6Oct
日本では女性のマナーの一つと言えば出かけるときにはメイクをしなければならないということです。社会人たるものビジネスの場では化粧をしているのが当たり前がと考える人が大半です。
プライベートの場でもデートの際にも化粧をするのが当然だと考える人が大半だと思います。
こうした考え方は日本ではあたりまえかもしれませんが北欧ではこのようなことは常識ではないようです。今回の日本と北欧を比べながら世界のメイク事情を考えていきます。
化粧をすることは女性として当たり前なのか
まず、メイクに対する北欧の常識と日本の常識の違いとしてメイクをするのが社会的に当たり前なのかどうなのかということがあります。
日本のネット上の書き込みでは先日、デートに来た女性がすっぴんでした。失礼ではないですか!?という質問がありました。
その質問から分かるように公の場で女性がメイクをしないということは一般的には認められていないことです。
それに対して、北欧を含むヨーロッパではビジネスシーンでもプライベートでも化粧をするかしないかは完全に自由です。
メイクをしている女性もいれば、していない女性もいるというのが北欧では当たり前の光景です。
なので日本のように化粧をしなかったからといって失礼とか社会人としてマナーがないなど思われることは少ないようです。
北欧では「すっぴん」という概念がない
日本ではすっぴんというものが特別視されていますよね。
例えば女優さんがツイッターにすっぴんを掲載するとそれだけで話題になりますよね。
その他にも女性が化粧をせずに街中で歩いていて、偶然、知り合いに会った場合、「すっぴんだから顔を見せられない」という感想を持つことでしょう。
このように日本ではすっぴんは「他の人に見せられない恥ずかしいもの」という認識が一般的になっています。
しかし、北欧だと全く違います。
北欧ではすっぴんという概念も言葉も存在しません。
メイクをしないことが恥ずかしいこと。特別なことという概念もないのです。
北欧では日本人のすっぴんは恥ずかしいという概念すら理解してもらうことは難しいのかもしれません。
北欧の方がメイクをしない理由とは
さて、では北欧の方々はなぜメイクをしないのでしょうか。
それは「女性はいつでもどこでも美しくなくてはならない」という概念がないからです。
社会が女性と美を強く関連付けていないということです。
実際に北欧に行くとそばかすがあったとしてもそれをメイクでカバーするということはあまりありません。
なので、日本人の女性が北欧に行くとかなり驚くようです。
しかし、そんなメイクに無頓着な北欧の方でも夜遊びに行く時などはメイクをする方も多いということ。
日本ではメイク=社会常識ととらえているのに対して北欧では一つのファッションや自分をアピールする道具に過ぎないのです。
具体的なメイク方法
では、メイクをほとんどしない北欧の方々はメイクをする際には具体的にはどんなメイクをするのでしょうか。
ポイントメイクが多いようです。
日本を始めとしたアジア圏ではきれいな肌というものが重要視されていますよね。
そんなきれいな肌を再現するためにメイクをするといっても過言ではないかもしれません。
なので、アジアの場合にはファンデーションがベースですが北欧の場合には肌には何も塗らないことが多いのです。
メイクはポイントメイクのみという女性も多いのです。夜遊びに行くときもポイントメイクのみの方も多いようです。
まとめ
日本と北欧ではメイクに対する捉え方が大きく異なります。
日本はメイクをすることが当たり前ですが、北欧では当たり前ではなく個人の自由に任されています。
メイク一つとっても国ごとに常識が異なりとても興味深いですね。
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