7Oct
「ハーバルボールマッサージってどのような効果があるの?」
「ハーバルボールの作り方、ハーバルボールを使ったマッサージ法を知りたい!」
この記事は、そのような方に向けて書いています。
タイで伝統の美容法『ハーバルボールマッサージ』をご存知でしょうか?
ハーバルボールマッサージとは、細かく刻んだハーブを木綿の布で丸めて“ハーバルボール”を作り、それを蒸した後に肌に直接押し当てていくマッサージ方法です。
本日は、ハーバルボールの作り方、ハーバルボールマッサージのやり方と効果について解説していきます。
ハーバルボールの作り方と使用するハーブの種類
ハーバルボール作成の手順
【用意するもの】
〇清潔な木綿の布 … 一辺の長さ30~40㎝四方
〇ドライハーブ … 大きめのマグカップすり切れ1杯分
〇麻ひも … 約2メートル
【作り方】
広げた布の真ん中にドライハーブを乗せる。
ドライハーブを布で緩みがないようにボール状に包む。
包んだ布が緩まないように麻ひもで縛る。
布の余った部分で持ち手を作るように麻ヒモでぐるぐる巻きに縛る。
※ハーバルボールはインターネット等で購入することも可能です。
ハーバルボールに使用するハーブの例と効果
◯レモングラス…冷え性改善
◯コブミカン…血行促進
◯プライ(ポンツクショウガ)…筋肉痛緩和
◯生姜…むくみ改善
◯桑の葉…便秘改善
◯蓬(ヨモギ)…ホルモンバランス調整
◯ガシュツ(紫ウコン)…肌荒れ改善 など
ハーバルボールの使い方と保存方法
ハーバルボールの取り扱い方法
器に入れた綺麗な水にハーバルボールを約5分間浸す。
水が滴らない程度にハーバルボールを絞る。
ハーバルボールをラップで包み、500Wの電子レンジで約40秒温める。
ハーバルボールの全体が温まったら、患部に押し当ててマッサージをする。
ハーバルボールの保存方法
ハーバルボールを使い終わった後は、日当たりの良い場所や風通しの良い場所でよく乾かす。
乾いたらラップに包むか、ジップロックなどに入れ冷蔵庫で保管する。
※ハーバルボールは1週間、3回の使用を目安に使い終えるようにしましょう。
ハーバルボールを使ったマッサージの手順
マッサージ前の準備
ハーバルボールから出た液体の色が皮膚や衣服に染み込んで色素が取れにくくなることがあるので、汚れても良い薄めの肌着等を着用するようにしましょう。
ハーバルボールを電子レンジで加熱した直後は熱くなりすぎている可能性があるので、火傷しない程度まで熱を冷ましてから使用しましょう。
また、マッサージ中にハーバルボールが冷めてしまうと再び温め直す必要がありますので、ハーバルボールは2つ以上準備しておくと良いでしょう。
ハーバルボールマッサージの手順
ハーバルボールを温めたら、肩や腰など自分の体の気になる部分の深部に熱を伝えるように押し当ててていきます。
ハーバルボールを押し当てた際にまだ熱いようでしたら、ポンポンと弾むようにマッサージして火傷しないように工夫しましょう。
マッサージ中にハーバルボールが冷めてきたら、2つ目のハーバルボールをあらかじめ温めておいて準備しておきましょう。
まとめ
・ハーバルボールは自分で作ることもできるし、インターネット等で購入することも可能。
・ハーバルボールで使用するハーブの種類によって血行改善、美肌効果、筋肉の凝りや張りの除去、リラックス効果など様々な効能がある。
・ハーバルボールマッサージを行う際は火傷しない程度までハーバルボールを温め、着衣の上から押しあてて患部を温めるようにマッサージする。
・ハーバルボールは約3回の使用、使い始めて1週間を目安に廃棄する。
以上がハーバルボールマッサージについてのまとめです。
「ハーバルボールマッサージに興味があるけど、なかなかマッサージを受ける機会がない!」という方は、ご自分でハーバルボールを作ってハーバルボールマッサージをセルフで実践してみてはいかがでしょうか?
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