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美の鉄人

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まつ毛美容液を使ってまつ育を考えている方も多いと思いますが、まつ毛美容液にはどんな成分が入っているのでしょうか?つけまつ毛ではなく、すっぴんでも目元に自信が持てるようにまつ毛美容液で効果的にまつ育をしましょう。

まつ毛美容液の効果にはまつ毛自体を育成する効果が期待できるので、つけまつ毛やまつエクなどとは違います。まつ毛美容液も色々な種類が販売されていますが、商品によって含まれている成分が異なりますので、しっかりとチェックすることが大切です。

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まつ毛美容液でまつ育?

魅力的な目元を演出するのに欠かせないアイメイク。

近年では、マスカラなどのコスメだけでなく、つけまつ毛やまつ毛のエクステンション、いわゆる「まつエク」など、より目元を強調する手段が選ばれるようになっています。

しかし、つけまつ毛やまつエクは、自前のまつ毛や周辺の皮膚に大きなストレスを与えます。

そのため、年々まつ毛のケアが重視されるようになってきているのです。

目元は顔の印象を左右するものなので、アイメイクはかかせないという方も、すっぴんでも自信がもてるような目元になりたいと思うことはないでしょうか?まつ毛そのものを育成する「まつ育」について、説明いたします。

近年の「まつ育」事情とは?単なる「トリートメント」では終わらない

「まつ育」とは、「まつ毛を育成する」という意味です。

その意味は幅広く、既に生えているまつ毛にボリュームやハリを持たせるという、トリートメント的な意味合いから、これから生えてくるまつ毛のボリュームや長さをサポートするという意味合いまで様々です。

特に、長くボリュームのあるまつ毛を生やすために行うまつ育は、女性にとって大きな関心事であるようです。

その証拠に、「まつ毛美容液」のランキングでは、育毛効果のあるものが上位を占めています。

まつ毛にも「ヘアサイクル」がある

当然、まつ毛美容液を使用したからといってすぐにまつ毛に変化が表れるわけではありません。これは、頭髪と同様まつ毛にも「ヘアサイクル」が存在することによります。

まつ毛も髪の毛のように成長し、生え変わっています。

ただし、まつ毛のヘアサイクルは髪の毛に比べて非常に短く、髪のヘアサイクルが4~6年であるのに対し、まつ毛が成長して生え変わるまでのサイクルは数カ月であると言われています。

そのため、まつ毛が髪の毛のように長く伸びることはないのです。

美容液の効果は、まつ毛の生え変わりに付随して感じられることと思われます。

美容液の効果を実感するためには、この数カ月のサイクルの間にダメージを補修し、栄養を与えてまつ毛を育ててあげることが重要です。

市販のまつ毛美容液とその成分とは?

まつ毛美容液について、具体的な商品名を出して、その成分についてご紹介していきます。

今回は、まつげ美容液の売れ筋商品5点をピックアップしています。

「まつ毛美容液」というと、育毛成分があるものと、トリートメント目的で使用するものがあるのですが、ここで取り上げた美容液は、おおむね育毛に効果があるとされる成分が含まれています。

また、まつ毛の発毛効果を実感するためには、ある程度美容液を使用し続ける必要があるため、まつ毛美容液を選ぶ際のポイント1つに「コストパフォーマンス」が挙げられることと思われます。成分の持つ作用とコストパフォーマンスの面から、市販の美容液を見ていきましょう。

スカルプDボーテ「ピュアフリーアイラッシュ」

10年以上にわたる毛髪研究のノウハウにより開発された、育毛に重点を置いたまつ毛美容液です。コストパフォーマンスがよいことが人気の理由です。

配合されている成分の「オクタペプチド」は毛包細胞活性化の作用が期待でき、また「ビオチノイルトリペプチド-1」、「パンテノール」にも育毛効果が期待できます。

<価格>:1,730円(税込)

<内容量>:6ml

<1本あたりの使用目安>:約2ヶ月

<1日の使用回数>:朝晩2回

<タイプ>:フロッキーチップ

<成分>:水、BG、ペンチレングリコール、グリセリン、ビオチノイルトリペプチド-1 、オリゴペプチド-20、アセチルデカペプチド-3 、オクタペプチド-2、オタネニンジン根エキス、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸2K、サリチル酸シランジオール、パンテノール、水溶性ケラチン、加水分解シルク、グルコシルセラミド、加水分解コラーゲン、α-グルカン(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))、酸化銀、顔料 、ホウケイ酸(Ca/Na) 、水酸化K

