7Oct
「スリランカのシロダーラって何?どんな効果があるの?」
「脳の疲労回復、体調の改善効果があるオススメの施術があれば教えてほしい!」
この記事は、そのような方に向けて書いています。
皆さんは、『シロダーラ』という言葉をご存じでしょうか?
シロダーラとは、インド・スリランカで約5000年の歴史を持つ世界最古の伝統医療“アユールヴェーダ”の一部であり、脳に対して行う施術を言います。
ストレス社会と戦う人たちの脳を癒すシロダーラは一部の人から人気を集め、日本でも徐々に需要が高まってきています。
本日は、スリランカの伝統医療シロダーラについてまとめていきます。
シロダーラとはどのような治療法なのか?
シロダーラとは、眉間にある“第六チャクラ(第三の目)”と呼ばれる脳のツボに、20種類以上のハーブを抽出して人肌に温めたオイルを約30分間、一定のリズムで垂らしていく施術です。
シロダーラは別名「脳のマッサージ」と呼ばれており、額にオイルをゆっくりと流していくことで脳を瞑想状態へと導き、脳の疲れを癒したり、ストレスを解消する効果を得ることができます。
使用するオイルは一度垂らしたら終わりではなく、循環させるようオイルを流し続けます。
一般的に、シロダーラは3日間に分けて連続して施術を行うような行程を組んでいきます。
施術中は出来るだけ入眠せず、雑念を消して頭をまっさらにし、リラックスすることでより良い効果を得ることができます。
シロダーラによって得られる効果とは?
オイルを落とす際に発生する周波数によるリラックス効果
第六チャクラへオイルを落とす際に“シータ波”と呼ばれる瞑想の周波数を発生させることで、脳をリラックスさせたり、心身の状態を整える効果が得られます。
使用するオイルの成分から得られる様々な効果
シロダーラはただ額にオイルを滴下するだけの施術ではなく、施術前に問診を行い、その内容によって調合する薬剤を選定しています。
オイルから得られる効果はストレス軽減、血行促進、脳の疲労物質の排出、老廃物の排出、皮脂の酸化防止、頭皮の保湿など、調合する薬剤によって様々です。
日本ではセサミオイルに煎じたハーブをブレンドして使用することが主流だと言われています。
シロダーラを受ける際の注意点とは?
シロダーラは、オイルを垂らし続けることによって感覚神経が刺激され、イライラが増幅したり、嫌なことを思い出しやすくなると言われています。
そのため、脳への負担を考慮して、一般的に3日以上の準備期間を施術前に設けています。その期間にヘッドマッサージをはじめ、シロダーラに向けた入念な準備を行うのです。
ですので、シロダーラを受ける際にはあらかじめ5日程予定を空けるなど、スケジュール管理をしておきましょう。
また、シロダーラを行うアユールヴェーダ施設の中には、観光客をターゲットとして、準備をほとんど行わずに1日目から本格的な施術を行うような所もあるので、注意が必要です。
シロダーラは万人に効く施術ではなく、体質に合わない人がシロダーラを受けると、逆に体調が悪化してしまうケースも考えられるので、施術前の問診時に現病歴や手術歴など書き漏らしがないようにしましょう。
まとめ
・シロダーラとはインドの伝統医学アユールヴェーダのトリートメントの一つで、脳に特殊なオイルを一定時間垂らし続ける施術である。
・シロダーラにはストレス軽減、血行促進、脳の疲労物質の排出など、個人の健康状態に応じた様々な効果が期待がある。
・体質が合わない人の場合、ヘッドスパなどの事前準備を行わずに初日から施術を開始する場合は、逆に体調が悪化する恐れがある。
いかがでしたでしょうか?
シロダーラは現地だけではなく、日本でも施術を行っているサロンが数多く存在しています。
ストレスや日々の疲れに悩まされている方は、シロダーラで脳をリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか?
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