8Oct
いつまでも女性らしくあるために、女性ホルモンは欠かせません。女性ホルモンと同じようなはたらきをする食品があることはご存じでしょうか。女性ホルモンの代わりともいえる注目の物質、エクオールについて、詳しくご説明をいたします。
エクオールという物質について
大豆はさまざまな栄養成分が含まれる食品として知られ、食物繊維やミネラルがバランスよく含まれているとともに、腸内環境を良好に保ってお腹の調子を整える作用もあります。ビタミンB1やEも豊富というまさに万能といえる食品です。大豆を語るうえで欠かせないのはエクオールという物質です。
このエクオールという物質は大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分が腸内細菌で代謝されてできる物質であり、女性ホルモンと似た働きをするのが特徴となります。理由は分かっていないものの、エクオールを生み出せる方はおよそ50%と全員が生み出せるわけではありません。
しかしエクオールという物質を作れなくとも補うことは誰でも可能です。サプリメントや食品で補うのが基本となります。骨密度の減少が抑えられるとともに、目尻のシワの面積の広がりを抑制できます。健康と美容の両方から考えるにあたって大きなポイントになるといえるでしょう。
大豆イソフラボンを効果的にとる
女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを効果的にとることによって、エクオールを作る菌を増やすことが可能です。女性らしいカラダを作るホルモンであるエストロゲンが重要であることを理解している方も多いはずです。日本人にとって食の経験があって、リスクは少ない食品となります。
注意点となるのは大豆を食べるだけではそのまま吸収できないことです。糖を切り離して小さなアグリコン型にしないといけません。生活習慣で重要な乳酸菌や食物繊維など腸内環境も組み合わせるのも重要となります。日常的に大豆を食べる習慣によってエクオールを作る菌を増やすことも可能です。
サプリメントで補うのも効果的
大豆加工食品がイソフラボンを摂るために適しているものの、普段の食事で足りているといった方はそう多くはありません。豆腐、味噌、きなこなど種類が豊富であるため、飽きずに食べ続けることもできるでしょう。しかし現実的に難しいと考える方もいるはずです。食事生活を中心としてサプリメントで補うといったことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
現代人の食生活は欧米化しているといわれており、コンビニ弁当やジャンクフードなどで済ませる方も少なくありません。いきなり大豆加工食品を取り入れるのに抵抗がある方もいれば、味があまり好きではない方もいるかもしれません。日本人が安全に取り入れやすい成分であるのは間違いなく、そして健康と美容の両方から考えても積極的に取り入れるだけの価値があります。
まとめ
エクオールを作る能力は食習慣でも変わるといわれており、必要であるのならサプリメントで補うことも視野に入れるのがおすすめです。エクオールを作る力を検査するキットでチェックしてみるのもひとつの方法となります。自分にはどういった取り入れ方が適しているのかを判断していけば、無理をせずに取り入れることができるでしょう。
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