28May
肌荒れになってしまう原因は乾燥や内臓など色々な原因があります。また頬の肌荒れは食べ物やホルモンバランスと関係していることがありますので対策をしていきましょう。赤みが出てしまう場合には洗顔のしすぎに注意です。
肌荒れの原因は潤いや皮脂不足、洗顔のしすぎ、ホルモンバランスの乱れ、乾燥などがありますが、注意が必要なのは内臓です。食べ物には注意して効果的に亜肌荒れ対策をしていきましょう。
肌荒れの原因は?
そもそも、「肌荒れ」とは何でしょう。
- 肌がピリピリする
- 肌が痒い
- ニキビや吹き出物
- じんましん
など、ほとんどの肌トラブルを「肌荒れ」と呼んでいいと思います。
肌荒れの原因には色々ありますが、
- 皮膚表面の角質層の水分不足
- 皮脂不足
- 洗顔のしすぎ
- ホルモンバランスの乱れ
- 乾燥
などが挙げられます。
皮脂があるとかえって肌荒れするのでは?と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、皮脂には角質層の水分を肌に閉じ込めておく役割があるので、極端に減らしてしまうことは肌にとってマイナスなのです。洗顔のしすぎが肌荒れの原因になるという理由がこれです。
クレンジングのあとに何回も洗顔する人がいますが、これは肌にとって絶対にNGですので気を付けましょう。知らず知らずのうちにやってしまっている場合もるので、注意が必要ですね。
汗をたくさんかく夏は皮脂が増えますし、冷たい風にさらされる冬は乾燥(水分不足)しやすくなるので、季節に応じたケアが必要かと思います。
肌荒れの原因が内臓であることも?
実は、肌荒れと内臓には大きな関わりがあります。「肌は内臓の鏡」と言われるほど、肌と内臓は密接関係にあるのです。
スキンケアなどを変えても肌荒れが全く改善しない場合、痒みを伴う肌荒れが続く場合は、内臓疾患の可能性があります。
例えば、暴飲暴食をしてしまった時、胃はものすごいスピードで食べ物を消化しようとします。その結果胃が疲れてしまい、「肌荒れ」として症状が出たりするのです。
その場合、口のまわりがカサカサしたり、吹き出物が出来たりすることが多いようです。
内臓疾患の中でも、肝臓疾患の場合は最も注意が必要です。
上記に挙げたような胃の場合なら、胃を休ませれば自然と治ります。
しかし肝臓を患い、肝臓の機能が低下している場合、悪化する一方です。自然に治ることはあり得ません。
もし、あらゆる手を尽くしても肌荒れが治らない場合、痒みが酷い場合は、単なる「肌荒れ」ではなく、もっと重大な内臓疾患が隠れている可能性がありますので、早めに皮膚科か内科を受診することをおすすめします。
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食べ物が原因になっているかも?
肌荒れと食べ物が関わっているのは言うまでもありません。
なぜなら、私たちの肌も含めて、全ては食べたものから成り立っているからです。
肌荒れの原因となり得る食べ物、食べ方についてお話します。
まず、
- 塩分
- 糖分
- 脂質
- カフェイン
の摂りすぎは禁物です。
むくみの原因にもなりますし、皮脂が詰まり、にきびが出来るキッカケにもなります。
それから、バランスの悪い食事もNGです。
1日2食の日があったり1日3食の日があるなど、不規則な生活はやめましょう。
肉だけ、野菜だけ、など偏った食べ方も良くありません。野菜や果物など肌に良いとされるものも、それだけ食べるのではかえって逆効果なのです。
食事制限ありのダイエットをしている人が肌荒れしやすいのは、これが原因と言っても過言ではないでしょう。
また、ビタミンAが減ると、汗腺や皮脂の機能が低下し、角質の保湿効果が弱まりますから、ビタミンA不足にならないよう気を付けましょう。
頬の肌荒れの原因は?
目の回りがカサカサする、口のまわりが痒くなると悩んでいる方は多いですが、それらと同じくらい「頬にニキビが出来やすい」と悩んでいる方も多いですね。
頬のニキビ・吹き出物は、ほとんどがホルモンバランスの崩れが原因と考えられています。
男性ホルモン、女性ホルモンという言葉は聞いたことがありますよね。実は、女性にも男性ホルモンは存在しています。男性ホルモンの主な働きとして、体毛が濃くなる、皮脂が増えるなどがあります。
この「皮脂が増える」がニキビの主な原因です。
よく、生理前になるとニキビが出来やすくなるという方がいます。これは、生理前になると分泌される「黄体ホルモン」が、男性ホルモンと似た働きをして、皮脂が増えるためなのです。
生理前や元々ニキビ・吹き出物が出来やすい人は、洗顔などで余分な皮脂を除去して(決してすべての皮脂を除去してはいけません)、肌を清潔に保つことを心がけましょう。
赤みの原因は?
肌が赤く荒れてしまう主な原因は、
- 肌の薄さ
- 炎症
です。
肌の薄さは、洗顔やピーリングでの刺激が原因と言われています。
これには、日々のクレンジングも含まれます。こすっていなくても、クレンジングや洗顔料に含まれる強力な成分などが、知らず知らずのうちに肌を削ってしまっている可能性があるのです。
クレンジングや洗顔料を選ぶ際は、肌に優しいものを選ぶようにしましょう。
肌が薄くなると、もちろん皮脂も薄くなります。皮脂が薄くなると肌の水分を留めておけなくなり、乾燥しやすくなります。この「乾燥」が刺激となり炎症が起こります。
炎症が起こると皮膚に「炎症増悪たんぱく質」と呼ばれるたんぱく質が作られます。そうすると炎症を引き起こすサイトカインが増加し、炎症増悪たんぱく質を敵とみなして攻撃するので、結果さらに炎症が起こるのです。
保湿クリームを塗るなど、肌が乾燥しないようケアしてあげることが大切ですね。
肌荒れの原因は内臓?【食べ物を見直し対策を!】のまとめ
一言で肌荒れといっても原因は一つでないことがわかりました。とくに内臓は重篤化することがありますので、肌荒れ対策をしても一向によくならない場合には、内臓の検査も必要かもしれません。
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