7Oct
魅力的なメイクとは一体なんでしょうか。
濃いメイクを素敵だと思う方もいれば薄いメイクを魅力的だと思う人もいます。
その価値観は国によって大きく違い、肌質や生活習慣などが大きく異なるアジアとヨーロッパでは大きく違うようです。
今回は対照的な日本とイギリスを例に挙げてイギリスのメイクの特徴を説明していきます。
日本のメイクとは
ではまず、イギリスのメイクの特徴を紹介していくために日本がどのようなメイクが一般的なのかおさらいをしていきましょう。
この記事を読まれている方の多くは、すでにご存じかと思いますが、日本のメイクと言えばビジネスシーン、プライベート共にほぼ全員がメイクをしますが、奇抜なメイクをしている方は少なく、ナチュラルに仕上げることが基本。
チークは程よく血色を良くし、アイメイクは控えめ、アイブローを髪色と合わせてナチュラルに仕上げている方が多いのではないでしょうか。
また、メイク落としもばっちり行い、その後、化粧水などで肌をケアしている方も多いかと思います。
イギリスのメイクの特徴
では次にイギリスのメイクの特徴を見ていきましょう。
そもそも、イギリスでは「メイクすることがマナー」という考え方が一般的ではないため20代でもメイクをしていない方が多くいらっしゃいます。
しかし、メイクをしている方は奇抜なメイクをしている方が多く二極化の状態です。
ファッションショーや映画などの影響からヨーロッパの方々は奇抜なメイクをしている方が一般的なイメージですがそのようなことはないようです。
しかし、奇抜なファッションをしている方も一定割合おり、特にファンデーションの塗り方は日本と大きく違うようです。
日本ではファンデーションは基本的に素肌を再現することが良いこととされていますがイギリスではそうではなく茶色のファンデーションを何重にも塗る方も多いです。
日照時間の短いイギリスでは肌が真っ白な方が多いのでその方々と違いを付けるためにここまでファンデーションを塗る方が多いのです。
一方、イギリス人のメイクをしない方々はファンデーションをほぼ使いません。
なのでイギリスにいる日系の方は、ティントタイプ日焼け止めと頬紅、かるく色の付いたリップ、アイブロウくらいで日本にいるときより、メイクの頻度が圧倒的に下がったと言います。
イギリスではしわは目立ちますが肌の質感がきれいな方が多い上に、日本よりも生まれつきの顔がぱっちりしている方が多く、メイクをする必要を感じていない方が多いようです。
イギリスのメイク落とし
イギリスのメイク落としも日本のメイク落としとは大きく異なります。
日本のメイク落としは完全に落としきることが常識と言われていますがイギリスはその正反対で、コットンで軽くふきそのまま寝てしまう方も多いようです。
そしてそのまま次の日も出勤、通学なんて方も多いようです。
ローション関連
イギリスではローションを塗ることもあまり一般的ではありません。
日本では翌日のメイクの乗りに大きな影響を及ぼすと言われるローション。
しかしながら、イギリスでは肌質が日本人と比べてとても硬く乾燥しやすい性質のためお肌をあまりいじらないようにしているということです。
日本には洗顔、化粧水、乳液の3ステップがほぼ必須ですが、イギリスでは大きく異なります。
まとめ
今回は対照的な日本とイギリスのメイクについて説明させていただきました。
メイクは単なる美的なセンスだけではなく、その土地固有の肌質や歴史、気候、生活習慣に大きく左右されているのだと分かりました。
特にイギリスでは英国議会で女性の口紅使用が禁止された歴史あることや、エリザベス2世が公の場で着けておられた口紅が注目されるなど国民の生活とメイクは切っても切り離せないような存在です。
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