19Sep
かさつきは、冬の寒い時期に多く見られますが、それ以外に肌のかさつきになる原因があるのでしょうか?実は、かさつく原因にもいろいろあり、冬の一時的なものと放っておくと粉ふき肌のようになってしまうこともあります。
かさつきの原因は乾燥だけではないのです。肌がかさついてくると人目にふれる事が多いところですので気になりますが、顔以外にも膝や唇、頭皮もかさつくことが多い箇所です。それぞれの箇所にあった改善法で、乾燥対策をして行きましょう。
1.かさつきの原因は?
毎年冬になると、肌のかさつきで悩む方々が多くなってきます。気をつけているつもりでも、気がついたらすぐに肌がカサカサになってしまっていることがあるかと思います。
そんな時のかさつきの主な要因は
- 乾燥
- 皮脂
- 栄養
です。
かさつきの原因を知っておくことで対策をし、潤いがある肌を保つようにして行きましょう。
まず乾燥についてですが、これは季節柄どうしようもない部分もありますが、冬は空気中の湿度が少なく気温も低いですので、どうしても空気が乾燥してしまいます。
このことによって乾燥した場所や暖房が効き過ぎている部屋に長時間いると、乾燥肌になりかさつきが出てきてしまいます。
その他のかさつきの原因と致しましては、栄養不足と言う要因もあります。
お肌のケアはクリームなどの外的要因が大きいと思ってしまいますが、そんなこともないのです。具体的にはお肌を形成しているタンパク質はとても大切です。
不足すると肌のトラブルの元になりますので肉だけでなく魚類や大豆製品などもバランスよく食べましょう。
また皮脂が原因となる理由は、入浴時に体の汚れや油分を必要以上に洗い落とそうとしてゴシゴシと擦ってしまうことです。もちろん汚れを落とすことも大切なのですが、あまりにも落とし過ぎると肌のバリアが無くなってしまって保湿ができなくなってしまうのです。
これらが主なかさつきの原因となります。
2.かさつきが原因で粉吹きになる?
冬になると空気が乾いてきて必然的に肌の乾燥が始まりますが、ひどくなると肌荒れ、ワレ、かゆみなどの肌トラブルが出てきます。
もちろん顔面もかさつきが原因で粉吹き肌になる場合もあります。粉吹き肌とは肌が乾燥をして白っぽくなり、まるで粉を吹いたかの状態になることを指します。
特にすねは皮脂の分泌量が少ないですので、体の中でも乾燥がしやすく、かさつきやすい場所になるのです。ですのですねが乾燥して、ちょっとカサカサになってきたなと感じたら粉吹き肌の前兆と受け止めて早めのケアが必要です。
ではどうしてかさつきが原因で粉吹きになるのは、通常健康な肌と言うのは角質が肌のバリア機能を果たしていて、潤いを保っていますが、寒さや乾燥によって肌細胞から元気が無くなると角質が正常に作られなくなってしまうことで、肌の柔軟性がなくなり最終的に各角層に亀裂が入ってかさつきが原因で粉吹きになってしまうのです。
3.肌のかさつきの改善法は?
どうしても冬になると寒いので体を温めようとして、普段よりも熱めののお湯に入る方が多くなると思います。でも逆に熱いお湯と言うのは、体を乾燥させる原因となりますので、更に酷くなるとかゆみを伴った乾燥肌になることがあります。
なので肌のかさつきの改善法と致しましては、なるべくぬるいと感じる程度のお湯に長く浸かるように致しましょう。
また肌のかさつきになってしまう最も良くない行為は、洗浄力が強いボディーソープで体を洗うことです。確かに汚れや汗を落とすには良いかも知れませんが、でも体をゴシゴシと強く洗ってしまうと、肌の表面にある皮脂膜が取れてしまって本来肌に必要な油分まで洗い流してしまうことになるのです。
ですのでボディーソープは弱酸性のものを使ってこすらずに優しく洗うことが対策法となります。
また食生活については肌の形成には欠かせない
- タンパク質
- 必須脂肪酸と言われるオメガ3やオメガ6
- ビタミン類など
肌のかさつきの改善法には必要になってきますので、日々の食生活もバランス良く行う様にしましょう。
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4.顔のかさつきの改善法は?