資生堂プロフェッショナル「アデノバイタル アイラッシュセラム」

この商品は、まつ毛のトリートメント目的に使用するまつ毛美容液です。

まつ毛の育毛作用のある成分ではなく、まつ毛の保湿や栄養を与える成分が主成分となっています。まつ毛のボリュームアップではなく、まつ毛を労わり、自身のまつ毛を育ててあげるイメージで利用するのがおすすめです。

ユーザーからは、太く丈夫なまつ毛が育ち、ビューラー使用時などのまつ毛の抜け毛が減った、といった口コミが寄せられています。

<価格>:2,484円(税込)

<内容量>:6ml

<1本あたりの使用目安>:約2ヶ月

<1日の使用回数>:朝晩2回

<タイプ>:フロッキーチップ

<成分>:水、DPG、BG、ソルビトール、エタノール、ポリ酢酸ビニル、グリセリン、アルギニン、キサンタンガム、ナツメ果実エキス、カルボマー、エチルヘキシルグリセリン、ポリビニルアルコール、水酸化K、シメチコン、EDTA-3Na、トコフェロール、フェノキシエタノール、メチルパラベン 防腐剤

FBC「リバイタラッシュ アドバンス」

海外で人気の商品です。

他の商品に比べ価格は高めですが、まつ毛を育てる作用のある成分が数種類含まれ、使用回数が1日1回という手軽さも人気の理由です。ビューラーやマスカラ、まつエクなどによるまつ毛のダメージを補修し、ツヤのある抜けにくいまつ毛が育つことが期待できます。

<価格>:17,280円(税込)

<内容量>:3.5ml

<1本あたりの使用目安>:約6ヶ月

<1日の使用回数>:就寝前1回

<タイプ>:筆

<成分>:水、セルロースガム、フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチノールパラベン、プチルパラベン、イソプチルパラベン、プロピルパラベン、グリスリン、BG、オクタペプチド-2、ビオチノイルトリペプチド-1、コムギタンパク、トウキンセンカ花エキス、チャ葉エキス、オタネニンジン根エキス、センブリエキス、ソウパルメット果実エキス、エチルタフルプロストアミド、リン酸2Ne、リン酸

DHC「エクストラビューティ アイラッシュトニック」

ラッシュグロウ成分を2種類含み、他に様々な植物エキスを配合した商品です。

まつ毛の密度の向上をサポートする成分により、まつ毛のケアと育毛に効果が期待できます。

マスカラと同様のブラシを採用しているので、美容液を使うのがはじめての人でも使用しやすいかと思われます。マスカラ下地としても使用できます。

<価格>:1,852円(税込)

<内容量>:6.5ml

<タイプ>:ブラシ

<成分>:水、BG、アロエベラ液汁、グリセリン、パンテノール、アラントイン、グリチルリチン酸2K、セリン、プラセンタエキス、センブリエキス、ペンチレングリコール、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ボタンエキス、セージ葉エキス、ヒアルロン酸Na、オランダガラシ葉/茎エキス、オタネニンジン根エキス、ヒキオコシ葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、ビオチノイルトリペプチド-1、AMP、キサンタンガム、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、コンフリー葉エキス、カルボマー、アピゲニン、オレアノール酸、フェノキシエタノール、エタノール、PPG-26、ブテス-26、PEG-40水添ヒマシ油

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まつ毛を育てる成分とは?

まつ毛美容液を5点、ピックアップしてその成分を見てきましたが、特にまつ毛のボリュームアップに効果があると考えられる成分について詳しくご紹介します。

女性でも安心して使える育毛成分「キャピシル」

「キャピシル」とは、成長因子である「アセチルテトラペプチド-3」と、「ビオカニンA」と呼ばれるアカツメクサという植物由来の成分を主成分とした育毛成分です。男性型脱毛症(AGA)の治療に用いられる「フィナステリド」という成分と同様の効果が確認されています。

アセチルテトラペプチド-3は、極めて強い細胞修復作用を持つとされる成分で、医療の現場でも重宝されています。これが、衰退した毛母細胞の修復に役立ち、発毛作用が期待できると考えられます。

また、ビオカニンAには、脱毛男性ホルモンであるDHTを生成する際に働く「5αリダクターゼ還元酵素」を阻害する効果があることが確認されています。男性ホルモンは女性も持っており、近年では女性の中にも男性型脱毛症を発症する人が増えています。ビオカニンAは、こうした男性ホルモンの影響による抜け毛を予防します。

キャピシルは、抜け毛を防ぎ、発毛を促進する作用から、育毛剤として知られるミノキシジルよりも、優れた効果を発揮するとされています。

ミノキシジル誘導体「ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド」

「ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド」は、「ミノキシジル誘導体」とも呼ばれる成分です。

別名「ピディオキシジル」とも言い、薄毛の治療薬として用いられる「ミノキシジル」の構造の一部を置き換えた、ミノキシジルとよく似た分子構造を持つ成分です。

ミノキシジルには降圧作用があり、本来は血圧を下げる薬として用いられていました。そのため、育毛剤として用いられるミノキシジルには、血圧降下の副作用があります。

さらに、ミノキシジルには、頭痛やかぶれ、かゆみといった副作用が起きる可能性があります。これらの副作用を軽減したものが、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドです。

