6Oct
肌老化は何歳から起きるのでしょうか?またその原因になるのは紫外線などの外的要因も多いとされていますが、毎日の生活の中にも肌老化を引き起こす原因はたくさんあります。効果的に対策をして、老化を防止していきましょう。
肌老化と原因と何歳から起きるのでしょうか?そもそも肌老化とは皮脂の分泌が年齢的に減ってきてシミやくすみやしわにたるみといった肌を老化させるトラブルが現れてくることを指します。対策方法は毎日の食事や生活習慣ですが、紫外線対策なども大事になってきます。
肌老化の原因は?
私達の身体は、新陳代謝によって新しい細胞に生まれ変わっています。
ところが、加齢とともに新陳代謝は落ち、肌の場合ですとコラーゲンやエラスチンの合成が低下してきます。
また、若いのに肌老化が進行している人は、肌の伸びが足りないのが原因とも言われています。
この伸びは表皮の状態で変わります。
表皮の一番外側にはブロック状に並んだ角質層があり、そのブロック状の隙間を埋めているのが皮脂です。皮脂は、汗と脂分が混ざり合わさったもので、皮膚の表面に薄い膜を張って、外部からの有害物質などの侵入を防いでくれます。
しかし、加齢によって皮脂の分泌量や皮脂の回復力は低下します。これに加え、過度な洗顔を起こなうと皮脂や角質が奪われてしまいます。
つまり、皮脂が分泌されないと肌の伸びを保つことができず、外部からの有害物質などが入りやすくなって、シワやシミ、くすみやたるみといった肌を老化させるトラブルが現れてくるのです。
こうしたことが肌老化の原因として挙げられます。
肌老化の対策法は?
まずは、肌の新陳代謝を高いレベルまで維持する対策が必要になってきます。
それには、日頃のスキンケアが重要です。
スキンケアというと、朝や夜に行うのが良いと思っている人が多いですが、昼間のケアの方が重要なのです。
メイクの上からで良いので、保湿成分が配合された乳液やクリームを目や口の周り、頬などの乾燥しやすい部位に軽く塗っておくと良いです。
更に紫外線ケアも大切ですから、保湿効果のあるUVクリームをメイクの上から塗ってあげます。
この様な保湿と紫外線のケアを同時に行うことが肌老化対策には有効です。
現在、肌老化を感じていない人もスキンケアを見直す対策が必要です。
私達の人生は、入学⇒就職⇒結婚⇒出産などといった、生活環境や生活習慣が変わる人生の節目があります。こうした節目になると、今までメイクしなかった人がメイクを始めたり、食事内容が変わったり、ホルモン変動などが起こったりして、肌の状態も大きく変わります。
ですから、その時々で洗顔料を使い分けたり、洗顔法や化粧品を変えるといった対策も必要になってくるのです。
肌老化は何歳から起きるの?
お肌の曲がり角は25歳前後だと言われており、皆さんもよく耳にするかと思います。
しかし、実際にはもっと早く起こるもので、15~16歳から肌老化は始まっているのです。
10代は新陳代謝が活発ですから、肌にダメージを受けても見た目には分からないだけなのです。特に、この時期に紫外線に対してのケアを行うか、行わないかで、20歳過ぎてからの肌老化の進行に違いが現れてきます。
25歳前後では、
- 食生活の乱れ
- 乾燥
- ストレス
などが原因となって、肌荒れや小ジワが現れやすくなると言われています。
また、30代過ぎになると女性ホルモンのバランスの崩れによる第2の肌老化が起こります。
- コラーゲン
- エラスチン
- 皮脂
などの減少によって乾燥やたるみが現れてきたりします。
特に肌老化が目立つ年齢ではありますが、この肌老化は突然現れるものではなく、若い時に怠っていた紫外線や乾燥に対してのケア、あるいは食生活や生活習慣の乱れなど、こうした積み重ねが原因となっているのが特徴的です。
肌は年齢とともに変わりますので、それに合わせてスキンケアを見直すことが大切なのです。
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防止する方法は?
