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脇の汗染みの効果的な対策方法!【服選びとテクニックは?】

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脇の汗染みは臭いがない場合でも気になるものです。薄着の時期は服選びに悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。目立たないようにすることはもちろん大切です。汗染みの対策をするには、まず汗の原因を考えてみることが重要といえます。

脇の汗染みは、精神状態などで左右されることがありますが、暑くなるこれからの季節に悩む方も多くなってくるかと思います。脇汗の汗染み対策は、服選びなど様々な対策がありますので、参考にしてみてくださいね。

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脇汗が出てしまうのはなぜ?原因はある?

汗の大部分を占めているのは水分です。そして、およそ0.6%の塩化ナトリウムのほかに尿素、塩素、カルシウム、マグネシウム、ミネラルなどが含まれています。

汗は血液から作られます。血液中の血漿が汗に変化して体外に放出されるというのが仕組みです。

血漿(けっしょう)とは血球を除いた残りの部分のことで、血液の50%~60%を占めています。血漿は身体中の細胞に栄養素や酸素、そしてタンパク質を送ると同時に、不用になった老廃物を回収してくれるという役割を担っています。

発汗作用には、体内にたまった熱を身体の外へ放出して体温を一定に保ってくれるという働きがあります。

発汗で生じる気化熱が体内の熱を取り除いてくれることで、体温を保っているのです。

運動の後や室温または気温の上昇などで汗をかきやすいのはこのためです。熱くなった身体をクールダウンさせ、正常な体温に保つ役割のある発汗作用は、健康を維持するうえで必要だということを理解しておきましょう。

体温を一定に保つこと以外に、身体から毒素を排出してくれるデトックス効果を得られる場合もあります。どの部位にかきやすいかは体質によって異なる部分もあり、個人差はみられます。

一般的に脇汗をかくことが多いのは、汗腺の量が他の部位に比べて多いというのが理由です。

発汗することは健康な身体を維持するうえでは正常なことで、必要なことですが発汗の量によっては悩みの原因になってしまう人もいるでしょう。

一般的に「ワキガ」といわれるような不快な臭いを伴わない場合でも見た目を気にする人は少なくありません。

中でも気になるのは衣服に染み出てしまうことではないでしょうか。同じ汗をかいた状態でも、額などのような露出した場所なら拭いてしまえばきれいになります。しかし、脇汗はそのまま衣服に染み出ることが多いので、普段から汗の量が多い人はそれにあった対策を練ってみましょう。

特に人前に出ることを考えてしまうほどの汗染みになる人は「多汗症」を疑ってみる必要があります。

「多汗症」は、「原発性多汗症」と呼ばれるものと「続発性多汗症」と呼ばれるものに分けられます。

「原発性多汗症」と呼ばれているものは、精神的な緊張やストレスなどから起こるものが含まれます。

一方、「続発性多汗症」は何らかの病気が原因しているものです。病気だけでなく常用している薬などが原因になっていることもあるので、「多汗症」になった時期から該当しているものがないかどうか考えてみましょう。

多汗に関係しやすい病気は

  • 糖尿病
  • 膠原病
  • リウマチ
  • 自律神経失調症など

が一般的にはあげられます。

このほか、女性の場合は更年期障害でも発汗しやすくなる人もいます。

ここにあげた病気以外でも何らかの病気を抱えていて治療を開始してから汗の量が増えたという人は、服用している薬が原因かもしれません。気になることがあれば医師に相談するのも、ひとつの解決策につながります。

医師

「続発性多汗症」のようなはっきりした原因が考えられるものは、その原因を解決することで脇汗の改善が期待できるでしょう。

しかし「原発性多汗症」の場合は原因がはっきりしているとはいいきれません。ストレスや精神的な緊張が原因と考えられるものでも、はっきり断言するのは難しいですし、改善方法も確かとはいいにくいからです。

はっきりした原因がわからない「多汗症」で悩む人に向けて、近年は保険適用で可能な治療方法も出ています。

妊娠中や授乳中、心臓病を抱えているなど受けられない場合もありますが、汗染みの悩みを解決するには有効的な手段といえるかもしれません。

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脇汗の染み対策は服選びが重要!選び方のポイントは?

