22Jan
顔の赤みって目立ってしまい、印象も悪いので嫌なものですが、この顔の赤みがでてしまう原因というのはどのようなものがあるのでしょうか。乾燥や紫外線などの刺激に耐え切れなくなってしまうと赤みが起きるので、メイクで隠す前に赤みを消すケアをしていきましょう。
顔の赤みが原因でかゆくなったり、肌が腫れてしまったりしまうことがあります。この顔の赤みも肌トラブルなので、しっかり対策していくことが大事になってきます。またアトピーやニキビなどが原因でも顔に赤みが出てくることがあります。
顔の赤みの原因は?
お酒を飲んでいないのに常に顔が赤い人がいますね。顔が赤いと怒っていると誤解されたり化粧がうまくできなくて日常生活にも支障をきたしてしまうと思います。
そういった顔の赤みは何が原因だと思いますか?
頬をはじめとした顔の赤みの原因は、皮膚が薄いからだと考えられています。皮膚は常に紫外線やタオルでの摩擦、洗顔などの刺激にさらされています。そういった外部からの刺激に弱い肌を持っている人が赤ら顔になりやすいのです。
肌が薄くなることによってニキビや吹き出物などの炎症が起こりやすくなります。
皮膚の一番外側で紫外線などの刺激を和らげたりする角質層という部分がダメージを強く受けてしまいます。角質層が削れると、外からの刺激が肌の奥にある表皮や真皮へとほぼ直接伝わってしまいますのでさらに顔の赤みがひどくなるのです。
顔の赤みを消す方法は?
顔の赤みを消す方法は、肌の薄さを改善することです。
顔の赤みの原因である炎症を起こさないようにして、頬や小鼻などの赤みをなくすためには、皮膚が薄い状態を治することがとても大切なのです。肌のターンオーバーは4か月ほどだと言われています。新しくできる肌を厚く刺激に強くすることが重要です。
皮膚の薄さを改善するためには、肌の一番外側にある角質層を健康にする必要があります。角質層が健康になることにより皮膚の水分保持量が増え、外からの刺激などから皮膚を守るバリアのような機能がしっかりと働くようになります。
角質層を健康にするためには、刺激の少ない洗顔料や化粧品を使用したり、日焼け止めを塗って紫外線を浴びないようにしたり、血管を保護する働きのあるビタミンCを意識的に摂るといいでしょう。
ファンデーションやコンシーラーで一時的に顔の赤みを消す方法がありますが、あくまでも一時的なものなので顔の赤みを根本的に解決することが重要です。
下地の選び方は?
顔の赤みを一時的に消す方法として化粧品を使う方法があります。
小鼻などの部分的な赤みでしたらコンシーラーをポンポンと気になる部分につけるだけでだいぶ変わりますが、頬などの大きい面積の赤みを消すには下地を使うといいでしょう。
イエローベースの下地を使用すると下地の黄色によって顔の赤みが中和され、健康な肌の色になります。
透明の下地やピンク色の下地を使用するよりはイエローやグリーンの下地を使用すると赤みが目立たなくなるようです。BBクリームなどの下地自体に色がついていてサラサラとした付け心地ではなくしっかりとした付け心地のものでも顔の赤みを消す事が出来るでしょう。
乾燥でも赤くなる
肌が乾燥していると、顔がつっぱったりカサカサしていたり粉が吹いたり皮膚がむけたりなどの症状が出ます。その他にも顔が赤く見える事があるのです。乾燥により皮膚がむけることによって肌の奥にある真皮がダイレクトに刺激を受けてしまいます。
刺激を受ける事によって肌を守ろうとして炎症が起きてしまうのです。
このような乾燥状態が続くと皮膚が刺激に敏感になりすぎるので顔が赤らんでしまいます。敏感肌になると外に出て紫外線を浴びるだけで肌が荒れたり化粧品やスキンケア用品を使用できなくなってしまい日常生活に支障をきたします。
なので肌を乾燥肌や敏感肌にしないために普段から保湿を心掛け、化粧をしたまま寝たり夜中まで起きて寝不足などの不健康な生活をしないようにしましょう。
腫れることもある?
