12Mar
膝の黒ずみの原因は立ち膝などによる摩擦が主ですが、膝の黒ずみの治し方にはどのような方法があるのでしょうか?黒ずみ対策クリームを使う方法から、頑固な場合にはエステやピーリングが効果的とされています。
膝の黒ずみの治し方はエステやピーリングなどがありますが、自宅に簡単に始めることができる方法としては、黒ずみ専用のクリームを使うことです。商品によって特徴は違いますが、膝の黒ずみに悩んでいる方は手始めに使ってみてはいかがでしょうか?
膝の黒ずみの原因は?
膝の黒ずみは、人に言いにくい肌トラブルの1つと言われていますが、特に女性であればミニスカートを履いた時に見えた膝の色が黒ずんでいるだけで、足が汚く見えてしまいますし、女性としての魅力も半減してしまうと言われています。
もしも膝の黒ずみが気になる方でしたら、1日でも早く解消したいと考えるのではないでしょうか?
では、何故膝は黒ずんでしまうのでしょうか?
その原因の1つとして考えられるのは「摩擦」や「日焼け」です。
例えば、学生時代に部活等でスポーツをやっていた方ですと、炎天下の下、地べたに膝をついた姿勢を繰り返しとっていた事で、膝が摩擦の刺激を受けて、固く黒ずんでしまったと言うパターンがあります。この様な場合は、日焼けや摩擦等の刺激を受けた膝が、自己防衛反応を起こしてメラニン色素を発生させると、膝が固くなったり黒ずんでしまうのです。
この様な事からも、膝の黒ずみの原因として、習慣的に繰り返される紫外線の刺激や、正座や立て膝等の刺激によるものが膝の頑固な黒ずみを作ると考えられます。
やはり膝の黒ずみは、若い頃からの生活習慣が大きく関係していると言っても過言ではありません。
膝の黒ずみの治し方は?
膝の黒ずみの治し方として有効とされているのが、
- 体の内側
- 体の外側
の両方からケアを行うと言う事です。
まず、内側のケアとして美白成分、美肌成分に効果的な栄養素(ビタミンC、ビタミンE、コラーゲン、タンパク質等)を多く含む食べ物を積極的に摂取しましょう。例えば、フルーツやナッツ類には美白や新しい皮膚を作るのに効果のある成分がたっぷりと含まれていますので、膝の黒ずみを早く治すのにも効果的です。
また、外側からのケアとして足の血行を良くする事も良いとされています。
積極的に足のマッサージを行い、むくみを取ったりリンパの流れや血液の循環を促してあげると、新陳代謝も良くなりますし、黒ずんで古くなった角質のターンオーバーや皮膚の再生をスムーズにしてくれます。
参考⇒ターンオーバーの促進方法!【食べ物やサプリの効果は?】
膝の黒ずみを治す為には、内側、外側からのアプローチを同時に行うことが、重要になってきます。
まずは、固くなった皮膚の角質を柔らかくして落とし、新しく軟らかい皮膚が生まれ変わりやすい条件を整えてあげる事が、黒ずみの無い綺麗な膝へと生まれ変わらせるポイントになってくるでしょう。
塩でケアする?
膝の黒ずみには、効果的と言われる様々なケアが存在します。
その中でも昔から「塩」が良いと言われてきました。
何故塩が黒ずみ解消に良いかと言いますと、膝を塩で優しくマッサージする事で、膝の角質が柔らかくなり、皮膚のターンオーバーを促されて、黒ずみを早く解消する効果があると言われているからです。
しかし、塩の粒子はあまり粗いものをチョイスしてしまうと、余計に膝を痛め付けてしまう危険性もあったり、ゴシゴシと強く擦り過ぎてしまうと、かえって黒ずみを悪化させてしまうかもしれませんので、注意が必要なのです。
膝の黒ずみを解消するのに適しているのは、黒ずみ専用に作られた塩を主成分にしたマッサージソルトや、ボディーソープ等に塩を少し混ぜて使う等、膝を痛め付けない程度にマッサージが行えるものが良いかと思います。
塩を使ったからと言って、すぐに改善できるものではありませんが、マッサージを繰り返す事で、少しづつ膝の黒ずみを薄くする事は可能だと思います。
どんなクリームが効果的?