肌老化を防ぐには、皮脂を取り除かないことがポイントです。
それには洗顔のやり方が重要になってきます。
皮脂は41~42度で溶ける性質がありますから、クレンジング後にお湯で洗い流すと皮脂は取り除かれてしまいます。更に、お湯は蒸発しますので洗顔後は水分がなくなって肌は乾燥します。この繰り返しが肌老化を招きます。
特にTゾーンは皮脂の分泌量が多い部位で、洗顔後は2時間もすれば元の状態に戻ります。
逆に目の下の皮膚が薄い部位は、皮脂が元の状態に戻るまで48時間を必要とします。つまり、洗顔時には皮脂量に合わせる為に、Tゾーンのみ重点的に洗顔してあげれば良いのです。洗い流す際もお湯は避けて、水で洗えば皮脂も溶けずに済みますし、浮き上がった汚れだけを落とせます。
前述した様に皮脂は年齢とともに減り、更に女性ホルモンのバランスも崩れますから、保湿することが重要になってきます。その為にも、お湯を使用しない洗顔を徹底することが肌老化を防止する方法です。
しっかり保湿ができていれば、肌の若さ肌キープできると言っても過言ではないのです。
効果的な食べ物は?
肌はタンパク質で作られていますから、
- 肉
- 魚
- 乳製品
- 卵
- 大豆
などを摂るのが良いです。
特に大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きがあるので、30代過ぎに低下する女性ホルモンを補う効果が期待できます。
参考⇒更年期には大豆イソフラボンが人気!【上手に乗り切る対策法は?】
緑黄色野菜である、
- 人参
- トマト
- ピーマン
- 小松菜
- カボチャ
- ほうれん草
などはビタミン類が豊富で、体内の活性酸素を排出して肌老化を防ぐ効果があります。
それぞれの効果は以下のものが挙げられます。
ビタミンA
粘膜や肌を滑らかにして丈夫する栄養素であり、乾燥や肌荒れから肌を守ります。
ビタミンB群
食べたものをエネルギーや栄養に変える作用があり、新陳代謝に欠かせないビタミンです。なかでもビタミンB6は若々しい肌作りに大変効果的です。
ビタミンC
メラニンの生成や色素沈着を防ぐ作用の他に、コラーゲンの生成や免疫力にも関わる栄養素です。有害物質を排出する作用もありますが、尿から出てしまうので、こまめに摂ることが大切です。
ビタミンE
新陳代謝の働きをサポートしたり、女性ホルモンのバランスを整える作用がありますから、積極的に摂りたい栄養素です。
また、バランスのとれた食事は肌を土台から改善し、確実に肌老化を防げますから肌にも人生にもプラスになるのです。
紫外線も原因になる!
紫外線は私達にとっては有害なもので、肌に最も影響を与えるのがUV-AとUV-Bの2つの光線です。
UV-Aは、表皮の一番下にあるメラノサイトという色素細胞を刺激して、大量のメラニン色素を生み出して肌を黒くします。
一方のUV-Bは、肌の真皮に浸透してダメージを与え、コラーゲンやエラスチンの線維に影響を与えます。
通常、メラニンは作られても代謝されますが、肌の新陳代謝が低下したり、紫外線を浴び続けると代謝が追いつかなくなって肌の奥にとどまってしまいます。すると、肌にシワやたるみが現れてきます。
また、紫外線を浴びると活性酸素が発生し、細胞が傷ついて水分が奪われ急激に乾燥が起こります。
参考⇒乾燥肌は体質改善で治る?【化粧水やクリームの選び方は】
無防備の状態で紫外線に当たれば肌は変化しますので、紫外線のケアをしないておくと肌老化はじわじわと進行していきます。こうしたことから、紫外線は肌を老化させる原因であることがお分り頂けたかと思います。ですから、肌老化を防ぐ為にも紫外線を防止するUVケアはとても重要です。
紫外線は夏だけでなく1年中降り注いでいます。
顔や腕だけでなく、
- 首筋
- 耳
- 大腿の裏
- 足の甲
などもしっかりUVケアを行っていけば、肌老化を遅らせることは可能なのです。
肌老化は何歳から起きる?【紫外線対策で防止する!】のまとめ
若いころに紫外線対策を行っていないと大人になってから大変だと、口すっぱく言われたものですが、10代からでもダメージが蓄積されていきますので、ケアを怠らずに対策していき、いつまでも美肌でいましょう。
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