アトピーなどで顔が赤くなるにつれて腫れてくる症状があります。
まぶたや頬などが腫れあがってしまい人相も変わってしまうときがあり日常生活に支障をきたしてしまいます。
顔の皮膚の中でも目元、口元の皮膚は特に薄いので外部からの刺激を受けやすく刺激によって顔の赤みと共にかゆみも生まれ、そのかゆさから皮膚をかきむしるとその箇所が腫れて熱を持ってしまうのです。
アトピーだけではなくそのアトピーやニキビなどの薬の副作用で顔が赤くなり腫れてしまう場合があるようです。このような場合は、薬の使用を中断して様子を見る事が必要です。その他にも酒さという顔にできる原因不明の慢性炎症性疾患である可能性があります。
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かゆみがでますが、かきすぎてはいけません
顔の赤みの原因である炎症は悪いものではありません。炎症は、紫外線や過度の洗顔など外部から与えられるの刺激から自分の肌を守るためにはたらきなのです。
細菌や有害なものから身体を守るために作られる免疫が正常に働かないことによって炎症がひどくなったり肌が荒れたりしてしまいます。
皮膚が薄くなっていると外部からの刺激を直接肌の奥の真皮にまで与えてしまうので免疫システムが誤作動を起こし炎症を引き起こしてしまうのです。こういった誤作動から起きてしまう炎症は、かゆみを伴う場合が多いです。
かゆみを我慢できずにかきむしってしまうと肌に傷がつきさらに肌が薄くなってしまうのでかゆみを我慢する必要があります。すぐにかゆみがなくなることはないのであまりにも我慢できない時は皮膚科を受診するといいでしょう。
ニキビだったかも
顔の赤みをよくみるとニキビだったというときはありませんか?
ニキビでないにしてもニキビ跡だったという場合があります。
このように目立つニキビ跡には辟易してしまいますね。ニキビ跡がなぜ赤く見えるのかというと炎症しているからです。その炎症は、肌を元の正常な状態にしようとしている結果なのでいつかは治るものなので安心してください。
ニキビがいつまでたっても治らない時には肌が弱っているサインなのでできるだけ外の刺激に触れないようにして栄養のバランスの摂れた食事と正しい日常生活を送りましょう。
夜更かしや化粧をしたまま寝たり暴飲暴食は、顔の赤みやニキビの治療を遅くしてしまう原因です。
肌のターンオーバーは4か月ほどだと言われているので焦らずにゆっくりと治るようにしていきましょう。
ニキビ跡が赤くなる?
顔の赤みをよく見てみるとニキビ跡の場合があります。
ニキビ跡とはその名前の通りニキビの跡でそれ以外にも肌に出来た炎症や傷の状態のことを言います。ニキビ跡が赤みを帯びていて顔が赤く見える場合があります。
ニキビによって皮膚が膨らんだ後、平らになりニキビの赤みだけが残った状態です。原因は、ニキビが炎症を起こした時に毛穴の周りで血が溜まる症状が起き赤みを帯びるからだと言われています。
クレーターのように凸凹になったニキビ跡は、想像するだけで落ち込んでしまいますね。
ニキビ跡を治すには長期にかけて刺激をあまり受けないようにするしかありません。
肌のターンオーバーは4か月から1年ほどかかると言われています。肌の自己再生能力を信じるしかないのです。自分で肌の再生を促すためにビタミンCが配合されたの化粧水や美容液を使用してスキンケアをじっくりと時間をかけて行うといいでしょう。
アトピーが原因になることも
アトピーの症状の一つに顔の赤みがあります。
女性にとって顔の赤みはなんとしても治したいですね。いくらファンデーションや下地を使用して赤みを隠したとしても根本的な解決にはなりません。そもそもアトピーとはかゆみを伴う慢性疾患です。原因はさまざまあり、食べ物や空気中のダニなどのアレルギーや精神的なストレスがあります。
かゆみの症状が重く、かきむしったりする傷もできてしまい余計に治りにくくなってしまいます。アトピーの治療法は、ステロイドが配合された塗り薬を塗ることが一般的です。ステロイドの副作用を恐れる人もいますが適切な量や頻度を守って使用しましょう。
赤ら顔が原因?
自律神経や交感神経が緊張すると、皮膚の下にある毛細血管が拡張して流れが滞り、鬱血することにより、肌が赤く見える状態になることがあります。
これがいわゆる、赤ら顔です。
赤ら顔の原因は様々ですが、その原因に合わせた対処をしていくことが赤みを消す近道です。
また、赤ら顔は日頃のケアは大切ですが、適した化粧水をしっかりと選ぶことが、最も重要だと言えます。
ステロイドで治療?
顔が赤くなったりなどの皮膚の症状が出た場合は、まず皮膚科に行きます。
その皮膚科で処方される薬はステロイドが多いです。
ステロイドは抗炎症作用と免疫抑制作用といった働きががあります。ステロイドというと副作用に皮膚が薄くなったり顔が赤くなったりする皮膚委縮と毛細血管拡張があります。
その他にも毛が多く生えたりニキビが出来たりなどの副作用が出る場合もありステロイドのせいで顔の赤みがひどくなる時もあるようです。ステロイドによる副作用を出来るだけでないようにステロイド剤を塗るときには「塗る期間」「塗る量」「塗る頻度」などしっかりとお医者さんと相談し効果判定をするといいでしょう。
顔の赤みが原因で腫れやかゆみも?【下地で消す方法!】のまとめ
顔の赤みは肌が弱いということもありますが、不摂生や栄養バランスでも弱くなってしまうことがあります。顔の肌はメイクなどで負担がかかる場所なので、毎日のスキンケアが大切になってきます。
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