8Nov
うなじの産毛は、髪をアップしたときや髪をかき上げたときに、うなじを見られることが多いので気になるのではないでしょうか。きれいなうなじは男性だけでなく女性にとっても憧れの的です。一方、どんなにきれいにメイクをしていても、うなじがぼさぼさだとなんだか野暮ったい印象を与えてしまう恐れもあります。
うなじの産毛は医療脱毛でケアするのが最適です。普段は見えない場所だけに、お手入れの方法が分からない方も多くいるかもしれません。ですが見えない場所だからこそ、うなじをきれいにすることで清潔感をアピールすることができます。そこで今回は、うなじの医療脱毛について紹介します。
うなじの産毛…気になるのはこんな時
うなじはショートカットの人の場合、比較的目にする機会が多い場所ですが、セミロングやロングヘアの場合は髪の毛で隠れているため気になりにくい場所でもあります。
そのため、お手入れを全くしてこなかった、自分のうなじがどのように生えているのか見たことがないという人もいるかもしれません。実はうなじにもいろいろな生え方があり、人によって形も濃さもさまざまです。
自分では見えない場所だけれど人からはしっかり見えている場合、人からどのようにみられているのか気になりませんか。特に、浴衣を着たときや和装のときに周りの視線が気になるという女性が多いようです。
浴衣や和装の時は比較的きっちりとしたまとめ髪をすることが多いので、うなじも目立ってしまいます。普段から和装をする機会が多い人は、後ろ姿までしっかりこだわる人が多いのも事実です。
特に、京都の舞子さんや芸者さんなどに代表される襟足の美しさは、日本人ならではの美意識の高さと言えます。
浴衣や和装は特別な日の装いというイメージも大きいですよね。せっかくおしゃれをするのですから、後ろ姿までしっかりきれいでいたいと考える人も多いのではないでしょうか。
さらに、人生の一大イベントである結婚式を機会に、うなじ脱毛に踏み切るという人も多くいます。挙式前にブライダルエステを受ける人が多い中、ウエディングドレスを着るときも和装の場合も、襟足のケアはかかせません。
こうした特別なイベントに脱毛を決意する女性も多いですが、普段からまとめ髪をする機会が多い、色っぽいうなじにしたい、うなじが気になるけれど自己処理をするのが怖いという理由で、うなじ脱毛をする人も増えています。
理容院で剃ってもらうという人もいますが、一時的にきれいにするよりは一生きれいなうなじになりたいと考える方も多いようです。
毛深いうなじをきれいに!医療脱毛が適している理由
通常、脱毛には自己処理で行う場合と、エステ脱毛、医療脱毛があります。
うなじは首の後ろということもあり、自己処理がとても難しい場所です。自己処理をする場合、カミソリや毛抜きで処理をする人も多いですが、首筋の皮膚は薄くてデリケートなため、毛抜きを使うと痛みを感じやすいというデメリットがあります。
また、首筋にカミソリを当てるのは肌を傷めるだけでなく、思わぬけがの原因にもなるためおすすめできません。
脱毛クリームやワックスなども、髪の毛の生え際についてしまうと髪の毛まで抜けてしまうことがあり、リスクが高いので避けたほうが良いでしょう。また、脱毛剤の使用は薬品による肌荒れや肌のかぶれを引き起こすリスクもあります。
こうしたリスクを避けるためにも、うなじを脱毛するには第三者による脱毛がおすすめです。ただし、プロによる施術でもエステ脱毛と医療脱毛では、その効果に大きな違いがあります。
エステ脱毛で行う脱毛はフラッシュ脱毛と呼ばれており、医療脱毛に比べてレーザーの出力が弱いため痛みも弱いというメリットがあります。しかしその一方で、うなじのように産毛部分の脱毛は毛の色が薄く細いため効果が出にくく、満足のいく結果が出るまでに時間がかかってしまうというデメリットがあるのです。
最初のうちは順調に脱毛できていても、ある一定の薄さから全く変化がなくなってしまったということもあり得ます。結果として、回数を重ねても満足のいく脱毛効果が得られなかったり、脱毛に時間がかかってしまったりというデメリットが起こるリスクが高いのです。
脱毛期間が長くかかるということはその分、料金が多くかかってしまうこともあるので注意が必要です。
医療脱毛の場合はこうした産毛部分にもしっかり反応し、確実に脱毛することができます。エステ脱毛に比べて痛みは強く出ることが多いですが、確実な効果を求めるなら医療脱毛がおすすめです。
また、産毛だけではなくうなじ部分に濃い毛が広がっていて形を何とか整えたいという人も多くいます。こうした頭髪部分に近い太くて濃い毛は火傷の危険もあるため、サロン脱毛では対応できないところがほとんどです。後から医療脱毛に変更するよりも、最初から医療脱毛をしておくほうが安心です。
脱毛でうなじが毛深くなる?!
