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抗糖化とは?【アンチエイジングにもつながる?】

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抗糖化という言葉を聞いたことはあるでしょうか?糖化がどういうものなのか、どういう影響があるのか知ることで、それを防ぐ「抗糖化」が重要であるか認識できると思います。肌の調子がいまいちとか気になる時は、糖化が関係しているかもしれません。

頬をおさえる女性

抗糖化とは、あまり聞き慣れない言葉ではありますが、実は食品や化粧品、食事など身近なものに関係しているので、抗糖化について知ることで、肌の状態もかわってくるかもしれません。しょうがやハーブなど身近な食材に含まれ、サプリメントもありますよ。

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抗糖化とは?

糖化とは、酸化以上に『体を老化させる』と言われている現象です。

肌荒れ

体内でエネルギー源となる糖とタンパク質が結び付き、AGEsという有害物質が発生することを言います。AGEsは体内で分解することはなく、蓄積していく一方です。

AGEsが

  • 血液に溜まると『糖尿病』や『動脈硬化』
  • 骨に溜まると『骨粗鬆症』
  • 肌に溜まると『黄ぐすみ』や『ハリや弾力の低下』など

を招きます。

抗糖化とは、これらを招く『糖化』を防ぐことです。

糖化を防ぐためには、適度な運動・血糖値が上がりにくい食生活・抗糖化素材の利用などがあります。

酸化が『体が錆びる』と表現されるのに対し、糖化は『体が焦げる』と表現されることもあります。

今注目を浴びているアンチエイジング方法でもある『抗糖化』について、詳しく説明していきたいと思います。

抗糖化食品とは?

『抗糖化』に効果のある食品があるのをご存じですか?

糖化とは『糖とタンパク質が結び付くこと』によって起こりますから、抗糖化食品とは、『体内での抗糖化反応を抑制する食品』ということになります。

AGEsは体内では分解することが出来ませんから、『AGEsを作らない』ことが抗糖化の基本となります。

抗糖化に効果のある食品をいくつか紹介したいと思います。

まずはハーブティーに使われるカモミールの一種である『ローマンカモミール(ローマカミツレ)』です。

他にも食用紫菊花・ドクダミ・セイヨウサンザシ・ブドウ葉・甜茶・柿の葉・グァバ・しょうがなどがあります。

ハーブとしょうがについては、後ほどそれぞれ詳しくお話しますね。

抗糖化化粧品とは?

糖化は、お肌にも様々な影響を与えます。

AGEsが肌に蓄積すると肌のコラーゲンを固めてしまいます。そのため肌の弾力が低下し、ハリがなくなりシワやたるみを引き起こすのです。

またAGEsが黄色っぽい色をしているため、『黄ぐすみ』の原因にもなってしまいます。

肌の糖化を防ぐためには、抗糖化作用のある化粧品を使うことが手っ取り早いと思います。

抗糖化作用のある化粧品も販売されていますが、値段が高めであることが難点です。

黄色い財布を持ち考える女性

抗糖化に着目した化粧品は、まだまだ少ないのが現実のようです。抗糖化化粧品をいくつか紹介します。

『ポーラ B.Aシリーズ』AGEsを除去できる有効成分であるYACエキスを配合している化粧品です。ただしこちらはお試し価格でも四万円ほどと非常に高額になっています。

他にも『アイモスト』『味の素ジーノ』『イルヴリール』『エピステーム』などがあります。トライアルセットなどもあるので、まずは試してみることをおすすめします。

抗糖化の食事とは?

糖化を防ぐためには、どのような食事をすると良いのでしょうか。

抗糖化の食事の基本は『血糖値が上がりにくい食事』をすることです。

血糖値が上がりにくい『野菜や海藻など』を先に食べ、ごはんは後に食べます。

ごはんを先に食べると血糖値が急激に上昇してしまい、糖化を進めることになってしまいます。『血糖値の上昇をゆるやかにする』ことが大切ということですね。

また、低GI値の食品を積極的に摂りましょう。『GI値』とは、血糖値の上昇具合を知るための数値で、ブドウ糖を100としたときの相対値で表されます。低いほど血糖値の上昇を防げるということになります。

日本人の主食である白米や、パスタやラーメンなどの麺類は『高GI値食品』に分類されます。抗糖化の食事には不向きと言えますね。

低GI値の食品は、全粒粉パンや玄米などがあります。

抗糖化サプリメントとは?

