6Oct
睡眠と肌、この二つは密接に関わっています。それは、睡眠中に出る成長ホルモンによって、肌の再生が行われ、美肌を保つことができるからです。よって、睡眠不足の状態が連日続いてしまうと、どうしても肌に悪い影響が出てしまうもの。このほかにも、睡眠と肌の関係についてのお話をいくつかさせていただきます。
肌の再生には成長ホルモンが関与している!
肌を美しく保ち、再生を促すためには成長ホルモンが関与しています。寝ている間に分泌されるという、成長ホルモンを活発に働かせるために、いくつか気にした方がいいことがあるので追って紹介しましょう。
寝る前に食事をすると美肌になれない
食事をすると血糖値が上がってしまいますが、その結果、成長ホルモンが活発に働かなくなります。寝る前の食事は同時にダイエットにも良くないですよね。
女性ホルモンにも注目しよう
美しい肌を作るのに必要なのは、成長ホルモンと女性ホルモンです。女性の肌の状態が一番良いのは排卵日頃ですが、この時期は女性ホルモンであるエストロゲンが多く分泌されるからです。
睡眠に問題があると肌にどのような影響がある?
睡眠に問題があると、肌にトラブルが現れやすいもの。どのような肌トラブルが起きてしまうのでしょうか。
ニキビができる
睡眠不足は肌バリア機能を低下させてしまいます。その結果、肌の炎症が起きやすくなったり、毛穴が詰まりやすくなったりすることから、アクネ菌が増殖しやすい状態になるでしょう。アクネ菌によってニキビはできてしまいます。
乾燥肌になる
睡眠不足になると、肌の状態が乾燥肌に傾いてしまいます。乾燥肌は肌のかゆみをはじめ、ニキビを作ってしまうこともあるようです。
目の下にクマができる
睡眠不足になると血行不良を起こしやすくなるため、目の下にクマができやすくなります。
顔色も良くありませんし、老けた印象になるでしょう。
良い睡眠とは
お肌に良い睡眠とはどのような睡眠のことを言うのでしょうか。寝ている間に肌は作られると言われており、質の良い睡眠を取ることによって、肌の状態をより良いものにすることができます。
肌のゴールデンタイム
お肌にはゴールデンタイムというものが存在しています。その時間とは、夜10時~2時までの時間帯。この時間帯には、肌の再生に関わりが高い「成長ホルモン」が多く分泌されます。
この時間帯はできるだけ眠ることが美肌には重要だと言われていますが、生活スタイルの多様化によって、この時間帯に眠ることが難しい人も多いでしょう。
でも大丈夫、この時間帯の睡眠が難しいという人でも、寝入ってからの3時間の睡眠を質のよいものにするだけで大丈夫だということが分かっています。
質の良い睡眠を手に入れるために
質の良い睡眠にするには、いくつかの条件があります。まずは、寝る前にコップ1杯の水を飲むことが大切です。これは、成長ホルモンによるターンオーバーはもちろんのこと、コラーゲンなどの生成に水分が必要だから。また、就寝中は汗をかきやすいので、体内の水分が不足しがちなので、これを防ぐ効果もあります。
まとめ
睡眠時間が不足し、質が悪い状態が続くと、乾燥肌やニキビ、目の下にクマができてしまうことも。実は、睡眠と肌には密接な関係があり、以前からよく言われていた肌のゴールデンタイムについては、時間帯の問題も大事ではありますが、寝入ってからの3時間の睡眠が大事だということが広く言われるようになりました。
また、睡眠の長さも大切ですが、それ以上に大事なのは睡眠の質。睡眠の質を上げるために寝る前にはコップ1杯の水を飲み、肌のターンオーバーを正常化させ、コラーゲンの生成を促しましょう。
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