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「中国のカッサって何？どんな効果があるの？」
「美容と健康を向上させる方法があれば教えてほしい！」
この記事は、そのような方に向けて書いています。

中国で古くから伝わる民間療法『カッサ』をご存知でしょうか？
カッサは健康を維持する目的で行われるだけではなく、美容でも効果があり、需要を集めています。
本日は、カッサとは何か？どんな手順で行い、どのような効果があるのか？ということについてまとめていきます。

中国のカッサ療法とはどのような治療法なの？

カッサは,2500年前の中国、唐の時代に生まれた民間療法です。
漢字で表すと“刮痧(かっさ)”と書き、中国語では「グアシャ」と発音します。
刮痧の“刮”には『擦る』や『削る』という意味があり、“痧”には『滞った血液、老廃物』という意味があります。
この言葉の通り、カッサは血行改善や老廃物排出を目的とした治療法なのです。
カッサを行う際は、刮痧板と呼ばれるプレートを使用し、薬用オイルや清水を塗った皮膚を擦り続けることで、毛細血管の流れを促進させて老廃物の排出を促します。
刮痧板には、竹片や天然石、水牛の角などが原料として使用されます。

カッサで使用する物とカッサ療法の手順について

カッサで使用する物

カッサ板(カッサプレート)
カッサ療法を行う上で必ず必要になるアイテムで、得られる効果はカッサ板の原料によって異なります。
例えば、水牛の角で作られたカッサ板であれば、牛角に漢方薬を入れることでより高い排毒作用を得ることができ、天然石のカッサ板であれば、天然石に含まれるミネラルが微粒電流を発することで美肌効果を得ることができます。
水牛の角や天然石のカッサ版がない場合は、ヒビや欠けのない陶器、スプーン、お椀、ツルツルの硬貨などで代用できます。

潤滑剤
皮膚に加わる摩擦やダメージを軽減するために潤滑剤を使用します。
潤滑剤として使用されるものは、オイル、精油、お酒、ミルク、マッサージクリームなどがあります。

カッサ療法の手順

カッサを行う場所の皮膚にオイルなどの潤滑剤を塗っていきます。
強すぎず、弱すぎない力加減でカッサ板を擦ってやさしくマッサージしていきます。

カッサ板の使い方のコツ

1、背中をほぐす場合は、背骨を避けて上から下へ擦ります。
2、胸部や腹部をほぐす場合は、内から外へ向かって擦ります。
3、手足をほぐす場合は上から下へ擦ります。
4、顔面をほぐす場合は、鼻を中心として外側へ向けて擦ります。

カッサ療法により得られる効果とは？

カッサは全身の様々な場所をほぐしていくことで血行が改善し、体温が上がり、老廃物が排出され安くなり、健康面と美容面で様々な効果を得ることができます。
代表的な効果は以下の通りです。

健康面での効果

〇自律神経が整う
〇血液、リンパの循環改善
〇代謝促進
〇免疫力向上
〇筋肉の凝りや張りの除去
〇ストレスや疲労の改善
〇内臓機能促進　など
〇ホルモンバランスの調整
〇お通じの改善

美容面での効果

〇肌のハリ、ツヤの向上
〇フェイスラインがすっきりする
〇肌の色、弾力が良くなる
〇ほうれい線、シワが浅くなる
〇毛髪の質が良くなる

まとめ

・カッサ(刮痧)は、2500年前の中国で生まれた伝統的な医療法であり、全身の血行促進、老廃物の除去を目的として行われる。
・カッサの手順は、まず潤滑剤を肌に塗り、カッサ板を使って中枢から抹消に向けて肌を擦るようにマッサージしていく。
・カッサにより血行改善や老廃物の除去を行うことで、健康面だけではなく、美容面でも様々な効果を得ることができる。

以上が中国のカッサ療法についてのまとめです。
日本でもカッサ療法を行っているお店はおくつも存在しています。
日々の仕事や家事などで疲れやストレスが溜まっている方や、海外の美容法に興味がある方は、ぜひカッサを試してみてはいかがでしょうか？