肌のかさつきの中でも顔は毎日人に否応が無しでもみられる部位となりますので、一番気になる部分だと思います。
秋や冬など寒くて空気が乾燥する季節には通常と同じ方法でクレンジングや洗顔を行うと肌がつっぱる感じを受けることがあります。
もしぬるま湯での洗顔を行ったり、いつもよりも優しく洗顔をしていても、違和感が取れない場合にはご使用しているクレンジングや洗顔フォームを、乾燥にケアをした商品に変えてみると良いでしょう。
その他の顔のかさつきの改善法は保湿に関することです。
効果のある方法としては、化粧水でしっかりと肌に保水成分を補い、その後で乳液やクリーム等の油分で保湿をキープする様にフタをします。
また乾燥している方は肌の角質層まで浸透するタイプの化粧水を使用して油分が多く含まれている乳液、クリームを選ぶようにすると良いでしょう。
5.唇のかさつきの改善法は?
唇のかさつきの改善法はどのような方法がお勧めになるのでしょうか。
唇と言うのは話す時や食事をする時など、顔の中でも一番動かす部位となりますので、唇のかさつきの改善法はリップクリームを使うことが一番良い方法となります。
そこでワンポイントアドバイスと致しましては、リップクリームは唇の状態に応じて都度使い分けることをお勧めします。
では具体的にはどのようなリップクリームが良いのかですが、一般化粧品のリップクリームは唇の荒れを防ぐために使用するものになりますので、既に唇が荒れている場合には薬用リップを使用するようにしましょう。
また日中に使用する場合には唇も肌の他の部位と同様に荒れの原因として紫外線が影響する場合があります。ですので最近ではドラックストアにUV対策用のリップクリームがありますので、夏場だけではなく、春や秋にも直ぐに使用できるようにすると良いでしょう。
更にリップクリームを使用した唇のかさつきの改善法としては塗り方になりますが、唇の縦の線に合わせて塗ることで線の奥までリップクリームの成分が行き届くので是非試してみて下さい。
6.膝のかさつきの改善法は?
女性の方であれば季節に関係なくスカートを履いてオシャレをしたいものです。でも膝がかさついていることで、オシャレを楽しめないこともあるのではないでしょうか。
もともと膝は肌の他の部位に比べると皮脂腺が少ないために、脂が足りなくなりやすい場所になるので、どうしても乾燥しやすくかさつきやすくなってしまうのです。
鼻のように皮脂腺がたくさんあり過ぎるのも脂性となる悩みがありますが膝は逆に少ないために乾燥となる原因を改善しなければなりません。
また伸縮を行う箇所になるので皮膚が薄いために乾燥しやすいと言う理由もあります。膝のかさつきの改善法は保湿クリームを使用する外的アイテムでのケアに頼るのが一番良いと思います。
またドラックストアに行くと最近では各部位の乾燥に特化をした保湿クリームがありますので、膝専用の保湿クリームを使用すると良いでしょう。
また保湿クリームを塗るタイミングとしては他の部位と同様に入浴後や寝起きの時には肌から水分が失われていますので膝のかさつきでお悩みの方は忘れずに塗るようにしましょう。
7.頭皮のかさつきの改善法は?
頭皮も他の部位と同じく乾燥をします。そして厄介なのは頭皮の乾燥はフケやかゆみなどの色々な頭皮のトラブルの原因となってしまいます。
ですのでこのようなトラブルを防ぐためには乾燥を防いでおく必要があります。
先ずはシャンプーを見直すことです。通常のシャンプーは洗顔料やボディーソープより強い成分で作られております。ですので皮脂や角質層の脂質のように保湿成分まで洗い流してしまいます。
また乾燥してしまった頭皮に更にシャンプーを重ねるとかぶれの原因となります。
ですので頭皮のかさつきの対策法はアミノ酸系の界面活性剤が含まれているシャンプーを使えばマイルドな洗浄力となるので頭皮を痛めることがありません。
具体的なポイントとしては爪を立てて洗うと頭皮が傷つき、角質層までダメージが加わりますので指の腹で頭皮をマッサージするように洗いましょう。
そしてドライヤーをする時も頭皮に近い部分で行うと乾燥してしまいますので、なるべく頭から離して行うことも心がけてみましょう。
かさつきの原因は?【乾燥の季節になる前に対策を】のまとめ
かさつきの原因は、冬ならではの空気の乾燥によるものの他にも、栄養不足、入浴の際の洗いすぎなどにあります。改善法としては、保湿が一番大切ですが、顔や唇、膝、頭皮それぞれの箇所にあった保湿が大切です。冬は寒さや乾燥で肌のバリア機能も落ちてきますので、粉吹き肌になる前に対策していきましょう。
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