産毛部分を脱毛するとかえって毛が濃くなる、太くなるといった現象が起こることをご存じでしょうか。
実は、これは硬毛化(こうもうか)と呼ばれる現象で、脱毛した人すべてに起こることではありませんが、まれに脱毛を行った一部の人に起こることが知られています。
硬毛化現象が特に起こりやすいのは、
もともと産毛しか生えていないことの多いうなじ・二の腕・背中・肩・などで、ワキやアンダーヘアなど比較的太くて硬い毛が生えている場所では起こりにくいと言われています。
硬毛化はレーザーなどの刺激で毛根が活性化したり、血流が増えることで毛の成長を促進したりすることが原因ではないかと言われていますが、はっきりとした原因はいまだに解明されていません。
レーザー脱毛だけでなく自己処理後に産毛が太くなった、前より濃くなったと感じたことがある人もいるのではないでしょうか。また、同じような原因で毛の量が増えてしまう増毛化と言われる現象もあります。
硬毛化や増毛化が起こるリスクは自分では判断しづらいため、実際に起きてしまってから対処せざるを得ないというリスクがあります。
このため、万が一硬毛化や増毛化が起きてしまったときに別の脱毛方法や脱毛マシンで処理する、再び毛が薄くなるまで照射するなどの保障がきちんとついているところを選ぶことも大切です。
医療脱毛の場合、医師が直接施術を行うため、こうした脱毛時のトラブルやケアが起こった時の対処方法も安心です。
うなじの脱毛プラン!回数の目安は
サロンでの光脱毛の場合
うなじ部分は毛がやわらかくて薄いため、出力の弱いサロン脱毛の場合は8回程度通う必要があります。
一般的に回数を重ねるごとに効果が出にくくなるため、完璧にツルツルになるまで続けるのか、ある程度産毛が少なくなった程度で終了とするのかなど、どの程度で終わらせるかは個人の意思によって異なります。
また脱毛サロンの場合、3回目あたりから脱毛効果を実感することが多いようです。脱毛期間は平均で1年半から2年程度が目安となります。
クリニックでの医療脱毛の場合
一方、医療脱毛の場合は4回程度で自己処理がいらなくなるぐらい毛が目立たなくなる人が多いようです。
脱毛回数も4回から6回の間に設定されていることが多く、ほとんどの場合その回数を通えば満足のいく結果が得られるようです。ただし、脱毛回数は個人のもとの毛の量や質に大きく影響するため、すべての人が同じ結果とは限りません。
特に、もともと毛の量が少ない人や薄い人のほうが、目に見えた結果がわかりにくいというデメリットがあります。こうした場合のために、効果を実感できなかった場合に継続して通うことができるのか、追加料金が必要かどうかも事前にしっかり確認しておきましょう。
医療脱毛の場合、ほとんどの人が1回目から脱毛効果を実感することができ、期間も平均で1年から1年半程度といわれています。
発毛サイクルに合わせて脱毛を行うため、2~3カ月おきに通います。脱毛した後は次に生えてくるまでツルツルの状態を維持できるので、イベントの前にすぐにきれいになりたいという人でも安心です。
うなじのケア前に!デザインを決めよう
うなじの形は人によって違いますが、一般的にうなじが一番きれいに見えるのは柔らかいW型だと言われています。
うなじがきれいに見えるためには両サイドの毛が長いことが大切で、Wの下向きに伸びた襟足部分があることで首が細く長く見える効果が期待できます。ただし、完全なW型ではなく、真ん中の首の部分がМ型になっているのが頭の形に添ったより自然な形となっており、ここの部分がないと子供のような幼いイメージを与えてしまうので注意が必要です。
同じような形でも襟足の長さによってイメージがずいぶん異なってしまうため、自分に合う襟足の長さを決めることが大切です。
うなじ部分は自分では見えない部分であり、理想の形がなかなかイメージしづらい場所のため、デザインを決めるときに迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか。こうした場合は、一度理容院で形を作ってもらうのもおすすめです。
顔やうなじを整えるシェービングは、国家資格を持つ理容師のみが行うことができ、理容師さんはいわば襟足を整えるプロです。生まれた時から美容院に通っているので理容院は行ったことがない、理容院は男性が通うイメージという人もいますが、顔そりエステなど女性用の美容メニューも充実しています。
