24Mar
ココナッツオイルはニキビや肌荒れなど美容効果が高いと女性から人気ですが、肌への浸透力や刺激などはどのような感じでしょうか?またココナッツオイルの使い方にはどのようなものがあるでしょうか?
ココナッツオイルの効果は美肌をはじめ抗酸化力があるので老化防止やコレステロールなど健康などにも効果が期待できます。ココナッツオイルの使い方はスキンケアだけではなく、食用としても摂取できます。
ココナッツオイルとは?
最近世間で「ココナッツオイル」という言葉をよく耳にします。
海外モデルのミランダ・カーを始め、多くの美女、著名人達がその効果を実感し夢中になっているそうで、若い女性や美容好きな方たちに人気があります。
ではそのココナッツオイルとは一体何なのか、調べてみました。
ヤシ油とも呼ばれるこのオイルはココヤシという植物から作られる油脂のことです。
種子内部の胚乳から抽出され精製されて商品になります。ただし、アブラヤシと呼ばれる植物の果肉からとれるパーム油のことをヤシ油というふうに名称付ける場合もありますので、混同しないように注意しましょう。
食用油としてはもちろん、石鹸やクリームなど肌につけるものの原料としても使用されています。
ココナッツオイルの効果は?
ではココナッツオイルの何が良いのか。オイルや油と聞くとダイエット中の人や美容を考える人にとっては大敵のように思えます。
しかし、良質な油は美容や健康を考えると積極的に摂取するべき大事な食材なのです。
ココナッツオイルには飽和脂肪酸が含まれています。
この飽和脂肪酸も過剰に摂りすぎると動脈硬化を招いたり、コレステロール値が上がりやすくなる、と危ぶまれています。
しかし、ココナッツオイルに含まれる飽和脂肪酸はその中でも中鎖脂肪酸というものに分類されます。
この中鎖脂肪酸は一般の長鎖脂肪酸と違い、吸収が早く、脂肪からエネルギーへの変換効率が大変良いです。そのおかげで体内に無駄な脂肪として留まることなく太りにくい油と言われているのです。
更にココナッツオイルには、動脈硬化、肥満の原因と言われるトランス脂肪酸が含まれていないのです。
また、オリーブオイル同様、そしてそれ以上に酸化しにくく、またビタミンEも豊富に含まれているおかげで美肌効果があり、がん予防、老化予防にもなります。
また母乳成分であるラウリン酸も含まれていて、これによって抗菌効果も期待できます。つまり、ココナッツオイルは万能のスーパーフードなのです。
では使い方は?
万能のココナッツオイル、その使い道もまた豊富にあります。
まず、食用として取り入れる場合ですが、一番簡単な方法で飲みものに入れることです。
その際は必ずホットドリンクに入れるようにしましょう。
冷たいものに入れるとオイルが固まってしまいます。紅茶やミルクに入れることでほんのりとココナッツの香りがする美味しいドリンクになりますよ。
飲み終わったあとは唇にうっすらとオイルの膜が塗られ、それもまたリップケアとしての効果があります。
あとは、揚げ物油やドレッシングとしても使えます。ダイエット中に気になる油物も安心して食べることができるのが嬉しいですね。
そして次にボディーケアとして塗布して使う方法です。
ベビーオイルやバージンオイルなど肌に直接使用するオイルもたくさん売られていますが、ココナッツオイルもまた同様にして使うことができます。自然素材なので赤ちゃんの肌、傷のある肌にも優しいです。
ビタミンEの効果で乾燥を防ぐことができ、肌荒れやかゆみも改善します。
また、浸透率が高いのでベタつきも気になりにくいと言われています。塩や砂糖と混ぜてスクラブ状にして使うこともおすすめです。洗い流した時につるつる、すべすべの美肌に感動しますよ。
肌荒れに良い?
様々な効果を言われているココナッツオイルはもちろん肌荒れにもとても効果的です。
南国などの国では子供から大人まで万能薬として使っているそうです。
浸透率が他のオイルやクリームよりも格段に良い為、細胞までその成分が行き渡り、内部から肌を修復しきれいに若返らせてくれます。免疫力増加、抗菌作用のあるラウリン酸のおかげでアトピーやニキビなどの肌荒れトラブルにも効果的といわれています。
天然成分なので安心、安全に使うことができることもポイントです。
また、かゆみを伴う皮膚疾患によりかきむしった傷のある肌にもココナッツオイルを使用することによりその傷口をカバーし炎症の拡大を防ぎます。
冬の寒い季節には手足の乾燥であかぎれやささくれなどで悩んでいる方も多いと思いますが、そんな時もハンドクリームとして常用することができるのでおすすめです。
ココナッツのほんのりとした香りもまるで香水をつけているようでリラックスできます。
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ニキビにも良い?
