6Oct
体の様々な部位から体臭が発せられることがあります。
ただそれぞれ原因も違いますし、対策も異なっています。
そこで有効な方法について説明をしたいと思います。
汗や皮脂が原因で起こる体臭について
ニオイの原因として、汗や皮脂の場合があります。
汗や皮脂が常在細菌によって分解されて酸化することによって起こるものです。
一般的によく知られているものとしてワキガやミドル脂臭があります。
ワキガに対するケア方法
ワキガの大きな原因として不潔にしていることが挙げられますが、この他に食生活やストレスも要因となることがあります。
対策としてはまず毎日ボディソープなど洗浄料で汗をしっかりと洗い流すことが大切です。
また肉食などバランスの悪い食事から野菜など栄養の多い食品を取り入れた食事にするといったことも大切です。
30代を超えて強くなるミドル脂臭
30代中盤になってくると、徐々に強さが増してくるのがミドル脂臭です。
後頭部から首筋にかけて発せられる不快な臭いですが、これは汗の中に含まれる乳酸が常在細菌によって分解されることによって起こります。
後頭部についてはシャンプーで毎日きれいに皮脂や汗を落とすことが大切です。
また首筋は洗浄料で清潔に保つことがまず基本です。
さらに枕を不潔にすることで臭いが強くなる場合もあるので、頻繁に枕カバーを洗うことも必要です。
中年以降の方に起こりやすい加齢臭
ワキ臭などのように汗や皮脂が大きな原因となる体臭もありますが、加齢臭は皮脂に含まれる脂肪酸の酸化によって起こると言われています。
そのため加齢臭の場合には、正しい理解と対策方法を知ることが大切です。
40代以降で起こりやすい加齢臭
加齢臭は周囲にいる人にもわかるほど不快な臭いがしますが、これは皮脂に含まれる脂肪酸が酸化によってノネナールという成分に変化することが大きな原因です。
そのため皮脂やノネナールを落とすことが基本です。
皮脂は油性のため、シャワーで流す程度では落ちにくいといえます。
そのためボディソープやセ石鹸で丁寧に洗うことが大切です。
毛穴の中に皮脂が留まりやすいため、時間をかけて洗浄するようにしましょう。
運動も取り入れると効果的
加齢臭の原因は皮脂の酸化によって起こるものなので、酸化を抑制する活動を行うのも効果的です。
適度な運動は体内で発生する活性酸素の除去に役立ちます。
そのためウォーキングやストレッチなど、比較的軽めの運動を毎日の生活に取り入れるといいでしょう。
抗酸化物質を積極的に摂取するのもお勧め
食品の中には酸化を抑制する抗酸化物質が含まれているものもあります。
ビタミンCは特に酸化作用が高いため、毎日意識して摂るといいでしょう。
他にも様々な体臭がある
加齢臭の他にも、汗や皮脂以外が原因となって起こる体臭もあります。
これらについては違った方法で対策を行う必要があります。
便秘によって起こる体臭
便秘になると腸内環境が悪化してしまい、腸内で発酵するガスが体内を巡って体臭を起こすことがあります。
この場合には食生活の改善が必要ですが、腸内環境を良くする食物繊維や善玉菌を特に意識して摂取する必要があります。
生活習慣が原因で起こる体臭
喫煙や飲酒、乱れた食生活によって体臭が起こる場合もあります。
タバコは口臭の原因にもなり、臭いが衣類に付着してしまいます。
また過度な飲酒やバランスの悪い食事も活性酸素を発生させたり、また胃腸の調子を悪くします。
そのためできるだけ喫煙や過度な飲酒は避け、またヘルシーな食事に切り替えることが大切です。
病気によって体臭が起こることがある
何らかの症状を持っていると、体臭が起こることもあります。
毎日清潔にしている、野菜中心で健康的な食事をしているのに強いニオイが発生してしまっている場合には、病気が原因の場合があります。
そのため医師の診察を受けることが大切です。
体臭の原因別対策方法のまとめ
体臭もそれぞれ原因が違うため、正しいアプローチが必要です。
ただいずれの場合でも、毎日入浴をして清潔を保つことが基本といえます。
また健康的な生活を送ることも大切です。
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