29Nov
大豆イソフラボンは、美容や健康面に優れた効果を発揮しますが、どのようなものに含まれているのでしょうか?大豆イソフラボンは、化粧水に配合されていたり、普段の食卓から摂取することが多いのですが、接種量には上限があるので、サプリと併用する場合など注意が必要です。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンと同じ働きをすると言われており、美容だけではなく更年期症状の緩和や、薄毛やムダ毛にも効果を発揮します。例外はありますが、副作用の心配はないので、減少していく女性ホルモンを補っていきましょう。
女性に大豆イソフラボンが良い理由は?
美容や健康のために『大豆イソフラボン』が良い、という話をよく耳にします。大豆イソフラボンは特に女性におすすめというイメージがありませんか?
大豆イソフラボンが女性に良い理由とは、一体何なのでしょうか。
それは、大豆イソフラボンが女性ホルモンである『エストロゲン』と同じような働きをする、と言われているためです。
大豆イソフラボンとは大豆胚芽に豊富に含まれている『フラボノイド』の一種です。
女性ホルモンの働きと言えば、美肌やバストアップなどの効果も期待できます。
参考⇒女性ホルモンの増やし方は?【豆乳や食べ物で不足を補う!】
美容やバストアップなどの女性特有の悩みを解決する糸口となるため、『大豆イソフラボン』は女性に良いと言われているのです。
大豆イソフラボンの効果は?
大豆イソフラボンには、様々な効果があるのをご存じですか?
大豆イソフラボンにはコレステロールの上昇を抑制したり、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ効果があります。
つまり、動脈硬化や骨粗鬆症の予防や改善に役立つとされています。糖尿病などの生活習慣病を予防する効果も期待されています。
また、大豆イソフラボンには『抗酸化作用』があるので、アンチエイジングに効果が期待できます。
参考⇒アンチエイジングの基本は食べ物?【化粧品やサプリも重要!】
大豆イソフラボンが配合された化粧水などがあるのはこのためです。
それから、次の項目で詳しく説明しますが、大豆イソフラボンは女性ホルモンと同じような働きがあるため、更年期の症状の緩和にも役立つと言われています。
女性ホルモンのような働き?
冒頭から何度かお話しているとおり、大豆イソフラボンは女性ホルモン『エストロゲン』と同じような働きをします。
エストロゲンは『女性らしさ』を保つためには欠かせないホルモンです。肌にハリを出したり、胸を大きくしたりする作用があります。
しかしこのエストロゲンは、年齢とともに減少していきます。
エストロゲンの減少は自然なことなので防ぐことは難しいと思います。
この、エストロゲンの減少によって起こるイライラや情緒不安などの様々な症状を『更年期』と呼びます。
参考⇒更年期には大豆イソフラボンが人気!【上手に乗り切る対策法は?】
更年期は誰にでも起こることですが、大豆イソフラボンを摂取することでその症状を緩和することが出来るのです。体内で減少していくエストロゲンを、同じ働きをする大豆イソフラボンで補う、ということです。
化粧水に配合されているものも?
大豆イソフラボンが配合された化粧水なども売られています。
大豆イソフラボンはアンチエイジングにも効果がありますし、自然な成分なので安心して使えますね。お肌にもやさしい成分です。
大豆イソフラボンが配合された化粧水はたくさんありますが、その中でも有名なのが『なめらか本舗』のスキンケアシリーズではないでしょうか。ボトルの表面に大々的に『豆乳イソフラボン』などと書かれている化粧水です。スーパーやドラッグストアなどにもあるので、見たことのある人もいるのではないでしょうか。
なめらか本舗の化粧水は、200ミリリットルで900円という手頃な価格も人気の一つです。
さっぱりとした使い心地なのに、お肌にハリをもたせてくれるなんて嬉しいですね。
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サプリは?
大豆イソフラボンは、サプリメントから補うことも出来ます。
そもそも大豆イソフラボンは大豆に豊富に含まれる成分で、ポリフェノールの一種です。しかし、大豆イソフラボンは『大豆を茹でる』ことでそのほとんどが流出してしまうというデメリットもあります。煮た大豆を食べても大豆イソフラボンの効果は得られないということです。
そんなときにお手軽で良いのがサプリメントです。
『大豆イソフラボン』のサプリメントはたくさんのメーカーから販売されていますね。DHCは安価なのに質が良いと人気です。
また、醤油で有名なの『キッコーマン』からも大豆イソフラボン含有のサプリメントが販売されていますよ。
副作用がある?