膝の黒ずみを解消する為に、たくさんのクリームが販売されています。
例えば、乾燥により皮膚が黒ずんでしまっている方には、保湿成分や美白成分たっぷりの膝専用クリームや、日常的な紫外線から膝を守ってくれる、UVカット入りのクリームが人気となっています。また、膝の黒ずみの原因である頑固な角質を溶かすと同時に、ピーリング効果によって黒ずみを薄くしてくれるクリームもあります。
おすすめはコレ!
膝の黒ずみを解消するには、普段から角質が固まりにくくなる成分(尿素等)を配合したクリームを使用することが、黒ずみに効果的と言われています。クリームを塗るタイミングとして有効なのが、お風呂あがりで膝の角質が柔らかく清潔な状態になっている時です。
膝の血行が良くなっている状態で、膝の黒ずみを取るクリームを塗り込んでおくと、クリームの成分が膝に浸透しやすくなると言います。
膝の黒ずみを早く解消するには、積極的にクリーム等を用いて膝の角質のターンオーバーを促したり、皮膚を衣服の摩擦から守り、乾燥させない事が大切になってくるでしょう。
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頑固な黒ずみにはピーリング?
頑固な膝の黒ずみには、ピーリングが効果的です。
ピーリングとは、薬品やスクラブ等を使用して、膝の角質を柔らかくして黒ずんだ皮膚を落とす方法になります。
ピーリングには「むく」と言う意味もありますが、黒ずみを落とすのはまさに薄皮を1枚剥がす(剥く)ようなイメージになるかと思います。
最近では、膝の黒ずみを落とすピーリング効果のあるジェルが人気となっています。黒ずみの気になる部分にジェルを塗り、しばらく放置した後に手のひらやタオル等で擦るとボロボロと黒ずみが落ちていくと言うものです。
ピーリング自体、あまり繰り返してしまうと肌に負担をかけてしまいますので、1度ピーリングしたら次までは少し時間を置くのがコツになります。
また、エステサロンや皮膚科でもレーザー治療や専用の薬品によって膝の黒ずみを落とす事が可能です。
レーザー治療の場合は皮膚をレーザー照射で焼く事で、ピーリングして新しい皮膚を生まれ変わらせます。頑固な黒ずみにも即効性があり効果を感じられると思いますが、保険適用の治療でない為に料金が高額なのと、黒ずみの度合いによってはやや痛みを伴うことがあるかもしれません。
サポーターで予防
膝の黒ずみにはサポーターを使うと良いと言われています。
元々はスポーツや膝をつく動きから膝を守ったり、摩擦を防いで黒ずみを進行させない為に使われる事が多かった膝サポーターですが、最近では黒ずみ解消に特化した商品も多くなりました。
例えば、サポーターの膝の部分に、黒ずみを解消する美白成分のビタミンCやヒアルロン酸が入ったものが販売されており、膝の黒ずみが気になる方に人気となっています。
しかし、昼間仕事等でスカートを着用しなければならない女性にとって、膝にサポーターを1日中付けたまま生活するのはやはり難しいですので、膝サポーターを使用している方の中には、美白成分を浸透させる為にお風呂上がりや就寝前にサポーターを装着して、そのまま朝まで寝ると言った方法を取っている方もいるそうです。
しかし、サポーターを毎日装着しているからと言って、劇的に膝の黒ずみが消えると言う効果は期待できない様です。
どちらかと言えば、膝の黒ずみの原因となっている
- 摩擦
- 刺激
- 乾燥
から膝を守り、既にできてしまった黒ずみがこれ以上進行しないように防止すると言った効果の方が高いと言えるのかもしれません。
エステでも対策
膝の黒ずみにはエステに通うのも効果的と言われています。
エステでは膝の黒ずみを集中的に解消するコース等もあり、肌の露出がまだ少ない秋や冬の間に、エステで早めのケアを行う女性が増えているそうです。
エステで黒ずみを解消したい場合には、暖かい季節が到来する数ヶ月も前からサロンを予約して、黒ずみが消えるまで何度も施術に通う事が、膝の黒ずみを解消するポイントになる様です。
その理由として、膝の黒ずみは蓄積した色素沈着が主な原因となっていますので、1度のエステでは黒ずみを完全に消すのは難しいからです。
例えば、ブライダルを控えている女性の場合には、半年くらいかけて全身のエステと共に、膝の黒ずみもケアできるコースに通ったり、膝や肘等黒ずみの気になる箇所だけを、数ヶ月かけて集中的にケアされる方もいらっしゃいます。
エステでは、市販では手に入れる事ができないエステが独自で調合した、黒ずみに効く特殊なジェルやクリームを使用したり、機械を用いて黒ずみに有効な成分を浸透させますので、自宅で行うケアに比べると効果も早く感じられるかも知れません。
特別な日の為の準備として、又は肌の露出が多くなる季節の前等、自宅のケアでは効果を感じられ無かった方は、1度エステサロンでのケアにトライされてみるのをお勧めします。
皮膚科でも対策できる?
