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流行の発信地としても重要な存在であるイタリア。イタリアにはさまざまな美容室がありますが、美容室の文化は日本とはかなり違っているところが数多くあります。イタリア人の美意識と日本人の美意識はかなり違っています。そのような事情もあり、イタリアの美容室と日本の美容室では、かなり違ってきている部分も多くなっているのです。

そこで今回は、イタリアの美容室の特徴や日本の美容室との違いについて、詳しく解説していきます。日本人とイタリア人との考え方の違いについても解説しますので、ぜひ一度お読みください。

イタリア人の美意識

イタリアはヨーロッパの中でも特に美意識の高い国として知られています。化粧品の素材として、天然由来のものを使うというポリシーは日本以上のものと思います。日本ですと、ドラッグストアなどでも化粧品を取り扱っていますが、イタリアですと化粧品専門のお店があります。日本のマスカラはなかなか落ちにくいのですが、イタリアだと、水溶性のものもあって、するっと汚れを落とすことができるので、大変便利です。

日本人との違い

日本人はお肌の乾燥をかなり気にするので、保湿対策の化粧品が多く出回っています。意外なことにイタリアはあまり保湿については気にしないようなので、保湿対策の商品が市販されていません。日本人の方が、美への意識が高いようです。ムダ毛処理についてもイタリア人は日本人ほど熱心ではありません。化粧についても同様です。日本人がトイレなどで化粧を直しているのを外国人が見ると驚いたりします。寒い時期に日本人がオシャレのためにミニスカートをはいているのも同様に外国人からは奇異にみられるようです。あくまでも機能重視でイタリア人は考える場合が多いのです。

イタリアの美容室の特徴

イタリアの美容室でも日本と同様のサービスを受けることができます。日本の美容室ですと、マッサージも無料で受けられて、お茶なども無料で出してもらえますが、イタリアでは全て料金を別途支払うことが求められます。日本人は手先が器用なので、カット技術の高さも十分に堪能することができます。この理由として、日本で美容師をやるには国家資格が必要ですが、外国では必要ないということも挙げられます。

昨今はグローバル化によって、日本にも多くの外国人がやってくるようになっています。もっと日本の美容室が英語対応になれば、多くの外国人を満足させられるようになるのではないかと考えられます。

日本の美容室では稀なことですが、イタリアの美容室ではスパが付いているのが一般的です。マッサージやアロマセラピーなども受けられますので、思う存分体のケアをすることができます。ヘアーだけでなく体全体のケアをすることができるのが、イタリアのスタイルです。イタリアの美容室の料金体系は、日本と異なっている部分がありますので、利用する前に料金体系を確認しておくことがお勧めです。

まとめ

ヨーロッパの中で一番美意識が高いと言われているイタリアの美容室はスパが付いているのが一般的ですので、体全体のケアをすることが可能です。カットの技術などは場合によっては日本の美容室の方が高いかもしれません。日本では国家資格がないと美容師をすることができないからです。

日本の美容室は英語対応でない場合が多いので、外国人が使いにくいという欠点をもっています。イタリアの美容室を利用する場合には、日本と料金システムが異なっていることがありますので、料金体系などをあらかじめしっかりと確認しておくべきです。