18Jan
オイリー肌は思春期や30~40代の女性に多く、原因も年代によって様々なので、オイリー肌の対策も洗顔やスキンケアなど色々な対策法があります。またメイク方法もオイリー肌ならではのポイントがあります。
オイリー肌の原因には不規則な生活習慣や食生活、そして乾燥などが関係しているといわれています。オイリー肌といって洗顔をゴシゴシすると逆効果になってしまったり、化粧水などのスキンケアを怠るとよくありませんのでしっかりと対策していきましょう。
オイリー肌とは?
肌質にはそもそも
と呼ばれるものがあり、オイリー肌とはこの中の「脂性肌」にあたります。
その肌質はそのままの意味で脂っぽい事を指し、基本的にテカりやすく赤みがかった印象を持つ肌をしています。
このオイリー肌になりやすいといわれているのは思春期と30代後半~40代にかけての2度。
もともとオイリー肌を持っている特に女性の場合は、ひどい場合だとホルモンの関係で40代頃この肌質に悩まされるとされます。その為、人によっては何年たってもニキビが出来やすかったり、毛穴が開きやすい為に肌トラブルに見舞われやすいというデメリットが少なくありません。
日本人の女性に一番多いと言われているのは混合肌ですが、肌質というのは環境や生活習慣にとても左右されやすいもの。防ぐ為には規則正しい生活を心掛けたいものですね。
オイリー肌の原因は?
オイリー肌の原因は、いうなれば皮脂の過剰分泌です。
そもそもは男女関係なく男性ホルモンの一種である「テストステロン」やステロイドの一種である「アンドロゲン」が多く配合されているのですが、乱れた食生活や生活習慣、間違ったスキンケアによってその過剰分泌を促してしまっているのではないかと言われています。
参考⇒正しいスキンケアの順番と方法とは?【乾燥肌とニキビでは異なる】
また、お父さんやお母さん、はたまたおじいちゃんおばあちゃんがオイリー肌に悩まされたクチであるという場合があります。そう、遺伝です!
遺伝に関しては残念ながら治す事ができませんが、だからこそ小さいうちからのケアが必要である場合が少なくありません。
さて、遺伝も一理あるとして、食生活で気をつけたいのは、やはり脂質の多い食事は避ける事です。もちろん、これはあくまでも過剰摂取という意味なので摂る事自体はいいのですが、毛穴詰まりの原因とも言われる飽和脂肪酸を多く含む肉の脂身、バターや牛脂といった脂質の高い食材はあまり摂る事をおすすめしません。
摂るにしても植物油であったり、魚の肉などを食べるほうがオイリー肌の方には適しているといえるようです。
生活習慣という意味では、不規則な生活とストレスが大きく関係していますから、寝不足やお酒、タバコといった不摂生を取り除くことが大切であるといえるでしょう。
改善法は?
オイリー肌を改善するには、肌の脂質がちょうどいい状態にあるよう保つ事が大切です。
また、人によって実は乾燥肌だったという衝撃事実が隠されている事も少なくありません。
え?乾燥肌って真逆じゃん!と思ってしまうのですが、実は、脂質肌だけど中身は乾燥肌なんて人が少なくないんですって。
結果、肌がテカテカしていると思ってやっていたスキンケアで肌のちょうど良い脂質を取りすぎ、「あ~!肌が乾燥する~!」とホルモンなんかが頑張って脂質をまた過剰分泌してしまうのだとか。
これらの問題を解決する為には、やはり上項であげた不摂生と食生活の乱れ、間違ったスキンケアを改める事が大事なのですが、これに+αとして皮膚科への相談をしてみるというのも1つの手であると考えておくといいでしょう。
効果的なメイク方法は?
オイリー肌の方におすすめのメイク方法は、薄いナチュラルメイクが一番です。
特に
- 眉
- 目元
- 唇
とポイントさえしっかり抑えておけば、そんなにガッツリとファンデーションを塗る必要はないといわれています。
また、シミなどの関係でもしもフルメイクじゃなきゃやってらんない!という方は、スプレータイプの化粧水や拭き取りタイプのメイク落としを常備しておくといいとされています。
脂が浮いてきたらあぶらとり紙で取るのもありなのですが、それよりは拭き取りタイプのメイク落としで一度その部分をパック。余分な脂と汚れを一度なくし、スプレータイプの化粧水をしてからファンデーションを塗り直すといった手を使ってみましょう。
これなら手軽に化粧直しを出来るのはもちろん、だいぶ化粧崩れは解消されるといわれています。
スポンサーリンク
洗顔は?