この成分には、血流を促進し、細胞を活性化させる作用があるとされています。

血流がよくなると、毛乳頭に十分な栄養を送ることができるため、抜けにくい健康なまつ毛になることが期待できます。

さらに、細胞を活性化させ、毛母細胞の分裂が促進されるため、発毛の効果も期待できるとされています。

幹細胞に働きかける「オクタペプチド-2」

「オクタペプチド-2」は、休止期の毛根にある「幹細胞」を活性化する成分として知られています。幹細胞は、身体の様々な組織・臓器に分化できる細胞です。この幹細胞は、休止期の髪やまつ毛の毛根を取り囲む「バルジ領域」という部分にも存在しています。

オクタペプチド-2は、バルジ領域にある「毛包幹細胞」と「色素幹細胞」という2種類の幹細胞に働きかけ、幹細胞を活性化させます。幹細胞が活性化されると休止期から成長期への移行がスムーズになり、より強く健康なまつ毛が生えることが期待できます。

女性におすすめの育毛成分「センブリエキス」

センブリは、古くより用いられてきた薬草で、別名「当薬(とうやく)」と呼ばれています。

近年の研究により、センブリには育毛効果があるということがわかってきました。

センブリに含まれる育毛に効果がある成分としては、

  • 「スウェルチアマリン」
  • 「 スウェルチアニン」
  • 「スウェルチアノリン」
  • 「アマロゲンチン」
  • 「アマロスウェリン」

などが挙げられます。

これらの成分は、血行を促進し、毛乳頭に栄養を届けるとともに、毛乳頭細胞の増殖を促進する作用があります。

毛乳頭の働きが活発になるため、発毛効果が期待できるとされています。

まつ毛にハリとコシを与える「パンテノール」

「パンテノール」は、肌の保湿や皮膚の細胞を活性化させる効果が期待できる成分で、体内ではビタミンに変化する「プロビタミン」という成分として知られています。

このパンテノールは、毛母細胞に働きかけ、細胞分裂を活性化させる作用があります。

また、皮膚の新陳代謝を高め、老廃物が溜まりにくくなる作用もあるため、育毛に効果があるとされています。成分単体に絶大な効果があるわけではないため、補助的な成分としてまつ毛美容液に配合されています。

まつ毛美容液で起きる?「色素沈着」

まつ毛美容液を使用するにあたり、気になるのが「色素沈着」ではないでしょうか。

色素沈着とは、メラニン色素が肌に留まってしまい、肌の一部が黒ずむ・茶色みを帯びてくすむことを指します。

参考⇒目元のくすみを改善させるには?【美白やパックでケア!】

これは目の周りだけに限らず、身体じゅうどの部位にも起こりうることです。

メラニン色素は紫外線を浴びることで生成されると思われがちですが、常時肌に刺激を与えることでも生成され、刺激を受け続けている部位に沈着します。

目の周囲の皮膚は非常に薄いため、もともと刺激やメイクの汚れなどにより色素沈着を起こしやすい部位です。

そのため、目の周囲に色素沈着を起こしたとしても、まつ毛美容液によるものかどうかは判断しにくいと言えます。

まつ毛美容液に含まれる成分の作用ではなく、普段からメイクにより皮膚に刺激を与えている場合や、美容液の成分によりかぶれを起こすことなどが、色素沈着の原因となると考えられます。

とは言え、美容液に含まれる成分が肌に合わず、皮膚に炎症が起きる可能性もあります。

炎症そのものや、炎症のかゆみにより、自分で引っ掻いて肌を刺激することで、色素沈着が起きやすくなります。

まつ毛美容液を使い始めて目の周りにかゆみを感じたり、違和感がある場合には、ただちに使用を中止するようにしましょう。

色素沈着を防ぐためには、自分の肌に合った美容液を選ぶことが大切です。

まつ毛美容液でまつ育!【気になる成分とその効果とは?】のまとめ

ひと口に「まつ毛美容液」と言っても、商品により配合される成分は様々です。また、主成分として同じ成分を配合したものでも、補助的に配合されるものにより作用は異なってくると考えられます。まつ毛美容液を選ぶ際は、コストパフォーマンス面と、配合された成分の作用を確認するようにしましょう。自身に合ったまつ毛美容液を選び、効率的に「まつ育」をして、理想のまつ毛を手に入れましょう。

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