6Oct
周りの人を不快にさせてしまうのが体臭ですが、性別関係なくどんな方でも発してしまうため常に気を付けておく必要があります。
男性の場合にはどのようなことが原因で起こってしまうのでしょうか。この点を解説したいと思います。
体臭の種類について
人によって周囲の人を不快にさせる臭いの強さは異なりますが、男性の場合では特に強い臭いが感じられる部位があります。
また加齢が原因で起こるものもあります。
特に臭いが起こりやすい部位
脇の部分は汗をかきやすいですが、特にこの部位からはワキ臭を感じることが多くあります。
また足は靴下を履いた状態で靴を履き、そのまま歩くことも多いため体の中で特に蒸れやすい部分といえます。
そのため足臭が起こってしまうこともあります。
加齢が原因で臭いが強くなることが多い
加齢が進行していくと、徐々に体の後頭部や首の後ろあたりからミドル脂臭と呼ばれる体臭が起こることがあります。
また背中のあたりから加齢臭が起こる場合もあります。
40代を超えていくと、ワキ臭とミドル脂臭、また加齢臭の3つが混ざってより一層強くなってしまう方もいます。
ワキ臭の原因について
夏場は特に多いですが、シーズンを問わず脇から汗が出たり、また蒸れてしまうことがあります。
これによって強い体臭が感じられる場合がありますが、はっきりした原因があります。
常在細菌の増殖が大きな原因
脇の部分には汗腺がありますが、エクリン腺とアポクリン腺に分類されます。
いずれの汗腺からも体温調節のために汗が出ますが、この汗自体には強い臭いはありません。
ただ古くなってそのままになった角質や皮脂が混ざり合い、常在細菌がそれを餌として食べることでワキ臭が起こってしまいます。
加齢によって減少するケースもある
女性でもワキ臭がある方もいますが、一般に女性よりも男性の方が臭い自体は弱いと言われています。
また20代男性で体臭が強く感じられるものですが、30代を超えていくにつれて、その臭いも徐々に減少していきます。
ただこれも個人差があり、40代以降でも強い悪臭を発するケースもあります。
こまめなケアが必要
ワキ臭対策として、まずは古い角質を除去し、また汗をしっかりと洗い流す必要があります。
ボディソープなど洗浄料によるケアは必須ですが、洗浄力が強くて皮脂が過剰分泌されてしまうことも避けなければなりません。
ミドル脂臭と加齢臭の原因について
ワキ臭と違って年齢が大きな理由によって起こる体臭がミドル脂臭と加齢臭です。
それぞれ特徴や原因が異なっています。
ミドル脂臭の原因
ミドル脂臭の大きな原因は、常在細菌が皮脂やエクリン腺から分泌される汗を食べることで発生するジアセチルです。
酸化した油のような臭いが特徴です。
また周囲に広がりやすいため、気づかれやすいのも1つの特徴です。
加齢臭の原因
50代になって周囲に気づかれやすくなるのが加齢臭です。
皮脂中にある脂肪酸が酸化し、2-ノネナールと呼ばれる成分になります。
これが加齢臭の原因とされています。枯草のような臭いと言われることが多いといえます。
毎日の洗浄と食生活の改善が必要。
ミドル脂臭も加齢臭も、どちらも毎日の丁寧なケアが欠かせません。
また仕事中に体臭が気になってしまう場合では、デオドラントスプレーなどを使用し、ケアを定期的に行うといった予防も有効です。
メンズの体臭の原因に関するまとめ
メンズの体臭はワキ臭やミドル脂臭、加齢臭に大きく分類されます。
それぞれ特徴や原因が異なりますが、ケアをこまめにすることが予防のために欠かせません。
体臭で周囲の方に迷惑をかけたくない方は、その原因をしっかり理解することが大切です。
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