大豆イソフラボンは、食品にも含まれている成分です。基本的に副作用はありません。
特に大豆イソフラボンは
- 豆腐
- 豆乳
- 納豆
- 醤油
- きな粉
などに含まれています。
大豆を使った発酵食品に多いということですね。日本の食卓に、納豆や醤油は欠かせませんね。わたしたちも特別意識していなくても、1日をとおして全く大豆イソフラボンを摂らない日はないかもしれません。
副作用はありませんが、例外がいくつかあります。
一つ目は『大豆アレルギー』のある人です。大豆イソフラボンは稀に大豆アレルギーの人に反応することがあるそうです。
そして二つ目は『女性ホルモンの補充療法』などを受けている人です。
大豆イソフラボンの摂取量については次の項目でお話しますが、摂りすぎも良くないのです。ピルなどを飲んでいる人も注意が必要になります。
摂取量は?
大豆イソフラボンが女性ホルモンと同じ働きをするからと言って、たくさん摂れば高い効果が得られるというわけではありません。
大豆イソフラボンの1日あたりの摂取量の上限は、70ミリグラム~75ミリグラムと言われています。
サプリメントで摂取する場合は、30ミリグラムを上限としています。先ほども少しお話しましたが、日本の食卓で大豆イソフラボンを全く摂らないのはほぼ不可能です。大豆製品が苦手という人や大豆製品をあまり食べないという人はサプリメントで30ミリグラムを摂取し、残りを食品から摂れるよう食事を見直してみてください。
また、15歳未満の人や妊娠・授乳中の人はサプリメントで食事に上乗せすることはやめたほうが良いと思います。
薄毛に効果的?
大豆イソフラボンは女性ホルモンと同様の働きをします。
つまり、大豆イソフラボンには『男性ホルモンの働きを弱める』効果もあるのです。なんと、大豆イソフラボンと唐辛子などに含まれる『カプサイシン』を同時に摂取することで、薄毛に効果があると言われています。
参考⇒女性の薄毛の原因と治療法は?【サプリやシャンプーで予防!】
大豆イソフラボン+カプサイシンで育毛効果が期待できるというわけです。
カプサイシンは毛髪の成長を促す物質を分泌する働きがあり、大豆イソフラボンはその毛髪の成長を促す物質の分泌を『促進・増加する』働きがあるのです。これらを同時に摂ることで、育毛の相乗効果が得られるというわけです。薄毛は男性に多い悩みではありますが、最近では女性でも薄毛で悩んでいる人は増えているのです。
ムダ毛の悩みも解消?
女性にとってムダ毛の悩みは絶えません。
男性ホルモンの分泌が多いと毛深くなる、とは良く言いますよね。大豆イソフラボンには男性ホルモンの働きを弱める効果がありますので、ムダ毛を抑制する効果があるのです。
大豆イソフラボンを摂取することで、毛乳頭や毛母細胞を包んでいる『毛皮の活動を抑制』することが出来ます。つまり、ムダ毛が育つのを防げる『抑毛効果』が大豆イソフラボンにはあるのです。
この働きを活かしたものが、抑毛のための『豆乳ローション』です。
参考⇒豆乳ローションは脇の黒ずみにも?【効き目は抑毛効果!】
パイナップル豆乳ローションなどが有名ですが、豆乳ローションは手作りすることも出来ますよ。
人気の高い豆乳ローションは、『パイナップル豆乳ローション』です。抑毛効果だけでなく、美白などの美肌効果も得られるという点が人気のようです。
脱毛クリームや徐毛クリームのような強い成分ではないので、『肌が弱いけどムダ毛が気になる…』という人に特にオススメです。
食べ物にも含まれる自然な成分というのが嬉しいですね。
大豆イソフラボンは女性の味方!【食べ物から手軽に摂取】のまとめ
大豆イソフラボンは、女性ホルモンと同じ働きをするので、年齢を重ねるとともに減少していく女性ホルモンを補うことができます。それにより、美容や健康面に効果を発揮するのです。化粧水に配合されているものには、アンチエイジング対策にもなります。大豆イソフラボンは普段の食卓で目にすることが多い、納豆・醤油・味噌などの発酵食品に多く含まれているので、手軽に接種することができます。
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