通常、わたしたちの体内では『AGEsを分解する』ことは出来ません。しかしサプリメントの力を使えば、AGEsを分解することも出来るのです。

このAGEsを分解する作用のあるサプリメントは『ヨモギ』や『シャクヤク』です。

サプリ

また、『AGEsを作らせない』ものとしてはカモミールや甜茶、ドクダミ、柿の葉などがあります。

それから、糖化の根本的な原因は体内で糖とタンパク質が結び付いてしまうことです。つまり、過剰な糖分を体内に取り込ませなければ糖化を予防することは出来るのです。そこに着目したサプリメントもありますよ。

過剰な糖分を取り込ませない作用のあるサプリメントは、アルファリポ酸やサラシアなどです。これらのサプリメントは、単体よりもいくつかを合わせて摂った方が効果が高いと言われています。

抗糖化のハーブとは?

『抗糖化の食品』の項目でもお話しましたが、抗糖化に効果のあるハーブがあります。

ハーブティーなどによく使われるカモミールも、抗糖化作用があると言われています。特に効果が高いのが『ローマンカモミール』です。

他にも、ドクダミや甜茶も良いとお話しましたね。これらはハーブティーとして摂取するのが一般的です。

ハーブの抗糖化作用について少し説明したいと思います。

医師

『カモミールの花』には『カマメロサイド』と言う成分が含まれています。カマメロサイドには糖とタンパク質が結び付くのを防ぐ効果があります。

『オリーブの葉』は糖尿病の改善効果があることでも知られています。

血糖値を下げる効果があるので、糖化の予防にもつながりますね。『ブドウの葉』にはアントシアニンやフラボノイドなど多数のポリフェノールが含まれています。ポリフェノールは抗酸化作用もありますし、美容にもおすすめです。

抗糖化にはしょうが?

しょうがは、抗酸化作用も抗糖化作用もあるアンチエイジングにはもってこいの食品です。

しょうがには糖とタンパク質の結合を阻止する作用があるので、糖化を予防することが出来ます。しかししょうがは、酸素に触れると成分が変化するという特徴があります。ですから、面倒でもしょうがは毎日新鮮なものをすりおろしたりする必要があります。

しょうがの抗糖化作用を最大限に発揮するためには、しょうがは『加熱してから』食べるようにしましょう。加熱するときにも注意が必要で、しょうがは100℃以上になると成分が変化してしまいます。

美容や健康効果に優れている反面、扱いが若干面倒くさい食品とも言えますね。

おすすめは『蒸す』ことです。スープなどにするのも食べやすいのでおすすめです。

抗糖化にはどんなお茶?

何度かお話しているとおり、抗糖化にはローマンカモミールのハーブティーが効果的です。ローマンカモミールティーの他にもドクダミ茶やルイボスティー、柿の葉茶、甜茶、クマザサ茶、シソ茶、グァバ茶なども効果的です。これらをブレンドした『混合茶』などもありますね。

しかし抗糖化に効果のあるお茶は、ハーブティーなどが多いため、においや味が独特なものが多いです。いくら抗糖化に効果があると分かっていても、自分にとってどうしても苦手なにおい・味であったら飲み続けることは難しいですよね。

ですから、最初から通販などで大量買いするのはおすすめ出来ません。確かにまとめ買いの方がお得なのですが、飲めなければ意味がありませんよね。まずは少量を買ってみて、飲めるか試してみると良いと思います。佐伯チズさん監修の『うなはたけ茶』という混合茶もありますよ。

抗糖化成分は?

最後に、抗糖化に効果のある『成分』について説明したいと思います。

・桜の花エキス
・ローマカミツレ
・ヤマブドウ
・トウモロコシの髭
・セイヨウオオバコ
・茶葉
・ヨモギ
・ブドウの葉
・オリーブの葉
・ドクダミ
・カルニチン
・アルファリポ酸
・アボラクトフェリン
・サポニン
・アルギニン

などがあります。

このように並べてみると、植物成分が多いことが分かりますね。意外と多いな、というのがわたしの第一印象だったのですが、みなさんはどうですか?

これらの成分は、主に『AGEsの生成を抑制する』作用や『糖を排出するサポートをする』作用があります。

お茶やサプリメントなどを選ぶときに、ひとつの参考にしてみてください。

抗糖化とは?【アンチエイジングにもつながる?】

年齢を重ねると、肌不調や髪のハリがなくなったり、加齢減少が生じるものではありますが、これを引き起こすと言われているのが、「糖化」という現象です。糖化により肌や髪の毛を構成するたんぱく質が劣化する為です。これらを防ぐ為に食事やサプリメントやお茶で抗糖化を図ることがアンチエイジング対策につながります。

 

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