9May
メイク直しは当たり前なのに、日焼け止めの塗り直しはしない……こんな人も多くいらっしゃるのではないでしょうか?時間が経つにつれ、皮脂や汗でメイクがよれてくる。ファンデーションは目に見えるので、直さなければならないと考えますが、日焼け止めのよれは気づきにくいものです。
日焼け止めのお直しはメイク直しほど気にしないでいる事もありますが、そもそもどうやってお直しするのかと疑問に思う事もあるでしょう。日焼け止めの塗り直しの必要性と、上手な塗り直し方法についてご紹介します。
日焼け止めを塗りっぱなしは、絶対NG!
朝、メイクの前に日焼け止めを塗って、そのまま1日過ごしているという人は要注意。
日焼け止めは、小まめに塗りなおさないと、効果が薄れてしまいます。
「SPF50だから、1日じゅう持つでしょ?」と思うかもしれませんが、このSPF値は肌の上にしっかりと日焼け止めがとどまっている前提での、効果の持続時間の目安です。
夏場は皮脂や汗により、メイクが落ちてしまうことが多いと思いますが、日焼け止めも同じです。日焼け止めは、2~3時間おきに塗り直すようにします。特に、屋外のレジャーシーンでの塗り直しは必須です。
どうやって塗りなおすの?
通常は、日焼け止めを塗る場合には
基礎化粧品
↓
日焼け止め
↓
メイク
の順に使うことと思われます。
では、途中で塗り直す場合には、どのように塗り直せばよいのでしょうか。
答えは「メイクの上から塗り直す」です。日中の塗り直しの度に、メイクを全てオフするのは大変です。メイク直しのタイミングで、日焼け止めも塗り直しておきましょう。
日焼け止めをメイクの上から塗り直す方法
メイク直しの際、あぶらとり紙などで皮脂をオフしますね。これは、日焼け止めを塗り直す時も同じです。
まずは、肌をきれいにしておく
日焼け止めを塗り直す前に、まずは汗と皮脂を除いておきます。
汗は、水分をよく吸うタオルを使い、肌を軽く押えるようにして吸わせます。額や小鼻などの皮脂は、あぶらとり紙で軽く押えて除きます。この時、肌を擦らないように注意しましょう。肌を擦ってしまうと、目に見えない細かな傷ができてしまい、シミなどのトラブルの原因となります。
必要以上にメイクを落とさないためにも、汗や皮脂は軽く肌を押えるようにしてオフする……ということを覚えておきましょう。
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しっかり塗り直すなら、ミルクタイプ
持ちがよいのは、やはりミルクタイプの日焼け止めです。伸びがよく、ファンデーションもよれにくいので、長く持たせたいならこちらがおすすめです。
<メイクの上から塗り直す方法>
1)日焼け止めを適量手に取り、手のひらでなじませます。
2)額・頬・小鼻・こめかみ……と日焼け止めを伸ばした手のひら全体で包み込むようにして、肌に日焼け止めを乗せていきます。
3)最後にパウダーファンデーションをつけたパフで、テカリが気になる部分を軽く押えます。
<メイク崩れが気になる場合には>
ファンデーションの崩れがひどく、メイクをしっかり直す必要がある場合には、ファンデーションを軽く落としてから塗り直すのがおすすめです。
1)まずは、コットンにミルクタイプの日焼け止めをつけ、メイクが崩れた部分のファンデーションを拭き取ります。
2)日焼け止めを使ってファンデーションを拭き取った部分に、ファンデーションを塗り直します。
スプレータイプで手軽に
メイクの上から日焼け止めを塗り直すのなら、一番手軽なのがスプレータイプかミストタイプの日焼け止めです。均一に塗るために、一か所だけに集中的にかからないように注意して、メイクの上から噴きつけます。
ただ、スプレータイプはムラになりやすく、ミルクタイプのものよりも効果が薄いため、時間がない時などの応急処置として利用するのがおすすめです。
肌が弱いから、何度も塗り直したくない
日焼け止めは、肌に与えるダメージが大きいため、敏感肌の人は使用を避けている……という話も聞かれます。しかし、全ての日焼け止めに強い成分が入っているわけではありません。ノンケミカルのものなど、しっかり選べば肌への影響をそれほど気にせずに使うことができます。
刺激が弱いものを、小まめに塗り直す
肌が弱い人におすすめしたいのは、石鹸で落とすことができるタイプです。
肌が薄い赤ちゃんでも使えるような低刺激のものであれば、肌が弱い人でも安心。赤ちゃんに使用できる製品は、SPF値も低めとなっていることと思われますが、効果の持続時間は塗り直すことでカバーできます。
低刺激のものを、2~3時間おきに塗り直して、日焼けを防ぎましょう。素肌を紫外線にさらしていると、その時に表われる赤みやシミだけではなく、時間が経過してから現れるたるみなどの原因になります。
ぜひ、肌に合うものを選び、日焼け止めを塗るようにしてください。
メイクの上から塗り直しはOK?【日焼け止めもお直しが必要】のまとめ
日焼け止めの塗り直しが手間で、SPF値が大きいものを選んでいるあなたは要注意。日焼け止めの効果の持続時間は、思っているよりも短いのです。メイクがよれてきたと思ったら、日焼け止めも落ちていると考え、小まめに塗り直しましょう。
メイクの上からの塗り直しテクニックを身に着けて、日焼けによる肌トラブルを徹底回避しましょう。
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