膝の黒ずみでも、自宅で行うセルフケアやエステサロンでは効果が感じられない程に黒ずみがひどい場合には、皮膚科で黒ずみを解消する方法があります。
皮膚科の治療は、診察の段階で医学的な観点から黒ずみの原因を探り、治療していきますので長年かけて蓄積された頑固な黒ずみも、皮膚科に通う事で解消される場合もあります。皮膚科で行っている主な治療法としては、その人の黒ずみの原因に合わせた成分を調合した塗り薬や、飲み薬を処方して黒ずみの様子を見ながら、次の治療に入って行く流れになって行きます。
皮膚科の黒ずみ対策には、体の内側と外側からのアプローチを同時に行う事が多く、塗り薬や飲み薬の効果が感じられなければ、医療機関でしか使用できないレーザー治療を行って黒ずみを消して行きます。
レーザー治療を行う場合、特に症例の多い美容皮膚科が人気となっています。
美容皮膚科の治療は、保険適用外で料金は多少高額になりますが、まるでバービー人形のように綺麗な膝を手に入れられるとあって、モデルさんや芸能人の方を始め、美意識の高い若い女性にも、黒ずみ対策として定番の治療法になっているそうです。
簡単に隠すには?
膝の黒ずみを隠す方法として、膝の黒ずみだけでなく足にできてしまった小さな色素沈着や、シミも隠してくれる
- レッグファンデーション
- エアーストッキング
が効果的と言われています。
お顔にファンデーションを塗るように、足や膝にも専用のファンデーションを使用するのですが、軽い黒ずみでしたら適量を膝に塗り込めば綺麗に黒ずみを隠す事ができます。
しかし、その一方でファンデーションがスカートや椅子につきそうで怖い、足に何かを塗るとムズ痒いと言う意見もあるようです。
そう言った場合には、ご自身の肌の色に近いストッキングを履くことで、膝の黒ずみを目立たせないようにする方法があります。
ストッキングでもつま先に切り替えの無いタイプでしたら、つま先の空いたサンダルやミュールを履いても、近くで目を凝らして見ない限り素肌の様に見えますし、簡単に黒ずみを隠す事ができます。
他にも膝の隠れるミモレ丈のスカートや、今流行している膝の隠れる長さのガウチョパンツをチョイスしてファッションに取り入れるのも、おしゃれをしながら上手く膝の黒ずみを隠す事ができますのでお勧めです。
予防法は?
膝の黒ずみを予防するには、普段からの生活習慣から変えて行く必要があります。
例えば、むやみに膝を地面につくような動きを避ける事も予防法として大切です。
膝の黒ずみの主な原因1つとして、膝に刺激を与えて皮膚が自己防衛反応として、メラニン色素を発生させてしまうのも大きな要因と言われていますので、なるべく膝に負担のかかる体勢を取らないように気をつける事が重要になってきます。
次に、普段から皮膚のターンオーバーを促す為の食事や膝のケアも行う事が、黒ずみを予防するのに大切です。
皮膚を作る為に必要な、タンパク質や美白効果のあるビタミンC、美肌成分の多く含まれるビタミンE、コラーゲン、ヒアルロン酸、膝に良いとされるアミノ酸やコンドロイチン等を、食物やサプリメントから積極的に取り入れるのも良いでしょう。
膝の乾燥も黒ずみの大敵ですので、普段から膝の乾燥を防ぐクリームや角質を落とすピーリングジェル等を使い、マッサージも行いましょう。膝の集中ケアはもちろんの事、足全体のマッサージも同時に行えば血液循環が良くなり、膝の黒ずみの原因である冷えや血行不良も解消されて、血色の良い膝をキープできます。
膝の黒ずみの予防法として、体の中と外からも栄養を与えてモデルさんの様な、美しく滑らかな膝にして行きましょう。
膝の黒ずみの治し方は?【エステやピーリングが効果的!】のまとめ
頑固な黒ずみになってしまうと、クリームなどでは改善されないこともありますので、まずは膝の黒ずみならないように予防することが大事です。
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