10Sep
曇りの日でも雨の日でも地上には紫外線が降り注いでいますから、生まれてからずっと私たちの肌は紫外線にさらされています。日差しの強い夏には日焼け止めや日傘などで紫外線からお肌を守っていますが、それ以外の時にはほぼ無防備な状態の方が大半ではないでしょうか。
一年中降り注いでいる紫外線にさらされた肌の奥深くでは、紫外線ダメージが蓄積されています。光老化と言われる肌の老化現象は、この紫外線が原因となっています。紫外線と光老化には、非常に密接な関係があります。どのような対策があるのでしょうか。
肌老化を招く光老化とは・・
紫外線を浴びた肌は、目には見えなくても、必ず肌にダメージが加わっています。日焼けをするだけでなく、肌の奥深くにまで届く紫外線は、細胞にまでダメージを加えています。
天気の良い日はもちろん、雨の日でさえ降り注いでいる紫外線は、日差しの強い夏にもなればかなりの量の紫外線が地上に降り注いでいます。その分肌へのダメージも大きくなります。
わずかずつでも長年紫外線を浴び続けた肌は、年齢を重ねるに従い、
- シミやシワ
- たるみなど
の肌老化を招きます。
肌老化の原因は、他にも食べ物や大気汚染、乾燥などいろいろとあるのですが、紫外線を受けることによるダメージも大きく、紫外線が原因となった肌老化のことを光老化と呼んでいます。
紫外線を少しずつでも浴びることで、肌老化を促進することになるのです。
光老化の原因となっている紫外線とは・・
紫外線が親で光老化は子供のような、切っても切れない関係にあるのが紫外線と光老化です。
実は紫外線には、
- A派
- B派
という2種類があります。
波長が短くエネルギーの強い紫外線B派は、浴びると体内で大量のメラニンを発生させる作用があり、これが日焼けの原因となります。
波長の長い紫外線A派は、肌の真皮にまで到達し、肌細胞にダメージを与えます。肌のハリのもととなっているのが細胞内のコラーゲンやエラスチンですが、これにダメージを加えます。
光老化の原因となっているのは紫外線A派の方です。日焼けのように目立つ変化がないものの、長い時間をかけて光老化を進行させていくとても怖いものです。
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光老化対策のポイントは・・
光老化の要因となっている紫外線A派は、曇りの日でも雨の日でも、また窓ガラスを通してでも侵入してくる波長の長い紫外線です。
無意識のうちに徐々に真皮内のコラーゲンやエラスチンを変性させていっているかも知れないので注意が必要です。
やっかいな光老化を予防するためには、出来るだけ紫外線に当たらないようにすると同時に、毎日欠かさず保湿ケアをこまめにすることが大切です。
光老化で保湿機能が低下した肌は、バリア機能も低下していきます。肌を守っているバリア機能が低下すれば、さらに紫外線ダメージが大きくなります。
バリア機能を整えるためには、毎日コツコツと洗顔後に化粧水や乳液などで保湿ケアをすることが大切です。
また、食事やサプリメントなどで積極的に美肌に役立つビタミンなどを補給することも大切です。
外側からと内側からのケアで光対策を行っていきましょう。
紫外線と光老化の切っても切れない関係とは?【老化の原因になっている?】のまとめ
このように紫外線と光老化の関係は切っても切れないものです。日焼けのようにすぐに目には見えないものの、時間をかけて悪影響を及ぼしてしまうのが紫外線A派による肌ダメージです。コラーゲンやエラスチンとった美肌を保つための成分は、どうしても年齢とともに減少していくものです。これに光老化による影響で、コラーゲンやエラスチンにダメージが加われば肌老化もさらに加速してしまいます。紫外線と光老化の関係をよく理解して、日ごろからUVケアと肌の保湿ケア、そしてビタミン補給などを心がけていれば、肌の美しさを保つことが出来ます。
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