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中国のシンプルスキンケア事情とスキンケアブランド3選

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近年、中国発のコスメが人気を伸ばし始めています。口紅やアイシャドウなどは他にはない可愛らしいアイテムが多く、若い世代の支持を得ているようです。メイクアップコスメが人気を伸ばす傍ら、中国ローカルブランドのスキンケアコスメも注目を集めています。中国式のスキンケアの内容について、また中国発のスキンケアブランドについてまとめました。

中国のスキンケア事情

中国はもともと、日常的にメイクをするという習慣がない国でした。日本のように「メイクは身だしなみのひとつ」という考えは薄く、現在でもメイクアップやスキンケアに対する考え方にはバラつきがあるようです。SNSなどの影響かメイクやスキンケアに対する意識が高く、コスメにかなり投資する人もいれば、ほとんど化粧はしないし特別なケアもたまにしかしないという人もいます。それでも全体的な傾向としては、「メイクよりはスキンケアに重点を置く」という考え方が強いようです。

中国のスキンケアコスメのトレンドは「自然派」「天然派」といったものです。天然や自然の力を利用するものといえば漢方があります。古くから存在した漢方と同様のものと考えると、中国の人には馴染みが深く、受け入れやすかったのでしょう。また最近の中国では化学合成を嫌う傾向が見られます。これまでのさまざまな場面において科学有害物質による健康被害が起こり、中国の人たちも敏感になっているのです。しかし一方でオーガニックを売りにしているコスメブランドはまだ少ないです。オーガニックコスメについては、今後少しずつ増加するのではないかとみられています。

CHANDO(自然堂)

CHANDOは2001年に上海で誕生したコスメブランドです。中国哲学の考え方に基づき、自然由来成分を使用し、美を追求することをコンセプトにしています。原料にはヒマラヤ山脈の氷河から採取した不純物を含まない水を使用しています。また中国人の表皮細胞を培養、研究を重ね、東洋人の肌に合うよう商品開発を行っているとのことです。そして女性向けの商品だけでなく、男性向けの商品も多く展開されています。

PECHOIN(百雀羚)

PECHOINは「上海富貝康化粧品」が1931年に創設した老舗のスキンケアブランドです。こちらのスキンケアコスメも原料には植物由来の天然成分を使用しています。使用感に刺激が少ないと評判です。特に漢方成分が配合されたクリームがお土産としても人気があります。ハンドクリームやボディクリームとして全身に使えるという汎用性に加え、価格がリーズナブルなので、とにかくコスパが良いと言われています。またタピオカ店や博物館などとのユニークなコラボレーション商品を発表するなどして話題を呼んでいます。

Lucenbase

Lucenbaseは2008年に誕生したブランドです。ヒアルロン酸に対し高い技術力を持っていて、自然発酵のヒアルロン酸成分をベースにした商品を開発しています。このブランドの商品がSNSで学生向けとして紹介されたことにより、特に若い世代の人気を集めているようです。スキンケアコスメの他に、ヒアルロン酸の技術を生かして保湿効果の高いベースメイク商品も開発し、多くの支持を得ています。

まとめ

中国のスキンケア事情とスキンケアブランドについてお伝えしてきました。中国ではメイクよりもスキンケアという考え方が強いのですが、ケアすらも億劫に感じるという人も少なくないとのことです。そこで、なるべくお肌に手をかけない、シンプルなケアというのが基本になっているのでしょう。シンプルなケア方法だからこそ、使用するスキンケアコスメは信用できるものを選びたいところです。中国のローカルスキンケアブランドは、日本ではまだ少し知名度は低いです。ですが、肌質が似ていることを考えると、今後日本でも受け入れられていくかもしれません。

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