8Jun
敏感肌に悩む女性は多く、敏感肌専用の化粧品も人気ですが、「一生懸命スキンケアをしているのに、良くならない」という悩みも聞かれます。それって、もしかすると過剰なスキンケアが影響を与えているのかも?!敏感肌を悪化させてしまう危険性のあるスキンケアと、おすすめの対策を紹介していきます。
敏感肌は現代女性の肌悩みとして多い。
最近、お肌が、
- いつも使っていた化粧品が突然合わなくなる
- 季節の変わり目になると、肌がピリピリ・チクチクする
- 髪の毛や洋服が顔に触れると、痒くなったり湿疹が出る
- 生理前やストレスを感じると、大人ニキビや吹き出物ができやすい
…このような肌トラブルを抱えたことはありませんか?
ある意識調査※1では、20-40代女性のなんと42%もの方が【自分の肌は敏感肌だ】と感じているそうです。また別の調査※2でも、約4割の女性が、【敏感肌用の化粧品ブランドを使用している】という結果が出ています。
また大気汚染による刺激や、女性の社会進出によるストレス増加などによって、敏感肌の悩みは、年々増えてきているそうです。
せっかくキレイになろうとスキンケアをしているのにかゆみ・かぶれ・ニキビなどが起きてしまったら辛いですよね。肌が不調だと、人に会もいたくなくなりますし、気分も下がりますよね。
そもそも、このような症状は、なぜ起きるのでしょうか?
敏感肌のメカニズムとは?
敏感肌とは紫外線やストレスなどのダメージにより角質層が乱れ、肌のバリア機能が低下している状態のことを言います。外部刺激を受けやすく、また水分も蒸発しやすいため乾燥を引き起こしやすいと言われています。
感じられる症状としては、
- カサカサ粉吹き、お肌がゴワつきやすくなるタイプの「乾燥性敏感肌」
- 逆に乾燥から皮脂分泌が過剰になり、それが酸化してニキビなどの炎症を引き起こす「脂性敏感肌(いわゆるインナードライ)」
の2つに大きく分けられますが、どちらもお肌の保水力不足が原因となっています。
敏感肌には徹底した保湿をしてあげることが大切です。
敏感肌になると、老けて見える?!
敏感肌はお肌を守ってくれる角質層が乱れて機能していない状態のため、外部からの刺激をダイレクトに受けやすくなります。
そのため、お肌のハリや弾力、若々しさをキープしてくれているコラーゲンまでもが破壊され、見た目年齢にも影響をしやすくなります。
敏感肌は乾燥を起こしやすく、老け顔にもなりやすい…女性にとって、なんとかしたい問題ですね。
原因はスキンケアのやりすぎかも?
敏感肌の女性からよく聞かれる声として、
- 「色々な化粧品を試しても合わない」
- 「一生懸命スキンケアをしているのに、どんどん悪化している」
といったものが挙げられます。
もしかすると、あれこれつけすぎることで、肌摩擦を引き起こしているのかも?
敏感肌の原因の1つに「肌摩擦」があります。キレイになろうとお手入れをしすぎることで過剰な肌摩擦を生んで、それが刺激を与えてしまっているのです。たとえばこんなスキンケアしていませんか?
- 洗顔は汚れや皮脂がしっかり落ちるように熱めのお湯で洗う
- メイク落としはオイル派
- 基礎化粧品は、ブースター・化粧水・シートマスク・美容液・乳液・クリームなどフルラインできっちり揃えている
…美意識の高い女性ほど、肌トラブルを抱えていることも少なくない気がします。
最近では、あえて何もつけないことで肌ストレスから解放してあげる「肌断食」も注目されていますね。週末だけノーメイク、化粧水等も一切つけないでお肌を休ませ、自分の肌を知ることが目的です。
肌断食も良いですが、そうは言っても、働いている場合はメイクをしないわけにもいかないですよね。
敏感肌の方必見!スキンケア時の3つのポイント
敏感肌にお悩みの方は必見です!
紫外線対策は徹底的に!
メイクについては紫外線対策をきちんと行うことを意識しましょう。
特に紫外線に含まれる「ロングUVA」シミ・しわ・たるみなど老化の原因になると言われています。
日焼け止めは必須、日傘を併用するなど、紫外線対策は抜かりなく行いましょう。
ちなみに紫外線は5月がピークと言われていますが、1年中、曇りの日でも降り注いでいます。
紫外線対策は夏だけ、という方は要注意!大人の女性であれば基本のケアとして習慣化させるようにしましょう。
ベースメイクは最小限で!
ガッツリメイクは肌への負担が大きいだけでなく、落とす時にも洗浄力の強いクレンジングが必要になってくるので、できるだけ避けましょう。
たとえばポイントメイクリムーバーの必要なマスカラの重ねづけは避けて、まつげエクステなどに切り替えるなど。ファンデーションは石鹸で落とすことのできるミネラルファンデを選ぶのもおススメです。
最近では、スキンケアの後にベビーパウダーをはたいて完成させるすっぴん風メイクも注目されていますよね。
また、最近流行している水クレンジングは肌への負担が少ないと言われていますが、コットンシートで顔をこするので、敏感肌の方にはあまりお勧めはできません。
スキンケアは保湿成分にこだわって、刺激のないものを
さきほど、敏感肌はバリア機能が低下し、乾燥状態を引き起こしている状態の肌であると説明しました。
乱れた角質層をバリア機能としての役割を果たしてくれるのが「セラミド」です。セラミドは年齢とともに減少しがちなので、積極的にスキンケアで取り入れたい成分ですね。
また、摩擦を起こさないことも重要です。
ライン使いをすると、どうしても肌に触れる回数は増えてしまいがちです。
通常のスキンケアだと平均約80回肌をこすっていると言われていますが、オールインワンゲルの場合1ステップでお手入れが済むため、約6回程度まで抑えることができるんです!
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