汗をかきやすい人が衣服の染み対策として考えたいのは、まず衣服の選び方です。

汗をかいたら着替えるのが本来は好ましいですが、仕事中や外出先ではなかなかそうはいきません。できるだけ汗を吸収してくれるようなものを着用しましょう。それと同時に汗をかきにくい服装ということも大きなポイントです。

そのために押さえておきたい服選びのコツを解説します。

・素材やデザインで選ぶときのポイント

はじめに衣服の素材から選んでみましょう。

コットン素材は吸水性が高く、汗をかきやすい人にはおすすめの素材です。コットンに限らず化学繊維の中にも吸水効果を得るために作られた繊維がいろいろ出ています。ガーゼや麻素材の服も、通気性が良いので汗ばむ季節には着用したい素材です。

デザインは、袖口に余裕のあるものを選ぶようにしましょう。通気性が良いだけでなく、汗をかいたときにもぴったり密着して衣類の染みが目立つということを防いでくれます。

ノースリーブを着用することの多い人は、脇に余裕のあるものを選ぶようにしましょう。脇の下近くまでぴったりしたものより、汗が布に染みにくい大きく開いたものを選ぶのがポイントです。

・吸汗性のあるインナーを着用する

汗をかきやすい人はインナーを着用しましょう。

タンクトップやTシャツ、キャミソールなどを下に着るだけで、汗の吸収率がかなり違ってきます。

インナーを着るとその分熱くなってしまい汗をかきやすいという考え方をしている人もいるかもしれませんが、実際は違います。汗をかきやすい人ほどインナーを着用して効果的に吸収してもらいましょう。表に見えてしまう染みを抑えてくれます。

その他にも、身体が冷えてしまうことを防いでくれる効果も期待できます。

・速乾性の高いものを選ぶ

汗を吸収してもすぐに乾く素材の服は、近年さまざまな繊維メーカーで研究開発され、製品化されています。

本来はスポーツウェアや男性の作業着というカテゴリーで利用されることの多かった素材ですが、女性用のインナーやアウターとして着用できるものまでアイテムは豊富になってきています。デザイン性の高いものも多く、価格帯も手ごろなものが多いのでたくさんそろえやすい点もおすすめポイントです。

ブラジャーとインナーを重ねるのは暑そうで抵抗があるという人は、カップのついたタイプのインナーも出ています。そのままアウターとしてお出かけに着用できるタイプもあるのでチェックしてみましょう。

・熱を吸収しにくい色の服を選ぶ

色でも体感温度に差が出ることがあります。例えば炎天下で黒い服を着ていると、白い服に比べて太陽熱を吸収しやすいということが知られています。

熱を吸収しやすいということはそれだけ体が熱くなり、身体は熱を外に放出しようとします。黒が最も吸収しやすいといわれており、色が淡くなるにつれて吸収しにくいくなります。身体に熱がこもらないようにする工夫として、色の選び方もポイントにしましょう。これは熱中症対策としても有効的と言われていることです。

色々なTシャツ

柄物の服を選ぶときにも、濃い色のものより全体的に淡い印象のものを選びましょう。そしてストライプやブロックチェックなどのような規則性のある柄より、細かい花柄などいろいろな色がランダムに配置されているものが目立ちにくい傾向があります。

汗染みを見えなくする!周囲に気付かれないための方法

「いろいろ工夫しても汗をかいてしまう」「周囲の人に気づかれてしまうのではないか」という不安が残る人は、ほかの方法でも工夫してみましょう。

そのひとつは服の色の選び方です。一般的に汗染みが見えにくいと言われている色には白と黒の2色があります。

ただし、白の場合は素材が薄いものだと汗染みが浮きやすい場合があるので選び方には注意が必要です。

黒はデザインや素材に限らず、全体的に汗染みはわかりにくい傾向があります。この2色なら必ず気づかれないと言い切れることではありませんが、ほかの色に比べたら認識しにくいといえます。

逆に汗染みがわかりやすい色もあります。例えばピンクやブルー、グレー、イエローといった淡いものやパステル系の色は、濡れた部分が濃く浮き出て見えやすい傾向がみられます。

わき汗が染みている女性

素材や柄が入っている場合などは見え方にも違いがあるので、必ずそうとは言い切れませんが、全体的に淡い色は濡れたところと乾いているところの濃淡が出やすいと考えていいでしょう。

心配な場合には、濡れたところがどう色が変わるかを事前に試してみることをおすすめします。方法は簡単です。そのままダイレクトに服に水をつけてみればわかります。水をかけてみるだけで、実際に汗染みでどう見えるかが判断できるでしょう。色だけでなく素材でも汗染みの見え方や出方は変わるので、心配な人はあらかじめ試しておくとよいです。