産毛の処理の大半は自己処理によるトラブルなので、失敗を回避するためにも確かなシェービング技術を持つ理容師さんにお願いすることが大切です。
理容院では、自分の襟足の形を活かしつつ全体を整え、最も自然なW型になるようにデザインを行います。
首の太さや毛の生え方、濃さによって最適な形を見極めることができるのはまさにプロの技術です。また、剃った部分が不自然にならないように、わざと産毛を残す部分や襟足を内側に寄せてより首を細く見せる技術などもあり、よりナチュラルな襟足を演出することが可能です。
うなじの脱毛を開始!施術の目安時間とスタイル
うなじの脱毛にかかる施術時間は平均で20分程度です。着衣はそのままで、ターバンなどで髪の毛をまとめ、うつ伏せの状態で施術を行います。
首のように柔らかい場所は首を少し伸ばした状態でレーザーを照射します。こうすることで皮膚が伸び、うち漏れを防ぐことができます。
首は皮膚が薄いため、比較的痛みを感じやすい場所です。このため、施術の際に痛みを強く感じることもあります。脱毛回数を重ねるごとに痛みも和らぐ傾向にありますが、施術中どうしても我慢できない痛みがあるときは無理をせず申し出るようにしましょう。
特に、前日に飲酒をしている場合はアルコールによって血管が開き、体温が上昇しているため痛みが出やすくなっています。
このように、体温が上がり、体がほてっている状態でレーザーを当てると、かゆみや赤みの原因となってしまいます。
かゆみのために毛穴が赤くぽつぽつと目立った状態になったり、かきむしって傷を作ってしまったりすることもあり、肌トラブルの原因となります。また、熱で肌表面の水分が蒸発して乾燥しているため、できた傷が治りにくいというデメリットもあります。
脱毛前後の飲酒はリスクを伴うことを覚えておきましょう。飲酒だけでなく、日焼けをしている場合や、生理前後も痛みがでやすいというリスクがあるため、脱毛を断られることがあります。
脱毛を行うときは体調が万全のときを選んで行うようにしましょう。急な体調不良や突然生理になった場合は、事情を説明するためにクリニックに連絡することが大切です。
施術後の注意点!うなじのケア方法は?
施術後の肌はとてもデリケートになっているため、適切なケアが必要です。
気になるからといって脱毛した箇所をごしごしこすったり刺激を与えたりすることは絶対に避けましょう。特に脱毛後12時間以内の飲酒はNGです。
脱毛後に飲酒をするとかゆみの原因となり、かゆいからと無意識に掻いてしまうと色素沈着や黒ずみを引き起こしてしまいます。
また、脱毛当日は体を温めることによってかゆみや炎症の原因となってしまうため、入浴をさけてシャワーで済ませるようにしましょう。
首は特にデリケートな部位なので、汗をかくことも刺激を与え、細菌感染を起こして炎症やにきびの原因となってしまいます。脱毛当日は激しい運動を控え、安静に過ごすことが大切です。
万が一炎症やかゆみの症状が出た場合は、温めると症状がひどくなってしまうことがあるので、すぐに清潔なタオルなどで冷やすよう心がけます。湿疹やじんましんが出てしまった場合は、自己判断せずにクリニックに連絡をしましょう。
施術後は肌が乾燥し、傷つきやすい状態になっています。そのため、なるべく肌の露出を控え、紫外線のケアを行うことも大切です。外に出るときは帽子や柔らかいストール、日傘、日焼け止めなどでしっかりと紫外線対策を行いましょう。
うなじの産毛は医療脱毛でケア?【首筋からキレイを作る!】のまとめ
うなじは自己処理がとても難しく、自分ではお手入れがしにくい部分です。自分で何とかしようとして失敗してしまうのは避けたいですね。きれいなうなじを手に入れるためには、 首や頭の形に合わせたデザインを知ることも大切です。またうなじは肌が薄いため、かゆみや炎症、にきびなどの肌トラブルを起こしやすい場所でもあります。そのため、いざというときに医師の診察が受けられる医療脱毛がおすすめです。見えない部分にこだわってこそ、美しさが引き立つと思いませんか。医療脱毛ならお手入れのしにくいうなじもきれいに、スピーディに整えることが可能です。理想のうなじを手に入れて後ろ姿美人を目指しましょう。
スポンサーリンク