25Feb
唇のシミの原因とは一体どのような事が考えられるのでしょうか。またできてしまった唇のシミの効果的な消し方はどのような方法があるのでしょうか?ホホバオイルを使ったケアや美容レーザーなどは効果的といわれています。
唇のシミの原因は紫外線やメイクが関係しています。実は唇は通常の皮膚と違って非常に無防備な場所ともいえます。紫外線対策をすることで唇のシミを対策することができます。
唇のシミの原因は?
顔にシミが出来るように、唇にもシミが出来るということを知っていますか?
唇は、実はとてもシミの出来やすい場所なのです。
唇にシミができる主な原因は、紫外線によるものです。
唇には皮脂腺がないので、外的刺激を防ぐためのバリア機能がありません。つまり、紫外線の影響を最も受けやすいと言えます。
紫外線を浴びるとメラニン色素が発生します。これが、唇のシミの直接的な原因です。
日焼けのほかにも、化粧品が原因となっている場合があります。
例えばルージュの色が落ちてしまったとき、きちんとクレンジングをしない人は多いと思います。色が落ちていても、ルージュの油分などは付着したままなのです。この残った油分が紫外線に反応し、色素沈着→シミへとなってしまうのです。
唇のシミの消し方は?
唇のターンオーバーは5日くらいで、皮膚に比べてとても早いです。
ちなみに皮膚のターンオーバーはおよそ28日です。ですから、唇にシミが出来ても、いつの間にかなくなっているということは珍しくはありません。
唇のシミを消すには、シミとり美容液を使ったり、パックや保湿をしっかりすると良いです。顔は保湿するのに、唇を意識して保湿する人はあまりいないのではないでしょうか。わたしも、意識して唇の保湿をしたことはありませんでした。
ビタミンC配合のクレンジングや洗顔料を使ったり、しっかりと汚れを落とすことも大切です。
それから、一般的な口紅は鉱油成分が多く含まれています。唇への負担を考え、鉱油成分のない無添加の口紅を選ぶようにしましょう。
コチラを使ってみては?
病気の心配はない?
唇のシミの原因は、主に紫外線によるものである、と先ほど説明しました。
しかし、唇のシミには病気が原因のものもあるのです。
唇に黒褐色の斑点が多数出てきたら、それは単なる『シミ』ではなく『ポイツイェガース症候群』という遺伝性疾患かもしれません。ポイツイェガース症候群は、胃や腸にポリープが出来る病気です。なんかおかしいかな?と思ったら、迷わず皮膚科を受診するようにしてください。
※同じような黒い斑点でも、春夏は濃く秋冬は薄いような場合は、単なる濃いシミだと思われます。色素沈着してしまうと、黒いシミになることもあるのです。
また、唇のシミやほくろは、放っておくと皮膚ガンになってしまう恐れもあります。
全てのシミが有害なものではありませんが、有害なシミか無害なシミかを素人が判断するのは難しいです。紫外線や化粧品などの思い当たる節がないのにも関わらず、『突然シミが出来た』『一気にシミが増えた』というときは、一度医療機関を受診してみてください。
また、子どもの唇に黒い斑点のようなシミが出来たときは要注意です。普通、子どもはターンオーバーも正常ですし、シミが出来ることはほとんどありません。このようなシミが子どもに表れたときは、腸の病気の可能性があります。
リップクリームを落とすの?
乾燥を防ぐため、日常的にリップクリームを使っている人も多いと思います。
その中で、夜寝るときに『リップクリームを落としている』人はどのくらいいるのでしょうか。
おそらく、ほとんどいないと思います。
夜メイクを落としたあとにも、リップクリームは使いますよね?
これは、『リップクリーム=化粧品』との認識が薄いからだと思います。しかし、リップクリームも化粧品だということを忘れないでください。メイクをしたまま眠るのがお肌によくないように、唇にもよくないのです。唇にリップクリームの油分がついたまま眠ってしまうことのないようにしましょう。
しかし、外出時は紫外線から唇を守るためにも、UVカットのリップクリームを使うと良いと思います。
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ホホバオイルって何?
