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飲む日焼け止めの仕組みとは?【身体の内側から紫外線に対抗!】

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日焼け止め……というと、どうしてもミルクタイプやジェルタイプといった、塗る日焼け止めをイメージしがち。しかし、肌が弱く、日焼け止めによる肌トラブルを起こす人は、こうした塗るタイプの日焼け止めを使うことはできません。そこで、おすすめしたいのが「飲む日焼け止め」。ここでは、飲む日焼け止めとは何か、詳しくご紹介します。

紫外線 日差し

飲む日焼け止めと聞くと本当に肌を紫外線から守れるかという疑問が湧きますよね。どういう仕組みなのか気になります。一番気になるのは効果があるかどうかです。飲む日焼け止めを使用する際の注意点もありますので、効果を得るためにもしっかり守る必要があります。

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注目の成分「ニュートロックスサン」配合の飲む日焼け止め

国内で販売されている「飲む日焼け止め」には「ニュートロックスサン」という成分が配合されています。

ニュートロックスサンは、南スペインの強い日差しを浴びて育った柑橘類の実と、ローズマリーの葉から抽出されたポリフェノールを配合して作られる成分です。

服用することで、紫外防護作用が期待できます。

紫外線を浴びる女性

国内では、2016年に初めてニュートロックスサン配合の日焼け止めサプリメントが発売されました。

このサプリメント発売以前は、日焼け対策のサプリメントというと、ビタミンCを配合したものが多い傾向にありました。しかし、ビタミンCは日焼け後のシミやそばかすなど、色素沈着の改善効果が高い成分で、紫外線防護作用が期待できるものではありません。

これに対し、ニュートロックスサンを服用する臨床実験では、およそ60%の紫外線防護作用が認められ、日焼け止めとしての効果が実証されました。

身体の内側からダメージをケア

塗るタイプの日焼け止めや、紫外線対策に用いる日傘や帽子といったアイテムは、紫外線が身体に吸収されることを防ぐためのものです。

飲む日焼け止めは、紫外線を浴びたことによる老化が引き起こされる前にダメージをケアし、紫外線のダメージを「なかったことにする」ものです。

見逃しやすい紫外線A波のダメージをクリア

日差しが強い時期であれば、紫外線を意識することが多いと思います。しかし、普段私たちが浴びる紫外線には、大きく分けて2種類あります。

  • 日差しが強い時期に浴びる量が多くなるものを「紫外線B波」
  • 1年じゅう降り注ぎ、私たちが常に浴びているものを「紫外線A波」

と呼びます。

普段意識しにくいため、つい対策を怠りがちな紫外線A波は、皮膚の深部に届き、肌のハリを保つためのコラーゲンやヒアルロン酸を変性させてしまいます。これにより、シワやたるみが引き起こされるのです。

つまり、肌の老化の原因となっているのは、目に見えない日焼けによるダメージということになります。

飲む日焼け止めは、意識しにくい日焼けのダメージをケアしてくれます。

日焼け止めサプリの効果

飲む日焼け止めには、以下のような効果が期待できます。

1)紫外線による炎症を抑える

サプリメントに配合されるニュートロックスサンには「ランゲルハンス細胞」と呼ばれる細胞を活性化させる作用があります。この細胞は皮膚の外側に存在し、肌を紫外線のダメージから守る役割を持っています。この細胞が活性化されることにより、肌が守られ、炎症を起こしにくくなります。

紫外線

2)活性酸素を抑える

日焼け止めサプリメントには、ニュートロックスサンに加えて複数の抗酸化成分が配合されています。これは、ニュートロックスサンだけでは、紫外線を浴びた時に発生する活性酸素に対抗するには不十分なため。

抗酸化成分は、発生した活性酸素を除き、細胞を守ってくれます。これにより、美肌を保つサポートになるため、日焼け止めサプリを選ぶ際は、より多くの種類の抗酸化成分を配合したものを選ぶとよいでしょう。

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日焼け止めサプリを飲む際の注意点

飲む日焼け止めを用いる場合には、以下の点に注意しましょう。

飲むタイミング

飲む日焼け止めは、薬ではありません。従って、必ずこのタイミングで飲む……というルールはありません。

臨床実験のデータに基づくのであれば、外出の2時間前までには飲んでおくのがよいとされています。しかし、飲む日焼け止めは、即効性は期待できません。血液中の抗酸化成分が増えた状態を維持するためには、決められた容量を毎日飲み続けることが大切です。

空腹時に摂取しない

サプリメントを摂取する時は、空腹時ではなく、食後に服用するのがおすすめです。これは、食後に摂取することで他の栄養素とともに身体に吸収されやすくなるからです。

そこで、飲む日焼け止めを摂取するおすすめのタイミングは「外出2時間前の食後」となります。

サプリ

水とともに摂取する

薬を服用する時は、水がぬるま湯で……と指示されます。これは、サプリメントも同様です。お茶やコーヒーに含まれるカフェインが、薬やサプリメントに含まれる成分の吸収を阻害することもあります。

成分をしっかりと身体に吸収させるためにも、サプリメントは水で服用するようにしましょう。

飲む日焼け止めの仕組みとは?【身体の内側から紫外線に対抗!】のまとめ

飲む日焼け止めは、毎日きちんと飲み続けることで血液中の抗酸化成分が増え、紫外線防護作用を発揮します。塗るタイプの日焼け止めと異なり、続けて使用しても肌トラブルを引き起こす心配は低いため、1年を通じて服用するのがおすすめです。見逃しがちな紫外線A波に対してもしっかりと対策を行い、美肌を守っていきましょう。

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