8Oct
微笑みの国タイは日本人に対しても優しい印象があります。そんなタイに旅行などでいった際に、美容室で施術を受けてみたいという方もいることでしょう。そんな方にとって技術力などを知りたいと思うのではないでしょうか。そこで日本とタイの美容室を徹底比較してみたいと思います。
応用力に大きな差がある
タイの美容室に在籍する美容師は無料の職業訓練校にあるコースに通うことで美容師として働くことができて、一定の基礎力はあります。しかし日本ほどの厳格な免許制度はなく、一定以上の基礎力を持ち合わせていない美容師も少なくありません。日本の美容室ではまだ見習いといった立場の美容師もいるものの、数多くのお客様の要望に応えるべく応用力を持ち合わせています。タイの美容室に在籍する美容師の場合は要望を伝えたとしても、できるヘアスタイルに限りがあり、引き出しの差は大きいといえるでしょう。
タイの美容室よりも日本の美容室の価格が高いのはそれ相応の技術力を駆使して提供しているためです。カットにしてもカラーにしても一定の型があることを理解しておいた方がよいでしょう。応用力という点においては日本の美容室の方が優れていることが圧倒的に多いです。
ブローに長い時間をかける理由について
タイの美容室では日本の美容室よりもブローに長い時間をかけるのが特徴となります。この理由としてはロールブラシで徹底的に伸ばして完全に乾かすのが定着したスタイルであるためです。タイという国は湿度が高いということも影響しています。髪の長い女性の場合は特にスタイリングやシャンプーを自分で行うことが困難であるため、美容室が受け皿として機能している一面もあります。
カット中心の美容室だけではなく、トリートメントやヘッドスパなどの多岐にわたるメニューが用意されている場合もあり、日本の美容室と似ているといえるでしょう。タイの美容室ではカットやカラーは一定の型に当てはめて対応していくものの、快適に過ごせるように多岐にわたるサービスを展開しています。カラーリング、顔剃り、エクステのオーダーも少数ながらあります。
技術力よりもサービス力
タイの美容室の特徴としては日本の美容室と比べると技術力よりもサービス力が際立つことです。単に髪の毛を切るといった目的だけで美容室を利用する方はそう多くはありません。業界の動向や固定顧客をしっかりリサーチしたうえで、お客様の要望をキャッチすると技術力よりもサービス力の方が重要であるのがタイの美容室の状況となります。
日本の美容室の場合は技術力がピックアップされ、さらに応用力のある美容師がどれだけ在籍しているかが注目されるかのポイントになります。サービス力に関してはどの美容室も当たり前に兼ね備えており、よほど特筆する点がないと、ピックアップされることはありません。
タイの美容室と日本の美容室で異なる点が多いのはそれぞれの国の気候や美容業界の状況が異なるためです。いちがいにどちらが優れているかではなく、それぞれにどういった特徴があるのかを知ることが重要です。それぞれの国に在住したときにどういった違いがあるのかを知ることによって戸惑うことはなく、余計なストレスを溜めることなく自分に適している選択ができるようになるでしょう。
まとめ
タイ国内の有名美容室だとハイクオリティなサービスを受けられますが、一般的なサロンだと日本よりもカットのスキルが劣ってしまうと感じるところもあります。ただ来店するお客様に対する丁寧な対応とサービス精神はとても優れており、癒しを求める方には特に快適な時間が過ごせるのではないでしょうか。
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