もちろんアトピーやニキビといった肌のトラブルにもココナッツオイルは良いです。
むしろ、そういう方にこそ使用をおすすめしたいと思います。
一般に売られているオイルやクリーム、化粧水などと違い、完全に自然から採れたものなのでその成分に心配することはありません。市販のものだと「何が使われているんだろう」「この成分は自分の肌に合っているのだろうか」と気になる点がたくさんあります。
ココナッツオイルの抗炎症作用、抗菌作用により外から刺激からニキビを守ります。更に内部からの肌再生力で新しいきれいな肌が生まれてくれます。ニキビ肌で悩んでいる人は、化粧水などと混ぜたり、保湿用オイルとしてスキンケア後に普段から使用することでより効果が期待できます。
刺激は大丈夫?
ココナッツオイルは刺激を感じにくいとも言われています。
普通、炎症を起こしている肌や傷のある部分に美容クリームや化粧水を使うと、物によってはひりひりという刺激や痛みを感じてしまったり、保湿がしきれず肌がつっぱる、などの問題が出てくる場合があります。
しかし、ココナッツオイルは自然成分なので肌にも自然に馴染んでくれます。
更に浸透率の高さによりベタつきも気にならずさらっとした感じで気軽に塗布できます。南国などの国では、子供の虫刺されや傷口にも使われているそうです。日本でいうオロナイン軟膏のような存在なのかも知れません。
参考⇒オロナインパックはニキビに効果的!【角栓もゴッソリ取れる?】
更に赤ちゃんの肌を保湿する為、ベビーオイルのような役割でも使用されているそうなのです。
肌の弱い人、敏感肌の人にも安心して使えるわけですね。また、酸化しにくく保存料を加えていないのに長期保存できるものなので、古くなったオイルによる肌トラブルなどの心配もありません。
アトピーにも?
低刺激のココナッツオイルはアトピーなどのひどい炎症や肌荒れにももちろん安心して使えます。
オイルなのでクレンジングとして使用したり、化粧水に混ぜたりして使ってみるのもいいですが、体全体にその炎症が広がっている場合、お風呂に数滴入れて使うことで肌全体をケアすることができます。
市販のクリームやオイルが敏感肌、アトピー肌の人に良くないのは、石油が原料のワセリンが含まれていることが原因となっていることが多いです。
ココナッツオイルは刺激が少ないのでピリピリしたりヒリヒリと痛むことがないので誰にでも使うことが出来るのです。
また、乾燥を防ぐ保湿効果があるおかげでアトピー肌を外からしっかりと守ってくれます。乾燥を防ぐことでかゆみなどもなくなり、肌荒れの悪化を防止します。免疫力を高める力はインフルエンザ予防にもなる程だと言われているのでその効果は絶大です。
浸透力はどう?
ココナッツオイルは、分子が細かい、中鎖脂肪酸が多くある、といった理由から肌への浸透率が非常に高いです。
人間の皮脂の成分と近い、ということも理由の一つです。
そのおかげで自然に肌に浸透し、ベタつきが気にならないさらっとした塗り心地を体感することができます。
肌のお手入れにはもちろんのこと、髪の毛のパサつきを抑えるのに使用するのもおすすめです。
また、直接塗るだけではなく、お風呂に入れる、石鹸と混ぜる、化粧水と混ぜる、ヘアケアクリームと混ぜる、などミックスして使うのも良いでしょう。
ただし、これらの効果を得る為には100%天然のヴァージンココナッツオイルでなくてはいけません。メディアなどでの人気から、「ココナッツ」と書かれただけの類似品やまがい物も多く出回っているので、多少値段が高くても、ちゃんと「天然」と書かれたヴァージンココナッツオイルを選びましょう。
食用としても安心!
食用として使う場合ももちろんなんでも大丈夫です。
そのまま使ってもいいですし、熱して使ってもその効果は実感できます。
モデルのミランダ・カーはスプーンで何杯かそのままでオイルを飲んでいるそうなので驚きですね。またバターやマーガリンと一緒に食べても合わせて吸収・消化を良くしてくれるので、ダイエット中に食べたくても食べれないバターを使ったお菓子やトーストなども食べれるのが嬉しいですね。
その際はバターを塗ったトーストに数滴ココナッツオイルを滴らすだけでOKです。
チョコレートやクッキーなどのお菓子を作るときにココナッツオイルを使用してみるのもおすすめです。美容効果が期待できるだけでなく、ココナッツのほんのりとした甘い香りが美味しさを引き立てます。
また、揚げ物の油として使うと、酸化安定の効果のおかげで美味しさが長持ちする効果があると言われています。
ココナッツオイルの効果と使い方は!【刺激や浸透力は?】のまとめ
健康にも良いとされているココナッツオイルなので、毎日のオイルをココナッツオイルにするだけで女子力がアップするかも!?
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