26Aug
毛穴の黒ずみは小鼻や頬のあたりといった目立つところになりやすく、ファンデーションで必死に隠したくなるのではないでしょうか?あるいは脇の黒ずみに悩んでいる人もいるかもしれませんが、毛穴が汚れ、黒ずみができてしまう原因はいろいろとありますので、それに合わせた対処法を知っておきましょう。
毛穴の黒ずみが気にならないような素肌になれるように対策をしていきましょう。黒ずみは、小鼻だけではなく、脇やデリケートゾーンも発生しやすいので、手入れ方法も注意が必要です。脇やデリケートゾーンもケアする事でもっとおしゃれを楽しめるのではないかと思います。
黒ずみができてしまうの主な原因は?
毎日念入りに洗顔しているのに、気付くと毛穴が汚れている…そんな経験のある人は少なくないでしょう。
手入れしてもなかなか消えてくれない毛穴の黒ずみは、どんなことが原因でできてしまうのでしょうか。
毛穴のトラブルで代表的なものといえば、いわゆる「いちご鼻」と呼ばれるもので、これは小鼻の周りの毛穴がブツブツと汚れてしまっている状態です。
参考⇒いちご鼻の治し方は綿棒にオイル?【洗顔などでも対策!】
この場合、黒ずみの原因は「角栓」にあると考えられます。
角栓とは皮脂と古い角質が混ざり合ったもので、それが毛穴にたまっていくと徐々に毛穴を押し広げてしまう厄介者です。
デリケートな顔の肌を守るため、実は顔は身体のほかの部位よりも皮脂腺が多く、特にTゾーンや鼻の周りは皮脂腺が活発な働きをしています。
皮脂そのものは肌を守るために欠かせないものですが、必要以上に分泌されてしまうとそれが、
- 空気中のホコリ
- メイク
- 老廃物
などと混ざり合って毛穴につまり角栓となります。
角栓は洗顔だけではなかなか取り除くことができず、やがて酸化し黒ずみとなってしまうのです。酸化した角栓はやがて硬化、毛穴を押し広げより一層目立つようにしてしまうこともあります。
また頬も鼻の周辺と同じように皮脂腺の活動が活発なため、同じように角栓による毛穴トラブルを起こしやすい部位です。
あるいは角栓ではなく、顔のうぶ毛が毛穴を黒く見せていることもあります。
そもそも日本人の肌は白く、それに対し毛が黒いのでムダ毛があるとそれだけで目立ちます。そのため開いた毛穴から生えているうぶ毛が黒く見えてしまうこともあるのです。また、うぶ毛がターンオーバーによって抜け落ちる際、角栓に邪魔されて毛穴に詰まってしまう埋没毛になる事もあります。
皮脂の過剰分泌を防ぐための対策をしても黒ずみが解消されない場合、それはうぶ毛によって引き起こされているものかもしれません。
また実は顔が光に当たったときにできる影が黒ずみに見えてしまうこともあります。実際に毛穴が汚れているわけではなく、陰影がそう見させてしまっているのです。角栓や肌のたるみによって毛穴が開いてしまうとこの状態になってしまうことが多くあります。
毛穴詰まりが原因!効果的な黒ずみ対策とは?