ブラウスやワンピースの上に、カーディガンなどの羽織ものを重ねるという方法もあります。この場合は袖を通すのではなく肩に羽織るという感じにしましょう。羽織ものを活用することで、冷房の冷えから守ってくれるという役割もしてくれます。

吸水性が高いものもいいですが、UVカット機能のある素材のものなら屋外で使用したときには紫外線をカットしてくれることも期待できます。

近年は携帯しやすいように薄くシワになりにくいものがたくさん出ているので、たたんでバッグに忍ばせておくと便利です。脇汗が気になったときや冷房が強いときにバッグから出して軽く羽織ってみましょう。汗染みも隠せて一石二鳥です。

そして、フィット感の少ないものを選んで着るという方法もあります。オフィスで着るスーツなどは体にぴったりしたデザインになっても仕方ありませんが、できるだけ体に密着しないものを選びましょう。汗が服について染みることを避ける目的があります。

いろいろな条件を総合していくと、汗染み対策として効果的な服とは、ゆとりのあるデザインの黒か白の服というのが条件に合いやすいといえるかもしれません。さらに吸水性と速乾性の高いインナーを使用するのが染みを防ぎやすい服の着方といえるでしょう。

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汗染み対策のために!意識すべき行動は?

汗染み対策は、汗をかきやすい状況を徹底的に回避すればいいのです。常に体が熱くならないような状況をつくることがポイントになります。

通勤や通学、人との待ち合わせなどは余裕を持って出かけるようにしましょう。遅れそうになって慌ててしまうと、それだけでも汗が吹き出てしまうということも考えられます。電車に乗った瞬間や目的地に着いたと同時に脇汗だけでなく額や胸元にも汗がにじんでしまっては、出かける前にどんなにおしゃれをしても台なしになります。

まずは落ち着いてゆっくり移動することを意識的に行うことです。

そして最も困るのは、緊張や不安から汗をかきやすい人ではないでしょうか。人前で話すときや初めての人に会うときに緊張する人は多いかもしれません。

それ以外でも日常の何気ない行動のときに緊張状態になる人はいます。緊張の度合いがひどければ「あがり症」であることも考えられ、カウンセリングなどで克服が必要な場合も出てきます。

はじめに、緊張で汗をかくのはどんな仕組みかを解説しましょう。

緊張の原因は血液中にあるアドレナリン値の上昇によるもので起こります。アドレナリンとは緊張や不安を感じたときに分泌されるもので、これが活発に分泌されることで交感神経を刺激します。それによって体温や心拍数が上がり、その結果体温が上昇するのです。

緊張や不安を招く原因は、未知に対する恐怖や、過去に失敗したことがあるとそれを連想することで起こると考えられています。つまり何かトラウマを抱えている状態でも緊張につながってしまいます。

「また同じ失敗をするのではないか」「恥をかきたくない」といった思いが強いとプレッシャーから精神が緊張したり不安を抱えたりします。これを回避するにはできるだけ緊張したり不安になったりする状況から離れるのが一番有効的です。

仕事などでどうしても避けられない場合には、できるだけリラックスできるような環境をつくりましょう。深呼吸をしたり、ヒーリング効果のある音楽を聴いたりして落ち着かせてから行うという方法もあります。

また、手にあるツボを刺激するのも緊張を緩和したいときにおすすめの方法です。

緊張を抑えるツボのひとつは左手の薬指にあります。左手の薬指をマッサージしましょう。そしてもうひとつは親指と人差し指の付け根部分です。根元部分の骨の辺りを指で軽く押さえるようにしながらマッサージします。

どちらも場所に関係なく人目を気にせずに簡単にできるので、突発的に何か行うような場面で緊張しそうなときには試してみてください。

気になる汗に効果的!役立つおすすめアイテム

服を考えたり食事や普段の生活を見直したりする以外に、汗を抑えて汗染み対策に効果的なアイテムを取り入れてみることもおすすめです。

普段着ている服やインナーにつけたり携帯したりと、自分に合ったものを取り入れてみましょう。どれかひとつでも効果は期待できますが、いくつか併用するのもさらに効果が期待できます。

・制汗剤

一般的に使われていることの多いのは制汗剤ではないでしょうか。どちらかというと臭いを抑えるために使う人は多いかもしれませんが、汗そのものを抑えてくれる効果があるものもたくさん出ています。もちろん、体質などもあるので使用感や効果には個人差が出ます。どんなタイプの人がどんなものを使うのが効果的なのかを説明しましょう。