オイリー肌というと、どうしてもゴシゴシと洗いがちになってしまいます。
しかし、これだと肌に必要な分の脂まで取ってしまい、逆に過剰分泌を促してしまう可能性も。
また、女性でもあまりにテカりがひどいと男性用のスクラブ入りの洗顔料を使ってしまう事も少なくないでしょう。
が、ここで1つ知っておきたいのは、男性と女性とではそもそもの肌質が違うという事。
つまりスキンケアに対する考え方が違ってくる事から、本来男性用洗顔料には女性の肌に着目した目的は施されていないのだといいます。
男性用洗顔料で洗ってもなんらトラブルはないというのならば合っている場合も少なくありませんが、出来るだけ女性は女性の洗顔料を使ってケアする事が望ましいといえるでしょう。
下地とファンデーションは?
オイリー肌の方は化粧下地は必要ないと思いがちな方が少なくないようです。
これに関していうと、それは大きな間違いであるというのが専門家の答えになります。
さて、オイリー肌が使うのに悩むのが化粧時に必要なファンデーションです。
ファンデーションといってもその種類は豊富なので、きちんと肌質に合ったものを使わないといけません。
ベタつきがちなオイリー肌に合うのは、塗るタイプのクリームファンデーションやスティックファンデーションよりも、パタパタと粉を乗せるだけのタイプのパウダーファンデーションやミネラルファンデーション。
油分が多い塗るタイプだと汗が出た時にボロボロに落ちてしまうので、脂質の過剰分泌を促して崩れやすさも倍増します。
対しパウダータイプならば粉が油分に吸着しやすいので、広がってしまった毛穴などをカバーするのにとても威力を発揮します。また、ダメージ部分をパッティングするだけでいいので、手直しも楽にすむといえるでしょう。
化粧水でしっかりケア!
オイリー肌の場合は脂が多いので、ある意味いつでも潤っているような状態になっています。
が、だからといってそれでも肌の水と脂のバランスはきちんと保ちたいので、化粧水や乳液といったスキンケアは必要です。
肌は潤っているので、使う化粧水は基本的にさっぱり系。ニキビなどになりやすいという方はニキビ対策用のものも売っているので活用してみましょう。
対し乳液は、その脂性が遺伝やホルモンバランスの乱れによるものか、それとも紫外線などによる乾燥を防ぐために起きている過剰分泌によるものかによってだいぶタイプが変わります。テカテカになりやすくニキビが出来やすいのは乾燥の心配がないホントの脂性肌といえ、この場合は乳液は必要ありません。
対しほっぺなどはテカってるけど目元は乾燥してるなどはダメージによるインナードライの場合が多々あるので、乳液は必要な時にベタベタほどでなくとも塗り、化粧水もしっとり系を選ぶのがベターだとされています。
超オイリー肌とは?
超オイリー肌は、
オイリー肌よりもさらに皮脂量が高く、メイクや生活習慣、環境などによるダメージが強く出やすい肌質になります。そこで洗顔料もついつい洗浄力が高く、よりすっきり出来る洗い上がりを求めたくなるユーザーは少なくありません。
しかし、実はこれが逆効果。
汚れとともに余計な皮脂を取ってしまう可能性があり、さらなる過剰分泌を促してしまいます。その為、どちらかといえば泡で洗うなどの低刺激タイプ、もしくは水くらいでもいいといわれています。
最近おすすめされているのは、何もつけずに炭酸水をピチャピチャあてるというもの。
炭酸水は血管や毛穴の拡張を促してくれるので、自然と汚れを浮き上がらせて流すのを手伝ってくれます。皮脂などの汚れはすすぎの段階で約7~8割落ちるといわれていますから、これにより自然と肌の汚れを落とし、肌にも充分な皮脂を残せるといわれています。
もしもこれでも無理だった場合には、皮膚科などで相談してみるのも大事ですし、自身の生活習慣などをしっかり見極め改善する事が大事であるといえるでしょう。
オイリー肌の洗顔とメイク方法は?【化粧水でしっかりケア!】のまとめ
生活習慣や食事内容などの見直しから、スキンケアでの対策など方法はいくつかありますので、オイリー肌で悩んでいる方はできる対策法から始めてみてはいかがでしょうか?
スポンサーリンク