4Sep
シースルーバングやタンバルモリなど、数多くのトレンドを創り出し続ける韓国の美容室。
実は、日本の美容室とは少し違うことをご存知でしょうか?
今回は、似ているようで少し違う、韓国の美容室の特徴、そして日本との違いについてお伝えしていきます。
韓国の美容室ならではのメニュー
同じアジア人でも、実は韓国人と日本人の髪質は違います。
日本人に比べると韓国人の髪の毛は、細くて柔らかいのに薬剤に対して強い芯のある毛質。
カラー剤で明るくなりにくく、パーマがかかりにくいので、黒髪ストレートの人が多いのです。
なので、美容室のメニューには日本では馴染みのないものも存在します。
根本だけにかけるパーマ
日本人は髪が多くクセがある方が多いので、ボリュームを抑えるストレートパーマが人気。
ですが韓国人は元々ストレートの方が多いので、ボリュームのあるヘアスタイルを求める傾向にあります。
なかでも、人気なのが根本パーマ。
根本だけにロッドを巻いてボリュームアップしてくれるパーマは韓国の美容室ならではの技術です。
ダブルカラーがメイン
韓国人の髪質は、明るくなりにくく色味をコントロールするのが難しいので一度ブリーチしてから色味を足すダブルカラーが主流。
ブリーチするのは、なかなかハードルが高いので韓国の方は黒髪のままカラーせずにいる方とダブルカラーをしてヘアカラーを楽しむ方に分かれます。
ブローよりもアイロン重視
韓国の美容室では、仕上げにアイロンで巻いてセットもらうのが当たり前。
クセがなく、芯のある髪の毛なので日本のようにカットの後、丁寧にブローせずにアイロンで巻いて仕上げることが多いようです。
美容大国ならではのサービスが充実
日本でもまつげエクステやネイルができる美容室が増えてきました。
ですが、韓国はさらにトータルビューティを叶えてくれるサービスだけでなく、居心地よくリラックスできる空間を提供してくれます。
ガウンに着替える
日本の美容室は洋服の上にクロスを付けるのが主流ですが、韓国の美容室ではガウンに着替えます。
それは洋服が汚れないためはもちろん、ネイルやエステなど様々なサービスを受けることができるから。
ゆっくりリラックスできるように、との韓国式サービスのようです。
ドリンクやお菓子のサービスは当たり前
カラーやパーマの複合メニューのときは、どうしても滞在時間が長くなってしまいますよね。
日本でも、ドリンクやお菓子をサービスしてくれる美容室は数多くありますが韓国の場合は桁違い。
デリバリーで食事を届けてもらったり、
ビュッフェ形式の食事を提供してくれる美容室もあります。
彼や友達とも一緒にいける
韓国の美容室は待合い室がとっても充実しています。
コンセントやWiFiが使えるようになっているので、まるでカフェのように過ごすことができます。
そのため彼女がきれいになって仕上がるのを彼が待っていることができるのです。
韓国はレディーファーストの文化が根付いているので、彼女の施術中は待合い室にいたり、隣にいって手を握ったりと彼女を大切にする姿が多く見られます。
友達同士や家族と一緒に美容室に行くことが当たり前なので、待合い室も過ごしやすい空間になっています。
韓国と日本の美容室は料金にも違いがある
日本の美容室のカット料金は4000円くらいが平均価格ですが、韓国の美容室だと1000円から2000円と低価格。
ですが、カラーやパーマになると日本とはそれほど変わらず10000円くらいが相場のようです。
まとめ
似ているようでも、国が違えば美容室でも違いがあるので面白いですね。
韓国の美容室もネット予約できる美容室が多くあり、価格もリーズナブルなので旅行の際に訪れてみるのはいかがでしょうか。
日本との違いを感じ、どちらの国もそれぞれ良いところがあるときっと気付けるはずです。
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