美容オイルを効果的に使うタイミングとは？【効果に違いが出る？】

最近話題の美容オイル、すでに使っている人も多いでしょう。スキンケアだけではなく、クレンジングやヘアケアにも使える、とても便利なアイテムです。ところで、美容オイルを使う正しいタイミングを知っていますか？美容オイルは、正しいタイミングで使用することで、高い効果を発揮します。

美容オイルを効果的に使うことで、より美容オイルの特性について実感できるかもしれません。美容オイルは様々な使い方ができる優秀コスメです。ここでは、美容オイルを使うべきタイミングと、その効果についてご紹介します。

美容オイル、「フタ」に使っていない？

一般的なスキンケアの常識では、油はスキンケアの最後に使うもの。化粧水を使って、肌をしっかりとうるおわせてから乳液で蓋をする……という順序ですね。

しかし、美容オイルの場合には、クリームなどとは使うタイミングが異なります。

美容オイルは、肌の蓋にするのではなく、導入用に使うのが正解。美容オイルをあらかじめ肌に乗せておいてから、化粧水を使うのがおすすめなのです。

美容オイルがブースターの役割をする

美容オイルには、いわゆる「ブースター美容液」と同じ機能が期待できます。

ブースター美容液は、角質層を柔らかくすることにより、化粧水の浸透をよくするためのもの。美容オイルにも、これと似たような作用が期待できるのです。

多くの美容オイルには、肌の外側を覆う皮脂膜の構成成分と同じ成分が含まれています。そのため、肌になじみやすい特徴を持っています。

洗顔を行った後に美容オイルを使うと、肌の水分と油分のバランスが整います。この後に化粧水をつけることで、化粧水が肌になじみやすくなり、さらに乳液などで蓋をすることで、保湿効果がぐっと高まることが期待できます。

つまり、美容オイルを使うタイミングは「洗顔後すぐ」。

油脂だからといって、スキンケアの1番最後に使うのは、もったいないのです。

ヘアケアにもおすすめ

美容オイルは、ヘアケアにも使うことができます。この場合も、使うタイミングによって、その効果が異なります。

頭皮ケアならお風呂の前

頭皮に美容オイルを塗布すると、毛穴の汚れが浮きやすくなり、洗髪時に汚れを落としやすくなります。

また、美容オイルには、地肌の水分と皮脂のバランスを整える作用もあり、乾燥肌によるフケなどのトラブル軽減にもおすすめです。

頭皮ケアをする場合は、髪が乾燥している状態でオイルを頭皮に塗布し、30分ほど置いてから洗髪をするのがおすすめ。お風呂に入る前にあらかじめオイルを頭皮に塗っておき、お風呂で洗い流すとよいでしょう。

トリートメントなら洗髪前

髪の毛には本来補修機能がないため、傷み自体は回復しませんが、ケアによって美しい髪を取り戻すことができます。

美容オイルを髪の毛に塗布して、入浴中にパックをすると、髪の毛がツヤツヤになります。

パックをする場合には、毛先を中心に髪の毛全体にオイルをなじませ、ホットタオルを巻いた上にシャワーキャップをかぶるのがおすすめ。ラップで覆ってもよいのですが、手軽さで言えばシャワーキャップに軍配が上がります。

お湯に浸かってよく温まってから、洗髪してオイルを落とします。

洗い上がりが気になる場合には、シャンプーを2度して、オイルをしっかりと落としましょう。

髪の毛の保護にはドライヤー前

ドライヤーの熱による髪へのダメージを軽減するには、洗髪後に軽くタオルドライした髪にオイルを使います。

美容オイル1～2滴を手のひらにとり、毛先を中心に濡れた髪になじませてから、ドライヤーをかけて乾かします。水と混ざることで髪全体になじませやすくなります。

オイルはつけすぎるとべたべたするので、量に注意しましょう。