5Mar
冬が終わり暖かくなると花粉症に悩まれる方も多いと思いますが、その花粉症が肌の状態にも関わっていることをご存知でしょうか?花粉症は、くしゃみや鼻水で悩んでいる方が多く、なんとか症状を軽くしたいと思う方も多いでしょう。花粉と肌荒れは関係あり、対策に必要な事があるようです。
花粉症と肌荒れにどういう関係があるのか、花粉が肌に入り込むとはどういう事なのでしょうか。肌荒れにおすすめの保湿剤で花粉対策もしていきましょう。花粉症に悩んでいる方も春になると肌があれてきたなと気になっている方も参考にしていただければと思います。
花粉と肌荒れとは?
早いもので今年も3月に入りしかも例年に比べると暖かい日々が続いていますのでぼちぼち花粉の季節が近づいています。
花粉症はなった人にしか気持ちは分かりませんが目や鼻が高くグズグズしてクシャミが止まりません。
とっても憂鬱な気分になりますのでマスクやハーブティー、またアロマオイルを使って色々な対策を練る必要がありますが、しかし最近の研究によると意外な盲点がある事が分かったのです。
それは何かと言いますと実は花粉症の症状の辛さには『肌の乾燥度』が関わっていると言う事なのです。ですのでそれだけスキンケアが大切だと言う事の表れにもなってくるのです。
一般的に花粉症といえば鼻や目の粘膜に花粉が付く事によってアレルギー反応を起こして痒くなったり鼻水が出たりする症状が定番となっています。
でも近年においては顔全体が痒かったり赤くなってしまったら肌がガサガサしたり顔が腫れぼったくなってしまうと言う肌荒れに悩む患者も増えて来ています。
実はこれは『花粉症皮膚炎』とも呼ばれている症状になりまして皮膚科の専門医によると肌に付着をした花粉がアレルギー反応を起こす事によって皮膚が炎症を起こす事が原因と言われています。
症状と致しましては全体的に広い範囲が赤くなったりガサガサする感じになってしまい、アトピーの人がダニやホコリが肌に着くとアレルギー反応が起きますが、ほぼそれと同じ様な現象が起きてしまいます。
また顔面と言うのは普段から皮膚が露出していますので余計に花粉が付きやすい場所になるのです。ちなみに人によっては湿疹が出来てしまって皮膚表面にある角質がめくれてしまう場合もある程なのです。
そして痒いからと言って自ら皮膚を掻いてしまうと肌の表面が傷付いてしまって日常のコスメや化粧水でもしみてしまう状態になってしまいます。
ですのでこの様な状況にならない為に直ぐに出来る対策と致しましてしっかり保湿をする事になります。
特に春先は普通にしていても肌が乾燥しやすい時期となりますので、乾燥が進行してしまうと皮膚のバリア機能が下がってしまって色々な刺激に対して弱くなってしまいます。
ですので保湿を行う事で皮膚のバリア機能を向上させる事が出来れば花粉が肌に侵入するのを防ぐ事が出来ますし、湿疹も出来にくくなりますので、つい肌を掻いてしまっても傷が付きにくくなります。
この様に春先に肌の調子が崩れやすいのは乾燥と花粉がダブルパンチで訪れるからなのです。また乾燥が花粉症の状態を悪化させてしまうと言う事も覚えておくと良いでしょう。
乾燥肌と花粉症の関係
では次に乾燥肌と花粉症のを関係についてご説明をさせていただきます。
元々乾燥肌の方は花粉症になりやすいのか?と言う事についてですが、まず元々花粉症とアトピーと喘息と言うのはアレルギーが原因となる症状だと言う事では似た病気になります。
体質的にアレルギー反応が起きやすいと言う場合には複数の症状が出るケースもあります。そしてまだ研究途上ですので不明確な部分が多いのが現実ですが、アレルギー反応が起きやすいと言う人はどちらかと言うと遺伝子的に乾燥肌である傾向があるのです。
そして乾燥肌ですと更に皮膚のバリア機能が弱いですので花粉やホコリの影響を受けやすくなってしまうとも言えるのです。この様な事からも保湿の大切さが重要になってくるのです。
また保湿を言い換えるならば単純に乾燥肌を防ぐだけではなく、肌から侵入してくる異物を防ぐと言う効果もあるのです。ですので十分に肌が潤っていれば天然のマスクの様な役目を果たしてくれるのです。
しかし自身の肌がどの位乾燥しているのかだなんて言う事はなかなか自分でも分かりにくいですので、普段からお肌の乾燥度を確認しておいて肌の状態を確認しておく事も大切な事になります。
また花粉が飛散している時期ではスキンケアも守りに入るべきとなりまして、先ず保湿が肝心になるのですが、刺激が少なくて保湿力がある商品を選ぶ様にして両手に取り優しく包み込む様に馴染ませましょう。
逆に色々な化粧品を試すのはあまり効果がありませんので覚えておきましょう。
またいつも使っている化粧水がしみてしまい、使えなくなった時には肌が粉をふいた状態になったり、乾燥によって肌荒れを起こしているケースもありますので、悪化すると通常のスキンケアだと対処出来なくなる場合もあります。
ですので朝晩にしっかりとローションや乳液をつけたとしても潤いが無くなってしまう繰り返しの乾燥肌になってしまうのです。
乾燥肌のおすすめ保湿剤
そしてこの様な乾燥肌の治療によく皮膚で使用されるのがヘパリン類似物質をメインと成分とした保湿剤になります。
ヘパリン類似物質には薬としても30年位の歴史がありまして敏感肌の方や赤ちゃんでも使用する事ができます。また継続使用をしていても副作用の心配がありませんので安心をして使用できるのです。
そしてヘパリン類似物質を主成分にしている保湿剤は最近では病院に行かなくてもドラックストアでも購入する事ができ、乾燥が気になり出した時や症状が進んでしまった場合でも使用する事ができるのです。
また見た目や使い勝手についてもまったくと言って良い程に化粧水と同等になりまして、弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリー、パラペンフリーで肌には優しい処方で、洗顔後の肌に使用をすると緩やかに肌に浸透をして自然と潤う実感が得られます。
またいつものルーチンで普段使用している化粧水も使いたいと言う場合にはヘパリン入りの保湿材の後に使用しても問題はありません。
また繰り返す乾燥肌とヘパリンの関係性ですが、繰り返す肌は肌の奥の細胞が弱くなって小さくなりスカスカの状態となってしまっておりますので、潤いが保てなくなっております。
ここでヘパリン類似物質の役目と致しましては乱れた肌の構造を正常化して細胞の成長を促進し、肌密度を高めて最終的には水分を逃さない肌に調整してくれる事になるのです。
ですのでいつものスキンケアだと繰り返す乾燥肌が治らないと言う方の場合にはヘパリン類似物質の商品を検討して保湿力を高めて花粉症や乾燥肌による肌のダメージを軽減させる事も考慮してみると良いでしょう。
花粉症による肌荒れ対策は?【花粉が肌に入り込むのを防ぐ】のまとめ
春が近くなって気持ちがワクワクする事も多いですが、花粉症に悩んでいる方には憂鬱な時期です。しかし、花粉症と乾燥肌が関係していることがわかれば、保湿をしっかりすることで軽減することもあるかもしれません。乾燥肌で花粉が入り込まない肌にするためにも、保湿はしっかり行っていきましょう。
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