最近人気の『ホホバオイル』を知っていますか?ホホバオイルとは、乾燥地帯の植物であるホホバから抽出した油です。
保湿効果がすごく高いと密かに人気なのです。ホホバオイルもいろいろなものが売られていますが、保湿効果・浸透率の良さからオーストラリア産のものが人気のようです。
頭皮やからだに使うのならあまりこだわらなくても良いですが、唇に使うホホバオイルを選ぶときは、口の中に入る可能性もあるので無農薬のものを選んだほうが良いと思います。
おすすめはコレです↓
⇒世界中で注目の奇跡のオイル、NATURAL ORCHESTRAの「オーガニックホホバオイル」
こちらはオーガニックなので、お肌にとてもやさしいです。トップサロンでも認められているスキンケアです。
アトピーでシミができる?
『口唇メラノーシス』という病気があります。これは、アトピー性皮膚炎の人がなりやすいという点から、『アトピー性口唇メラノーシス』とも呼ばれています。唇がガサガサして、3mmくらいの丸くて茶色い色素沈着が起こります。
アトピー性皮膚炎の人は、日頃からスキンケアには気を使っていると思います。
しかし唇はどうでしょう。
意識してクレンジングや洗顔をしている人は少ないと思います。わたしも意識して唇の洗顔をしたことはありませんでした。
口唇メラノーシスになってしまったときは、決してこすったり、刺激を与えてはいけません。
刺激を与えると皮が剥けたり、余計に症状が悪化してしまいます。クレンジングはオイルタイプではなく、クリームタイプかジェルタイプが良いと思います。やさしく落としたら、しっかり保湿をしましょう。はちみつパックがおすすめです。
レーザーがおすすめ?
唇のシミを完全に消すには、やはりレーザーが良いと思います。
レーザーは、皮膚科や美容皮膚科で受けることが出来ます。
顔のシミとりに対応している皮膚科や美容皮膚科でも、唇のシミとりには対応していないところもあるので、事前に確認してから行きましょう。
唇のシミとりレーザーは、痛みはほとんどありません。ピンポイントで唇のシミの素であるメラニンに働きかけるので、確かな効果を実感出来ると思います。施術後はかさぶたのようになるので、『レーザー治療をしたらシミがひどくなった?』と思うこともあるようです。
このかさぶたは数日で治まるので安心してください。
レーザーは色の濃い部分に反応しますから、色の薄いシミや輪郭のはっきりしないシミには不向きです。
レーザー治療は確実な効果がありますが、その分お金もかかります。保険適用外なので、全額実費となります。料金も1回につき数千円から数万円など様々です。
皮膚科で治すこともできる?
唇のシミは、様々な病気の可能性もありますので、気になったらまずは皮膚科を受診してください。
単なるシミであっても、皮膚科ならハイドロキノンという成分の入った薬を処方してもらえます。
ハイドロキノンは保険適用外ですが、シミを薄くする効果やシミを予防する効果があります。ハイドロキノンが配合されたものは、クリームやコンシーラーなどがあります。
また、皮膚科ではメスによる除去という方法もあります。
特殊なメスでシミの皮膚をくりぬき再生を待つという方法で、これだと新たなシミが出来にくくなるというメリットもあります。ほかにも、液体窒素で低温焼却する方法などもありますが、これらの治療は痛みを伴います。
痛みの感じ方は個人差がありますが、かなり強い痛みと感じる人もいるようです。
唇のシミの原因と消し方は?【ホホバオイルやレーザーは効果的!】のまとめ
唇のシミは長期間にわたってあるものではなく、すぐに消えることが多いのでそれほど深刻にならなくても良いかと思いますが、気になる方は、身近な対策法から始めてみてはいかがでしょうか。
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