それでは、角栓による毛穴の詰まりが原因の場合はどのような対策を講じるべきなのでしょうか。
指やピンセットでつまんでみるとニュルっと角栓が出てくることがありますが、無理に取ると思わぬ肌を引き起こすことがあります。
同じように毛穴パックで無理矢理はがすのも肌に負担をかけるため、あまりおすすめできません。
では、どのような方法が効果的なのでしょうか。
蒸しタオル
蒸しタオルは毛穴の黒ずみケアに効果的といわれています。
洗顔前に蒸しタオルでじんわり毛穴を温めることで血流が促進されて毛穴が開き、またタオルの水分が熱と共に角質を軟化させ、たまった汚れを取り除きやすくしてくれるからと考えられています。エステでも施術前には蒸しタオルをすることが多いですから、効果が期待できる方法といえるでしょう。
参考⇒蒸しタオル洗顔で毛穴とニキビ対策!【効果的なやり方は?】
自宅でやる際には濡らしたタオルを500~600wの電子レンジで30秒ほど加熱すれば蒸しタオルが準備できます。
クレンジングや洗顔の前に3分ほど顔全体にのせておけば、毛穴が開いて汚れが取れやすくなるでしょう。
ただし、開いた毛穴をそのままにしておくと再び汚れが詰まりやすくなってしまいます。
冷蔵庫で冷やした化粧水でしっかり引き締めましょう。
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ピーリング
角栓には専用のケア製品が多く販売されており、ピーリング洗顔料もそのひとつです。
ピーリングは肌に残っている不要な角質を取り除き、肌のターンオーバーを促してくれるアイテムですので、角栓ケアにもぴったりです。
参考⇒ターンオーバーの促進方法!【食べ物やサプリの効果は?】
中には敏感肌用のものやオーガニックにこだわったもの、あるいは美白成分を配合したものなどさまざまなアイテムがあります。
参考⇒オーガニッククレンジングは肌の悩みに有効!【肌トラブルの救世主?】
自分の肌の悩みに合わせて選んでみるといいでしょう。
ただしピーリングはやりすぎに注意です。
強くこすったり週に何度もやったりすれば肌に負担がかかり、さらなる黒ずみを生みかねません。月に1~2回程度を目安にやりましょう。
エステや美容皮膚科
セルフケアに限界を感じたら、プロの手に任せてみるのもひとつの手段です。
多くのサロンでは毛穴汚れに特化したコースが設けられています。中には初回限定でお得な価格で施術を受けられるサロンもありますので、1度検討してみてはいかがでしょうか。
参考⇒フェイシャルエステの効果は?【おすすめサロンはココ!】
プロのテクニックで黒ずみにアプローチしてもらえれば、効果も感じやすいでしょう。
またエステだけでなく美容皮膚科で対応してもらえることもあります。その場合は自由診療のことがほとんどなので保険が適用されません。費用面で不安があるなら、事前にしっかり相談しておきましょう。
うぶ毛が原因?効果的な黒ずみ対策方法はコレ!
黒ずみが角栓ではなくうぶ毛によるものだった場合にはまた違った対策が必要になります。
うぶ毛がある限りは黒ずみは消えないので、当然うぶ毛を処理しなければなりません。
もっとも簡単な方法はカミソリやシェービングを使って剃る方法ですが、小鼻の周りはでこぼこしており、非常に剃りづらい部位です。
別の方法のアプローチも考えてみましょう。
抑毛グッズ
毛の処理方法は脱毛、剃毛以外に抑毛という方法もあります。
抑毛とは有効成分を含むローションなどを塗って毛の成長を司る細胞に働きかけ、毛を徐々に細く薄くしていく処理法です。
参考⇒豆乳ローションは脇の黒ずみにも?【効き目は抑毛効果!】
抑毛に有効な成分はいくつかありますが、
- 大豆に多く含まれるイソフラボン
- パイナップルに含まれるブロメライン酵素
が使われることが多い傾向です。
イソフラボンは女性ホルモンのひとつであるエストロゲンとよく似た働きを持っており、毛の成長をコントロールしている男性ホルモンを抑える効果があると言われています。
参考⇒大豆イソフラボンは女性の味方!【食べ物から手軽に摂取】
ブロメライン酵素はタンパク質を分解する働きがあるので、毛を柔らかく細くする効果が期待できます。
しかし、抑毛は徐々に効果が現れてくるものなので、すぐにでも無駄なうぶ毛をなくしたいと考える人には不向きといえます。
理容室、美容室で顔剃り
理容室のメニューのひとつに顔剃りがあります。
男性が受けているイメージを持つ人も多いでしょうが、女性でも顔剃りをしてもらうことは可能です。蒸しタオルやスチームなどで毛を温めてから行う本格的なもので、お店によってはクレンジングやパックなどのスキンケアメニューがついているところもあります。
また美容室でも顔剃りメニューを提供しているところもあるので、気になる人は探してみてください。
顔剃りをした後は「化粧のりが良くなった」という声も良く聞きます。
エステやクリニックで脱毛
またエステなどで脱毛をするのも効果的な方法でしょう。
参考⇒顔脱毛の効果で化粧のりアップ!【人気のおすすめ店は?】
毛根にアプローチして毛をなくしてしまうので効果を実感しやすい方法です。
お金はかかりますが、確実に処理をしたい人にはおすすめといえます。ただしエステによっては顔脱毛のメニューがなかったり、小鼻周りなど凹凸の多い部位は脱毛ができなかったりすることがあります。
カウンセリングなどで気になる部位の脱毛が可能かどうかを確認の上、申し込みをしましょう。
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