7Oct
最近は男性も肌に気を使い、スキンケアを積極的にする方も増えてきました。ドラッグストアに行けば、メンズスキンケア用品も多数並んでいます。
しかし、男性用と女性用でスキンケア用品が分かれていますが、その違いや基準は何なのでしょうか。
この記事では、男性用と女性用のスキンケア用品の違いと、男性が女性のスキンケア用品を使用しても良いのかをご説明します。
男性と女性の肌の違い
そもそも、なぜ化粧品で男性用と女性用で分けられているのでしょうか?
理由は男女の肌質の違いです。その違いから見ていきましょう。
男性の肌の特徴
・女性よりも皮膚が厚く、水分量が少ない
・男性ホルモンの影響で皮脂分泌が多い
・ひげ剃りで肌にダメージを与えやすい
・キメが荒く、毛穴が目立ちやすい
女性の肌の特徴
・男性よりも皮膚が薄い
・水分量、保水力が男性より高い
・紫外線などの外的ダメージに弱い
・キメが細かく、柔らかい
このような違いが挙げられます。この肌質の違いによってスキンケア用品の用途に違いが出るのです。
男性用と女性用のスキンケア用品の特徴
男女で肌質が違うことがわかりましたが、スキンケア用品はどのように違うのでしょうか。
その特徴を比べてみましょう。
男性用スキンケア用品の特徴
・洗浄力、脱脂力が強い
・皮脂を抑える、ニキビケアに特化している
・メントールが含まれているものが多い
女性用スキンケア用品の特徴
・男性用と比べて洗浄力はマイルド
・乾燥対策として保湿力の高いものが多い
・美容成分、美白成分にもアプローチしたものが多い
男性は皮脂が多いため洗浄力を重視、女性は肌を清潔にするだけではなく、更に美容効果を求める傾向にあります。
求める効果や悩みが違うので、男性用と女性用で分けられるようになりました。
男性はメンズスキンケア用品を使うべき?
男性用と明記されているなら、男性はメンズスキンケア用品だけを使うべきでしょうか?
そんなことはありません。使用する人の肌にあっていれば男性が女性用スキンケア用品を使っても良いですし、その逆でも何も問題はありません。
理由1キャッチコピーの一部だから
化粧品は基本的に女性向けに作られていたので、見た目もオシャレなものが多いです。それを男性が手に取るのはちょっと抵抗があると思います。
その抵抗感をなくすため、男性用と区別して手にとってもらいやすくしているのです。
理由2十分な効果を得ることが可能だから
男性が女性用スキンケア用品を使用してもその効果を得ることは可能です。
例えば、男性用の洗顔料は刺激が強く、肌がピリピリするなら、低刺激で自分が求めている効果の女性用洗顔料を探せば良いのです。
性別の区別にとらわれず、選択肢を幅広くして自分にあったスキンケア用品を探すことができます。
自分にあったスキンケア用品の選び方
では結局男性はどのようなスキンケア用品を選べばよいのでしょうか。
一番大切なのは自分の肌質を見極めることです。
乾燥肌に悩んでいる
男性の肌は皮脂分泌量が多いですが、同性でも個人差があります。皮脂分泌量が少なく、水分が飛んで肌が乾燥するなら、洗浄力を抑えめに、保湿成分の多いスキンケア用品を選ぶと良いでしょう。
シワ、シミが気になる
メンズスキンケア用品には洗浄力やニキビケアに特化しているものはありますが、シワやシミに対する効果が含まれているものはあまり見かけません。
そういった効果は女性用スキンケア用品に多く見られるので、エイジングケアに特化したスキンケア用品を探してみましょう。
肌がピリピリする
自分にあわないスキンケア用品を使用すると、肌がピリピリしたり、痒みの症状が出ることがあります。
肌を守るつもりが、逆にダメージを与えてしまっているので、使用を中断して、肌の回復に専念しましょう。
まとめ
スキンケア用品の違いがわかりましたか?
男性用、女性用とスキンケア用品は分かれて提示されているものが多いですが、自分の肌質にあったものを使うのが正解です。
どんなスキンケア用品を使うとしても、男女で共通するポイントは、洗顔で皮脂を取り過ぎない、しっかりと保湿する、紫外線対策をすることです。
何年経っても若々しく見られる、魅力的な肌にしていきましょう。
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