどもありますが、まずは日常的に『意識する』ことが大切です。意識して口元を動かす、口を大きく開けて喋る、たくさん笑う、などですね。ぼそぼそと喋るよりも、明るく良い印象も与えられますよ。
しわの原因にも?
口元のたるみとしわは、切っても切り離せないような関係にあります。
真皮層のコラーゲンやエラスチンが減少して肌の弾力がなくなると、たるみやしわの原因となります。
口元のしわというと、小鼻からの『ほうれい線』や口角の下に出来る『マリオネットライン』などがあります。これらが目立つと、一気に10歳くらい年を取って見えてしまいます。
また、これらのしわは皮膚がたれることで余計に目立ってしまうのです。たるみがなければ、しわがあってもそんなに目立たないというわけです。
たるみやしわを改善するには、しわ周辺の血行を促進するためにマッサージをしたり、ピンポイント体操で活性化することなどが良いと思います。また、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを化粧品や食べ物から補ってあげましょう。エイジングケア用の化粧品にはたいてい配合されていますので、1つの目安にしてみてください。
エクササイズは効果的?
では、口元のたるみに効果的なエクササイズを紹介します。
最も簡単なのは、演劇の発声練習のように、大きな口を開けて50音を1文字ずつはっきりと言うことです。普段意識して表情筋を使っていない人は、これだけでも結構疲れます。
口輪筋にのみ着目した簡単なエクササイズもあります。
それが『箸をくわえるエクササイズ』です。
- やり方は、まず箸を横にして前歯でくわえます。
- 唇を合わせ、そのまま唇を横に引き、5秒から10秒キープします。
- そのあと唇を閉じたまま口角をあげる
これだけです。
このエクササイズは血行が良くなるので、やったあとすぐに効果を実感出来ます。エクササイズをする前と後では明らかな変化が出ていると思います。即効性のあるものは嬉しいですよね。毎日続けることでむくみの防止にもなりますし、フェイスラインのリフトアップも期待できますよ。
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ペットボトルを使う方法とは?
ペットボトルで口元のたるみを改善出来るということを知っていますか?
ペットボトルを使った簡単なエクササイズで、アンチエイジング出来ちゃうんです!頬筋(きょうきん)や口輪筋を鍛えるエクササイズを2つ紹介します。
1つ目は、ペットボトルをくわえるエクササイズです。
- 水の入ったペットボトルを唇でくわえます。
- このとき歯は使わないでください。
- くわえたまま限界までキープします。
- 最初は水の量を100ミリリットルくらいから始めると良いと思います。
2つ目は、空気を吸い込むエクササイズです。
- 空の2リットルペットボトルを唇でくわえます。
- そしてペットボトルが凹むくらいしっかりと空気を吸い込んでください。
- 吸い込んだら8秒キープ
- そして、ゆっくりと息を吐き出します。
- 腹筋を意識してやると、より高い効果が期待できます。
身近にあるペットボトルで出来るので、ぜひ試してみてください。
おすすめの器具は?
口元のたるみを解消できる器具も、いろいろ販売されています。
口元だけでなく、顔全体のたるみが気になるなら『美顔器』がおすすめです。効果が高いと人気なのはリファ カラットという美顔器です。
口元のたるみだけなら、
- 『フェイシャルフィットネスPAO』
- 『スリムマウスピース』
などの口にくわえるだけの器具が効果的です。
フェイシャルフィットネスPAOは口にくわえて揺らすだけ、スリムマウスピースはくわえて口を開け閉めするだけです。
どれも簡単なので、続けることが出来ると思います。特にスリムマウスピースは小さいので、家事をしながら、お風呂で温まりながら、など『ながら運動』として行えるのも魅力の1つだと思います。
簡単に見えますが、かなり疲れますよ。
メイクで隠す方法は?
口元のたるみやしわがあると、ついついコンシーラーなどを厚塗りしがちです。
しかし厚塗りするとヨレたり、汚く見えたりして、余計に目立ってしまいます。
コンシーラーは厚塗りするのではなく、少しのせて指でたたいてなじませる、を繰り返しましょう。たるみで陰になる部分には黄色やオレンジ系の明るめのコンシーラーを、たるみの上には自分の肌色と同じかやや明るめのコンシーラーを使います。同じ色だと、たるみを隠すことは出来ません。
また、口角を上げるメイク方法を紹介します。
- まず、下唇の口角はパール感のあるコンシーラーで消しましょう。
- そして、ペンシルで口角を少し上げて描きます。
- 大袈裟に描くのではなく、1~2mmくらい上げるようにします。
- その描いたラインに合わせて口紅やグロスを塗りましょう。
- 口角の下がっているところは陰になるので、ハイライトを入れるのも効果的です。
トレーニングをあわせて行うのも効果的です。
参考⇒口角を上げるトレーニング方法はコレ!【割り箸を使う?】
整形でも改善できるの?
口元のたるみを改善するには、整形という方法もあります。
美容外科や美容整形外科などで出来ます。整形は確実な効果がありますが、その分医師の技術も必要になりますので、しっかりと見極めることが大切です。
たるみ改善の整形は、主に
- 『フェイスリフト』
- 『ボトックス注射』
- 『ヒアルロン酸注入』
- 『口角挙上』
などがあります。
フェイスリフトはメスを使い、余分な皮膚を除去して引っ張りあげる方法です。わずかな傷が残ることもあります。
ボトックス注射は、ボツリヌス菌から抽出したタンパク質の一種であるボトックスを注射します。
筋肉の動きを自然に抑制するので、しわやたるみの原因そのものをなくすことが出来ます。
口角挙上は、メスを入れて直接口角を持ち上げる方法です。口元のたるみには、最も効果が高いかもしれません。しかし、整形には副作用が出ることもありますし、料金も高額になりますので、整形するかどうかはよく考えてからにしてくださいね。
口元のたるみの原因は衰え?【エクササイズで解消!】のまとめ
口元がたるむと口角が下がり、一気に老けた印象になっております。毎日のコツコツのエクササイズでも十分口元のたるみを解消することができます。
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