4Feb
冬になると乾燥が気になるので、美容院でケアしてもらう人も多いでしょう。美容院でのスペシャルケアにヘッドスパや炭酸スパと呼ばれるものがあります。特に炭酸スパは非常に気持ちが良いのですが、これが自宅でもケアできる方法があるというのです。しかし炭酸水を自分で使って本当に効果が得られるのかちょっと疑問な人も多いでしょう。
炭酸スパをセルフで行っても効果の感じ方は人それぞれありますが、自分でヘアケアして髪のために悪いという事は無いので、髪の乾燥で悩んでいる人は一度試してみてはいかがでしょうか。
髪の保湿に良い炭酸水って?
色々なヘアケアがある中で、何故炭酸水が人気を集めているのでしょう。そもそも炭酸水って美味しいジュースを思い浮かべる人もいるでしょうが、ここで使うのはお酒などと割るための味の無い炭酸水の事です。
炭酸水は炭酸ガスと呼ばれる二酸化炭素の事で、二酸化炭素は人間にはいらないものとして排出されるものです。無意識に行う呼吸がそれにあたります。
二酸化炭素は体に吸収されやすい特性を持つので、そのいらない二酸化炭素を頭にかけると頭皮に吸収されますが、それを排除しようと毛穴が開き血流も増えます。
この働きが頭皮や髪の環境に良い影響をもたらすという事なのです。
二酸化炭素自体が体に悪いというものではないので、炭酸水ヘアケアは髪に悪い事は何もありません。
炭酸水がもたらす髪への良い影響って何?
先にも述べたように二酸化炭素の働きを活用しているのが炭酸水ヘアケアですが、簡単に言うと炭酸水を使うと血行が促進されて髪の発育に良い影響を与えます。
また毛穴が開くという事は、そこに詰まっている汚れやシャンプーのカスなどを綺麗に洗えるという訳なのです。
さらに炭酸のシュワシュワとした泡は非常に気持ちが良いのと、この泡の持つ特性で整髪料などを落とす洗浄力が普通のシャンプーをするよりも高い事が言えます。
頭皮が健康になる事で髪が本来持つ
- ツヤ
- 水分量
- ハリなど
が生まれる事になります。毛穴の汚れを取る働きに優れているので、マッサージしながら使うと天然のクレンジングケアができます。
冬の季節は髪の乾燥が気になるので、自宅でできるケアで髪の広がりを防ぎましょう。
ただし間違って糖分が入っているものを使わないように気をつけましょう。
炭酸水を使ったヘアケア方法の紹介
さて実際の炭酸水ですが、買っても良いのですがコスパを良くしたいならクエン酸と重曹を使って自分で作ってみてはいかがでしょうか。
水500ミリに対してそれぞれを小さじ1ずつ入れるだけで、炭酸水ができあがります。
ペットボトルに炭酸水を入れたら、それを頭にかけて優しくマッサージします。
その後ペットボトルに50ミリの炭酸水とシャンプーを入れたらシェイクします。それで頭を洗った後、2リットルほどの炭酸水でシャンプーを流すように普通に頭を洗い流します。
炭酸水ははじめに用意しなければなりませんが、やり方は非常に簡単ですね。
シャンプーが終わったら、いつも使っているコンディショナーやトリートメントをして仕上げれば終わりです。
トリートメントの時にシャワーキャップをつけて時間を置くと、より乾燥対策ができておすすめです。
炭酸水はお湯ではなく水が基本です。お湯だと炭酸が抜けやすいので効果が薄れます。少し寒いですから多少ぬるいくらいで構いません。
冬はお風呂の中でも寒いかもしれませんので、湯船につかりながら洗っても良いでしょう。
炭酸スパの効果【自宅でもできる?】のまとめ
炭酸水ヘアケアは髪の保湿に良い対策ですが、毎日行うと皮脂を取りすぎるため、毎日でなくても良いでしょう。長時間乾燥しやすい暖房の部屋にいた時や、長い時間外にいて汚れた日などに炭酸水ケアを行うのがおすすめです。時間がない時には買い置きの炭酸水を使用してもできますし、重曹とクエン酸があれば、いつでも自宅でできます。髪のツヤは頭皮が健康かどうかで決まると言っても過言ではないですので、炭酸スパで毛穴のケアを中心に対策をしましょう。
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