制汗剤を使う女性

まず汗染みだけでなく臭いも気になる人は、香りのないタイプがおすすめです。制汗剤には消臭効果のあるものも多く、臭い菌を抑えてくれる成分が入っているものがたくさん出ています。しかし臭いが強いと自分の臭いと混じって逆効果になってしまうことがあります。

臭いも気になる人は、デオドラント効果のあるものより無香料タイプを使うようにしましょう。

制汗剤には肌に直接塗るタイプとスプレータイプがあります。

肌がデリケートな人は、どちらを使う場合でも薬用など肌に配慮したものがおすすめです。制汗剤は暑い季節には頻繁に使われるものなので、自分の肌に合ったものを選んで使いましょう。携帯用のサイズを携帯しておくと、気になったときに使えて便利です。

・脇汗クリーム

一般的な制汗剤に比べるとやや高額な傾向があり、海外製のものが多くみられます。

種類はいろいろ出ていて成分にも違いがありますが、どの製品も高い効果を実感している人がたくさん見受けられます。もちろん、使用感や効果の度合いには個人差が出ますが、クリニックでの治療を考えている人にも効果があったという声が目立ちます。

・汗止め帯

舞妓さんのように夏に和服を着ても化粧崩れがみられないのは、帯の締め方や位置に関係があるといわれています。夏に和服を着ても汗をかきにくくするには「半側発汗法」というやり方を応用したアイテムを試してみるのもいいかもしれません。

「半側発汗法」とは、皮膚を締め付けるとその周辺は汗をかきにくいというもので、舞妓さんの帯がそれに当たります。帯を脇に近い高い位置で締め付け、顔の汗を抑えるというものです。そしてこの方法を応用したアイテムが「汗止め帯」として販売されています。幅は3cm前後の細いもので、衣服の下につけるため気づかれることはありません。レースタイプなどもあって好みで選べます。

ネットショップやドラッグストアで購入できるので試してみる価値はあるのではないでしょうか。

・脇パッド

近年使われることの多いのが脇パッドです。服の袖ぐりに装着することで汗を吸収してくれるもので、衣服にしみ出すのを防いでくれます。手持ちの服につけるだけで簡単に使えるという、手軽なところがおすすめのポイントです。

衣服につけるタイプのほかにはブラジャーにつけるもの、キャミソールなどのインナーに初めからついているものもあります。素材は布やシートになっているものなど豊富なので、汗の量やタイプに合わせて選ぶようにしましょう。

・冷感ジェル

冷感ジェルは、ほてった身体をクールダウンしたいときに持っていると便利です。シートタイプなら首の後ろや脇、そして膝の裏側などリンパ筋に当てて冷やせば効率よく体内の熱を抑えてくれます。

スプレータイプも出ていますが、どちらも身体の熱を抑えたいときに効果的です。

・ウェットシート

べたついた肌を拭くだけでサラサラにしてくれます。除菌効果の高いものが多く、臭い菌を除去してくれるので臭いが気になる人にもおすすめです。

長時間外出するときに持っていると、気になったときにふけるので爽快感があります。トイレや更衣室で使えば背中など全身に使うこともできて、シャワーが浴びられないときにもさっぱりできます。

直接肌に塗るものや触れるものは、肌のタイプや状態に応じて判断しましょう。

女性の場合は生理のタイミングなど肌が敏感になることが多く、普段は気にならない人でも一時的に過敏になるということはよくあります。荒れてしまったり、湿疹やかゆみが出てしまったりするなどしたら使用をやめるということも大切です。

脇の汗染みの効果的な対策方法!【服選びとテクニックは?】のまとめ

暑い季節になってくると、気になるのが汗染みです。べたつきや臭いも気になるものですが、大量に汗をかいてしまうのも悩みになります。薄着になることも増えてくるので、毎年憂うつになってしまう人もいるでしょう。女性にとっては少しの場合でも気になることに変わりはありません。手を上げるしぐさや普段の何気ない動きでも、気になってしまうと仕事や他のことに集中できない場合もあるでしょう。汗をかくのは健康な身体を維持する上で自然なことです。あまりにも気になって生活に支障が出るようなときには医療での治療もひとつの手段ですが、できるだけ快適に過ごすためにドラッグストアやネットショップでも簡単に手に入るアイテムを利用するのはおすすめです。

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